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大麻を持つ手

大麻草って一体何?定義や歴史、効果、法的な扱いを徹底解説!

日本では違法な薬物として規制されている大麻ですが、海外では合法な国や地域もあるため、大麻に対しての価値観は国によってさまざまです。

そのため、大麻の原料とされる「大麻草」について詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。「大麻=薬物=違法」の認識で止まっているかもしれません。

そこで今回は大麻草について定義や歴史、効果、法的な扱いなど、さまざまテーマについて解説していきます。

大麻草とは?

大麻草はアサ科アサ属の植物で学名を「カンナビス・サティバ」と言います。嗜好品として使用される大麻は、主に大麻草の花冠や葉を乾燥させて作られています。

大麻にはTHC(テトラヒドロカンナビノール)と呼ばれる精神活性作用が含まれており、摂取することで、いわゆる「ハイ」な状態となります。

また、嗜好品として使われる以外にも、大麻草は繊維や製紙として使われてきた歴史もあります。麻を用いたヘンプクリートと呼ばれる建築資材は欧米で注目を集めています。

日本でもさまざまな用途で使用されてきた歴史があり、農産業や繊維業と密接な関係があったといえるでしょう。

大麻草の歴史について

日本でも大麻草はかなり古くから人々の歴史に根付いてきた植物でもあり、約1万年前から使われてきました。

弥生時代には、布のほとんどが麻製であったことも判明しており「後漢書東夷伝」や「三国志」「魏志倭人伝」「風土記」といった書物にも、大麻草に関する記述が残されています。

「万葉集」では、藤原卿が麻を撒く風景や、麻を織る情景などが詠まれており、この時代には神聖な繊維であったことが判明されています。戦国時代に木綿の栽培が始まるまで、主要な繊維原料として使われており、茎は工芸品、種子は食料となっていました。

神道では神聖な植物として扱われており、日本の皇室にも麻の糸、麻の布として修められています。

第二次世界大戦以前までは国により大麻の栽培や生産が奨励されていたものの、戦後GHQが公布した大麻取締規則及びその後の大麻取締法によって産業用大麻は規制されてしまいます。

その後、大麻栽培は許可を受けた者でなければ行えないようになり、栽培者は減少傾向にあるものの、栃木県の野洲大麻や滋賀県の近江上布、岩手県の亀甲織など、伝統工芸として残存しているものもあります。

大麻草の効果について

大麻草を使用することで様々な効果が得られると言われています。良い面と悪い面の両方があるので、それぞれ詳しく見ていきましょう。

①ハイになる

大麻に含まれる精神活性作用のTHCを摂取することによって、陶酔感を引き起こし、いわゆる「ハイ」な状態を生み出します。

陶酔感のあるリラックスした感覚を与えるドーパミンと呼ばれる化学物質を分泌することによって、高揚感のある状態になるといわれています。

②不安になる

使用する人によっては、大麻が悪い影響を与える可能性もあります。例えば、不安を感じたり、恐れやパニックを引き越したりする可能性もあり、精神的な健康に悪い影響を与える可能性が指摘されています。

また、高用量の大麻を使用することも妄想を引き起こしたり、現実感を失わせたりするなどの作用があるともいわれています。

③感覚を高める

大麻を摂取することによって、色が明るく見えたり、音が大きく聞こえたりするなど、感覚が敏感になるといわれています。よくクリエイティブな仕事をされている方が大麻を愛用している話を耳にしますが、こういった作用と関係があるのかもしれません。

④中毒性はある

大麻には身体的依存性は見られないものの、精神的依存性が存在します。

そのため、使用者の中には大麻中毒になってしまう可能性があります。10人に1人程度の割合でそのような可能性があり、大麻の使用年齢が若いほどリスクが高まるといわれています。

また、大麻の離脱症状によって、イライラしたり、落ち着きがなくなったりといった作用も指摘されています。

⑤未成年の大麻使用は脳に悪影響

10代で大麻を多用していると脳の発達に影響を与えて、学習や記憶に悪影響を与えるといわれています。

⑥肺への影響

煙を吸引する形で大麻を使用する場合、タバコと同様に肺を傷つけてしまう可能性があります。継続的な利用によって、肺を炎症させてしまい、呼吸器系の疾患や感染症への罹患リスクを高めてしまうといわれています。

⑦痛みを和らげる

アメリカの一部の州では、大麻が医療用に使用されています。大麻を使用することで痛みの緩和、吐き気の抑制、食欲の増進といったさまざまな効果が期待されています。

がん治療での化学療法に伴う副作用による痛みや吐き気を緩和したり、てんかんの発作を抑えたり、エイズ患者の食欲不振を改善したりといった用途で使われています。

⑧空腹を感じる

大麻を使用すると食欲を高め「マンチ」と呼ばれる状態になります。スナック菓子やケーキなど、炭水化物や脂分を多く含む食べ物が美味しく感じられるようになるといわれています。

【参考】

・WebMD:大麻が心と体に与える影響
・healthline:大麻の体への影響

大麻に関する国別の法的な扱い

大麻の取り扱いに関する法律は国によって異なります。全面的に違法とする国もあれば、合法の国もあるなど、大麻に対する価値観の違いは国によって大きく異なるといえるでしょう。

では、大麻に関する国別の法的な扱いについて詳しく見ていきましょう。

①日本

日本では大麻取締法によって、大麻の所持・使用・栽培などが全面的に禁止されています。そのため、医療用大麻の使用に関しても禁止されており、国内で栽培するためには都道府県知事からの免許が必要となります。

罰則についても、使用・所持・栽培などにおいて重たい規定がなされています。

  • 使用:5年以下の懲役(営利目的の場合7年以下の懲役)
  • 所持:5年以下の懲役(営利目的の場合7年以下の懲役)
  • 栽培:7年以下の懲役(営利目的の場合10年以下の懲役)

【参考】電子政府の総合窓口e-Gov:大麻取締法

②アメリカ

アメリカでは、大麻に関して州ごとに法的な扱いが異なります。医療用・嗜好用大麻が共に合法な州もあれば、医療用大麻のみ合法、全て違法など、州によって扱いが真逆になっています。

  • 医療用/嗜好用が合法:アラスカ州、ワシントン州、オレゴン州、コロラド州、メイン州、カリフォルニア州、マサチューセッツ州、ネバダ州
  • 医療用/嗜好用が違法:アイダホ州、ウィスコンシン州、ネブラスカ州、サウスダコタ州

ニューヨーク州では医療用大麻のみ合法化されていますが、2020年内の嗜好用大麻の合法化に踏み切るという話も持ち上がっています。

【参考】Hrmn TODAY JAPAN:ニューヨーク州知事が「2020年内の大麻合法化」を公約!

③カナダ

カナダでは2001年に医療用大麻が合法化され、2018年には嗜好用大麻も合法されています。嗜好用大麻を合法化した国としては、ウルグアイに次いで2番目の早さとなっています。

④ヨーロッパ

ヨーロッパでは国によって大麻に対する法的取り扱いが異なりますが、全体的に大麻に対して厳しい姿勢を取っています。

ただし、大麻利用者は思いのほか多くなっており、大麻を1回でも使用したことがある人はヨーロッパ全体の22%にのぼっています。

  • オランダ:条件付きで合法
  • イギリス:違法ドイツ:医療大麻のみ合法
  • フランス:違法だが罰金のみ
  • イタリア:医療用大麻は合法

まとめ:大麻草を深く理解しよう

大麻草について解説していきました。歴史や文化、国ごとの法的な取り扱いなどを知ることで、より深く大麻について理解できたと思います。

日本でも医療用または嗜好用の大麻解禁が主張されることがありますが、この問題について考えるためにも、大麻草についてより詳しく知っておくといいでしょう。

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K

マリファナJP代表のKです。 日本経済に新しいマーケットを誕生させると共に、日本人に大麻の素晴らしさを伝え、1人でも多くの日本人に大麻に対する正しい理解をしてもらえる様に現在活動しております。

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