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カンナビノイドとは?大麻由来の成分「カンナビノイド」の種類や効果を解説!

CBDを含有した商品が日本でも広く流通するようになり、多くの人の日常生活に溶け込んでいますが、そもそもCBDなどの大麻由来の成分を指す「カンナビノイド」についてどれぐらいご存知でしょうか。

カンナビノイドがそもそもどういった成分なのか、どのような効果を持ち、どのような種類があるのか意外に知らないことが多いはずです。

そこで今回は大麻由来の成分でもある「カンナビノイド」について詳しく解説してきます。

カンナビノイドとは?

カンナビノイドは、大麻草に含まれる自然由来の化合物です。

大麻草には、カンナビノイド、テルペン、フラボノイド、フェノールなど約500種類もの化合物が含まれており、その中でカンナビノイドに含まれる化合物は104種類あると言われています。

認知度の高いカンナビノイドとしては、精神活性作用を含むTHC(テトラヒドロカンナビノール)や、リラックス効果や睡眠改善などの効果が期待されるCBD(カンナビジオール)などがあり、皆さんも目にしたことがあるのではないでしょうか。

また、大麻草由来のカンナビノイドを「植物性カンナビノイド」と呼び、、体内で生成・活性されるものを「内因性カンナビノイド」と分類されます。

カンナビノイドが持つ効果は?

そもそも人間の身体には、食欲や痛み、免疫、感情、運動機能などを調整するECS(エンド・カンナビノイド・システム)と呼ばれる機能が備わっています。

1992年にアナンダミドと呼ばれる体内のカンナビノイド受容体に結合する脳内の天然物質が発見され、脳細胞や中枢神経系に多いカンナビノイド受容体「CB1」と身体と免疫細胞に多いカンナビノイド受容体「CB2」の2つのタイプが存在します。

外部からの強いストレスを受けることでECSの働きが弱まり「カンナビノイド欠乏症」と呼ばれる状態になり、さまざまな疾患の原因になることが判明しました。

カンナビノイドを摂取することで、このカンナビノイド欠乏症を解消し、身体のさまざまな機能を正常に戻す働きがあると言われています。

【カンナビノイドに期待される効果】

  • 睡眠の改善
  • リラックス
  • 不安の緩和
  • 鎮痛作用
  • 抗炎症作用

さらに、研究によって以下の疾患に対する効果も明らかになっています。

  • 癌に伴う痛み
  • 神経障害
  • 繊維筋痛
  • 化学療法に伴う悪心
  • 嘔吐
  • 統合失調症
  • トゥレット症候群
  • てんかん(発作)
  • パーキンソン病
  • 多発性硬化症
  • 過敏性腸症候群

研究の進展によってはカンナビノイドが代替的な治療法として幅広く活用されることも期待されています。

エンドカンナビノイドシステム(ECS)については以下の記事で詳しく解説しています。

主要なカンナビノイドの種類

カンナビノイドにはさまざまな種類があります。

約100種類もの成分があるのですが、ここでは主要なカンナビノイドについて解説していきます。

THCやCBDなど有名なカンナビノイドに加えて、あまり知られていないカンナビノイドについても見ていきましょう。

①CBD(カンナビジオール)

大麻草の主要成分でもあるカンナビノイドで、THCのような精神活性作用を生み出さないという特徴があります。

ストレスの軽減や食欲の改善、睡眠障害といった効果が期待されており、研究によって抗てんかん、神経保護、血管弛緩、抗けいれん、制吐といった効果も認められているようです。

日本でもCBDの含有した商品が広く流通しており、代表的なカンナビノイドとして知られています。

CBDに関しては以下の記事で詳しく解説しています。

②THC(テトラヒドロカンナビノール)

THCは、1964年にイスラエルの科学者メクラム氏によって発見されました。

THCは大麻草に含まれる主要な精神活性成分で、摂取すると高揚感や陶酔感を引き起こします。

精神活性作用の他にも鎮痛作用や吐き気の緩和、けいれんの抑制、食欲増進といった効果も期待されるため、海外では医療用として使用されることもあります。

THCに関しては以下の記事で詳しく解説しています。

③CBG(カンナビゲロール)

CBGは、大麻草内のTHCやCBD、CBCの前駆物質のことです。

CBGの主な効用としては抗菌作用が挙げられ、炎症を抑えたり、癌腫瘍を抑制したりといった効果が研究によって明らかになりました。

また、うつ病の治療への効果も認められており、知名度は高くありませんが注目されています。

CBGに関しては以下の記事で詳しく解説しています。

④CBN(カンナビノール)

CBNは、THCの分解によって生じる副産物的な成分です。THCほどではないものの精神活性作用を含みます。

効果としては、鎮痛や抗炎症、睡眠補助などが研究によって明らかとなっています。

CBNに関しては以下の記事で詳しく解説しています。

⑤CBC(カンナビクロメン)

CBCは、THCやCBDとは異なる構造を持つカンナビノイドです。

まだ研究段階の物質ではあるものの、疼痛の緩和や抗炎症、癌腫瘍の抑制、骨の成長促進といった効果が期待されています。

研究によっては神経の新生と関連があると考えられており、神経変性疾患の治療への活用など可能性を秘めている成分です。

⑥THCV(テトラヒドロカンナビバリン)

THCVは、THCと似た構造を持つ成分ですが、大麻草内でCBGを前駆物質とせずに別系統のCBGVを前駆物質とするカンナビノイドです。

食欲抑制や発作・けいれんの軽減といった効果が期待されており、大麻草の中でも中央アジアやアフリカ南部の品種に含まれています。

THCVに関しては以下の記事で詳しく解説しています。

⑦CBDV(カンナビジバリン)

CBDVは、CBGVを前駆物質としており、精神活性作用を生み出さないことでも知られるカンナビノイドです。

てんかんの治療に対する効果が研究によって示されています。

カンナビノイドは安全?副作用はある?

カンナビノイドの安全性や副作用については、カンナビノイドの種類によって異なります。精神活性作用を伴わないCBDに関しては、有害性や依存性のリスクも低いと評価されている安全な物質です。

ただし、一部以下のような副作用を伴うことがあります。

  • 下痢
  • 食欲減退
  • 倦怠感
  • 強い眠気

また、精神活性作用を含むTHCには、安全性や副作用に関する懸念が提起されています。

  • 不安、妄想(パラノイア)
  • 記憶障害
  • 幻覚
  • パニック
  • IQの低下
  • 中毒

大麻の使用が自動車事故リスクの増加と関連があるという指摘もありますし、若年層や妊娠中の大麻の使用が悪影響を及ぼすという指摘もあります。

さらに、大麻を頻繁に使用することで、渇望や離脱症状、感情や行動の制御が効かないといったリスクもあり、特に青年期に大麻の使用を開始すると脳の発達に影響を及ぼすと言われています。

このようにカンナビノイドの中でも、安全性や副作用についてはバラつきがあると考えた方がいいでしょう。

まだまだ研究が必要な成分でもあるため、カンナビノイドを使用する際は、自分の体質や摂取後の反応を観察しながら、問題がないかをチェックするなど慎重に行ってください。

まとめ:カンナビノイドには100種類以上の成分がある。

大麻草に含まれるカンナビノイドと呼ばれる成分について解説しました。

CBDやTHCについて何となく知っていた人にとっては、カンナビノイドにこれだけの種類があることに驚いたのではないでしょうか。

カンナビノイドは医療分野でも注目されている成分でもあり、将来的な研究の進展によってはさまざまな疾患への治療に応用される可能性も秘めています。

CBDを含有した商品であれば国内でも気軽に購入できるので、ぜひカンナビノイドについて深く知ってみてください。

【参考】

・NCCIH:Cannabis (Marijuana) and Cannabinoids(大麻とカンナビノイド)

・NEWS MEDICAL LIFE SCIENCE:What are Cannabinoids?(カンナビノイドって何?)

・verilife:A Guide to Cannabinoids and Their Effects(カンナビノイドとそれら効果についてのガイド)

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Kohei

マリファナJP代表のKです。 日本経済に新しいマーケットを誕生させると共に、日本人に大麻の素晴らしさを伝え、1人でも多くの日本人に大麻に対する正しい理解をしてもらえる様に現在活動しております。
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