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大麻の作用

大麻は脳と体にどんな作用があるの?安全性・危険性は?大麻が身体とメンタルヘルスに与える影響

大麻は、アサ科の植物、大麻草のことを指します。葉や花穂を乾燥させたり、樹脂化したりしたものを吸引するのが一般的ですが、近年、世界各地の大麻合法化によって、喫煙以外の摂取方法も多く出てきています。

大麻には、他の薬や処方薬と同様にプラス面とマイナス面の作用があります。大麻の向精神作用は短期的なもので、たいてい数分のうちに現れ、30分以内にピークを迎え、2〜3時間後には消えていきます。

大麻は、喫煙による摂取が一般的ですが、喫煙以外にも次のような摂取方法があります。

・ベイプ
・経口摂取(食べる・飲む)
・ チンキ
・ エディブル(食用大麻)
・ オイル
・局所塗布

では、大麻は実際、私たちにどのような作用・影響があるのでしょうか?

今回の記事では、大麻が私たちの身体とメンタルヘルスに及ぼす作用・影響について説明します。

メンタルヘルスとは、精神面における健康のことを指します。主に精神的な疲労、ストレス、悩みなどの軽減や緩和とサポート、メンタルヘルス対策、や精神障害の予防と回復を目的とした場面で使用されます。

大麻が身体の健康に及ぼす作用・影響

大麻が私たちの健康に与える作用・影響については、まだ研究が始まったばかりです。というのも、最近までほとんどの国で大麻は違法だったため、研究がほとんど行われてこなかったからです。

しかし、世界中で大麻の合法化が進む現在、様々な大学や研究機関で「大麻が健康にもたらす影響」についての研究が行われています。

そのため大麻は、適切な量や使い方をすれば、健康や病気の治療に非常に有効な植物であることが明らかになってきました。大麻の使用が身体の健康に及ぼす一般的な作用・影響には、次のようなものがあります。

大麻が身体の健康に及ぼす一般的な作用

・喫煙による気管支炎を発症する可能性の増加
・喫煙による痰の増加
・喫煙中に誤って口やのどをやけどするなど、一部の発がん物質を含む刺激物による 肺の炎症
・大麻の主要な精神活性化学物質であるTHCの影響による免疫系の弱体化
・疼痛緩和
・嘔吐と吐き気の減少
・心拍数の上昇(毎分20~50回速くなる)
・血流の増加による目の充血
・ドライマウス

・短期間の緑内障症状の緩和
・喫煙による喘息などの肺疾患の悪化
腫瘍増殖に対する阻害
・妊娠中の大麻使用による胎児の発育障害
・10代の若者の脳の発達を阻害

 

また、大麻を医療目的で使用する場合、一般的に次の効果が見られます。

大麻を医療目的で使用する場合の一般的な効果

・特定の病状に伴う痛みの軽減
 炎症の軽減
・化学療法を受けている人の吐気の軽減
・ガン細胞の増殖を遅くする/とめる

アルツハイマーの予防
・緑内障の治療に有効
・関節リウマチを楽にする
・てんかん発作の抑制
・パーキンソン病からくる震えの抑制
・クローン病の症状の緩和・改善
・ドラベ症候群の症状の抑制
・C型肝炎の治療における副作用の抑制、治療
・不安の減少

・脳卒中後の脳を守る
・脳の損傷を保護

大麻がメンタルヘルスに与える作用・影響

大麻がメンタルヘルスに与える一般的な作用・影響は、次のようなものがあります。

・食欲増進
・うつ病症状の増減 (使用者による)
不安症状の増減(使用者による)
・判断力の低下、思考力の低下
・記憶障害
・ドーパミンが放出され高揚感が生じます
・長期使用後の離脱症状
・一時的な妄想と幻覚
依存(場合により)

大麻には多くの心理的影響があり、これが全てではありません。また、大麻の副作用の中で最も知られていないのは、メンタルヘルスに対する影響です。多くの大麻ユーザーは、抗うつ、不眠症などの一般的な治療薬として大麻を使用しています。

2015年2016年に実施された「大麻がメンタルヘルスに及ぼす影響」に関する最近の二つの研究で、「大麻がメンタルヘルスに悪影響を及ぼす可能性がある」ことが明らかになりました。

しかし、これらの研究では、人間関係やその他のストレスなど、メンタルヘルスや病気の原因となりうる他の影響の調査も実施しました。

その結果「メンタルヘルスへの影響は、大麻が原因ではなく、その人の精神状態や環境が引き金になっている可能性がある」ことがわかりました。

これらの研究結果は、「大麻の頻繁な使用は、メンタルヘルス上のリスクに関連性がある」と主張している研究と一致していましたが、「大麻が直接的な原因ではない可能性がある」ということに注目しました。

大麻が若者や子供に与える影響

大麻は、若者の発達途上の脳に影響を及ぼすのでしょうか?

大麻は、成人が使用すれば安全だと言われていますが、一方で子供や10代の若者は、潜在的な悪影響を受けやすくなります。これはお酒と同じですね。

妊娠中に大麻を使用すると、生まれてくる赤ちゃんは、成長に伴って記憶力や集中力に問題が生じる場合があります。授乳中の母親が大麻を使用している場合も、胎児が大麻の有害作用にさらされている可能性があります。

そのため、妊娠中および授乳中の大麻の使用は推奨されていません。いくつかの研究により、大麻使用に年齢制限を設けることは、いい考えだという事が明らかになっています。

「大麻使用に年齢制限を設ける」理由は、脳は成人期(25歳)まで発達し続けることが研究によって明らかになっているためです。

その結果、一部の医療専門家は、脳の発達を妨げる可能性があるため、大麻を推奨していません。

しかし、ペンシルべニア大学の研究者らが2018年夏に発表した研究の、「若者の大麻使用者は、大麻を摂取することで脳の発達に永続的なダメージを与える可能性がある」という主張は誇張されている可能性があるといいます。

研究者らは以下の様に記しています。

「若者を対象とした大麻に関するこれまでの研究では、使用に関連する記憶障害と依存性が誇張されていた可能性があることが明らかになりました。」

この研究では、1973年までさかのぼり、以前の研究で集められた2,000人以上の若い大麻使用者のデータを調べ、彼らの研究に参加した6,000人以上のボランティアと比較しました。

この研究で実施したテストでは、大麻を摂取した被験者は、摂取しなかった被験者よりも低いスコアを示しました。

しかし、大麻を摂取してから72時間後、ボランティアたちのテストスコアは正常に戻り、大麻使用の長期的な影響は、以前考えられていたほど永続的ではない可能性があることが明らかになりました。

大麻使用の長期的な影響

悩んでいる男性米国では、州によって大麻の合法化が広がっていますが、いまだに大麻はスケジュールIの薬物であり、大麻関連物質とその作用に関する研究を制限されています。

また、日本でも大麻取締法により、大麻の研究すら禁止されています。その為、大麻の長期的な影響に関する研究は、現在のところ限られています。

しかし、既存の研究では、大麻の使用と健康問題との間には強い関連性があることが分かっており、大麻を長期的に使用した場合の影響は、次のいくつかの要因によって異なります。

  • 大麻の使用方法
  • 大麻の使用頻度
  • 大麻使用者の年齢
  • 大麻の使用量

また、長期的な影響としては、次のようなものが考えられます。

  • 認知機能障害
  • 心臓血管病のリスク
  • 呼吸器のリスク
  • がんリスク
  • 依存リスク

1つずつ解説していきます。

大麻使用の長期的な影響①認知機能障害

大麻の長期的な使用は、認知障害を引き起こすことがあります。また、国立薬物乱用研究所(NIH)によると、未成年の時から長期的に大麻を使用した場合、思考、記憶、学習に影響を及ぼす可能性があります。

米Northwestern Medicine社が2015年に実施した研究によると、約3年間、毎日大麻を吸っていた若者の海馬は異常な形をしており、その後、大人になって記憶力が低下しました。

デューク大学の研究者らは、青年期に大麻を大量に使用し始め、大麻使用障害を引き起こした人は、13歳から38歳までの間にIQが平均8ポイント低下することを明らかにしました。

最近の報告では、思春期に大麻を常用し、後に禁煙した人は、脳の機能が完全には回復しないことも示唆されています。一方で、大人になって大麻を使い始めた人は、同じ認知低下が見られませんでした。

大麻使用の長期的な影響②心臓血管病のリスク

大麻に含まれるカンナビノイドは、心臓血管の健康に影響を及ぼします。血管を拡張し、安静時心拍数を上昇させ、心臓の鼓動が高まります。

ハーバード大学が2017年に発表した報告書「大麻と心臓の健康:知っておくべきこと」

によると、大麻を吸っている時間帯は、そうでない時間帯に比べ、心臓発作のリスクが大幅に上昇します。報告書はまた、以下の様に述べています。

「ストレスを感じている心臓病患者は、大麻を吸っていると胸痛をより早く発症します。」

また、心臓病のある人は、大麻を吸って心臓発作を起こすリスクも高くなります。研究者らは、大麻の使用と不整脈や虚血性脳卒中との関連性を示していますが、これらのリスクの証拠は限られているためさらなる研究が必要だと述べています

大麻使用の長期的な影響③呼吸器リスク

大麻の喫煙は、発がん性物質であるタールやベンゾピレン、ニコチンなど様々な有害物質が含まれています。

これらの有害物質はタバコにも含まれていますね!

「Journal of General Internal Medicine誌」に発表された報告によると、大麻は、タバコの煙に含まれるタールと同レベルのタールを含んでおり、発癌物質を最大50%多く含んでいます。

また大麻は肺に影響を及ぼします。喫煙による大麻の摂取は、タバコよりも深く息を吸い込み、長く煙を吸い続けるため、一酸化炭素を5倍、タールを3倍吸収すると言われています。

これらの毒素にさらされると、長期的な肺疾患のリスクが高まります。大麻を常用している人は、使用していない人よりも、せき、喘鳴、たんが出る可能性が高くなります。

また、肺感染症、気管支炎、その他の重大な呼吸器系の合併症のリスクも高く、大麻と慢性閉塞性肺疾患(COPD)も関連しています。

※COPDは、たばこの煙などの有害物質が原因で肺が炎症を起こし、呼吸がしにくくなる病気

そのため近年は、喫煙以外の摂取方法の人気が高まっており、肺に刺激を与えない「大麻エディブル」や「大麻オイル」を使用する人々が増えています。

大麻喫煙による肺への影響は以下の記事で詳しく解説してますので興味があればチェックしてみてください。

大麻使用の長期的な影響④がんリスク

喫煙による大麻の摂取は、発がん性物質が含まれているため、研究者らは、

大麻の使用が肺がんを引き起こす可能性があるのではないか?

と考えています。

しかし、このテーマに関する研究は限られており、矛盾しています。大麻の長期使用による健康への影響に関する2013年のレビューでは、大麻が肺がんに関連していました。

一方で、いくつかの大規模な研究では、大麻の使用と肺や上気道のがんとの間に関連性は認められませんでした。大麻と癌との関連は不明となってます。さらに多くの研究が必要でしょう。

大麻使用の長期的な影響⑤依存リスク

米麻薬取締局によると、「大麻使用者の約9%が依存症になる」と推定されています。また、大麻を使用する年齢が若い人ほど、後に大麻や他の薬物に依存する可能性が高くなります。

アメリカ国立衛生研究所の調査報告書「大麻に中毒性はあるのか?」によると、18歳までに大麻の喫煙習慣を身につけた人は大麻使用障害を発症する可能性が成人の4~7倍高くなる」と示唆しています。

さらに長期間、大麻を使用しているユーザーは、重度の大麻使用障害や習慣性依存が生じる場合があります。

大麻依存は、健康や経済的な問題を引き起こすことがあり、また社会的孤立や人間関係でトラブルを引き起こすこともあります。大麻もお酒と同じように適度の使用が大事ですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

大麻は古くから嗜好目的や医療目的で使用されてきました。2019年の時点で、米国の34州が医療目的などの何らかの形で大麻を合法化しています。米国以外でも、カナダ、ウルグアイが嗜好用大麻を解禁しており、タイ、韓国でも医療大麻が合法化されています。

大麻が健康や様々な症状にもたらす効果は、まだ研究が始まったばかりですが、既に大麻がもたらす様々な作用が研究によって明らかになっており、主に病気の治療などの目的で活用されています。

大麻を支持する人の多くは、大麻が「現代の万能薬」であると考えていますが、一方で大麻のマイナス面がプラス面を上回ると考える人もいます。大麻も乱用すれば悪影響がありますが、適切な使い方をすれば非常に効果的な薬になります。今後さらに多くの大麻に関する研究結果が出てくることに期待ですね。

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