ジョイントに火をつける男性

大麻で肺は悪くなるのか?大麻喫煙による肺への影響

大麻を摂取する際に最も用いられている方法は大麻を紙に巻いて火をつけ、その煙を吸う方法です。

 

しかし、大麻を喫煙する際に皆さんが気になるのは「肺は大丈夫なのか?」ということではないでしょうか?

 

日本人男性の死因第1位が「肺がん」なので、皆さんが気にするのも当然でしょう。

 

大麻喫煙の場合タバコのように有害物質を吸着するフィルターがない分、ダイレクトに煙が肺に入ってしまいます。

 

大麻にも有害物質は含まれているため、大麻の方がタバコよりも肺に悪そうですね。

 

しかし結論から先に言ってしまうと、大麻はタバコほど肺に与える影響はないでしょう。

 

それには様々な理由があります。

 

そこで今回は大麻喫煙での肺への影響を解説していきます。

 

ジョイントに火をつける男性

大麻喫煙の驚くべき研究結果をご紹介しましょう。

 

2012年にJournal of the American Medical Association(JAMA)で大麻喫煙と肺機能の関連性についての研究が発表されました。

 

この研究は、アメリカの4都市に住んでいる5115人の男性を対象としたものです。

 

その結果、常習的な大麻喫煙者と肺機能低下や肺疾患に関しての関連性をありませんでした。

 

さらに、この研究結果で大麻の驚くべきメリットが確認されました。

 

なんと大麻喫煙者の肺活量(肺に空気を入れる量)は健常者よりも平均1.6%上昇していました。

 

一般的にタバコを喫煙すると、喫煙の影響で肺活量が落ちてしまいます。

 

大麻喫煙は肺活量が落ちるどころか、肺活量が向上しているということですから大麻喫煙は一概に害があるとはいえないかもしれません。

 

大麻の喫煙は健康に良い?

大麻と聴診器

先ほどの研究結果を見てみると、「大麻の喫煙は健康に良いんだね!」と思う人がいるかもしれません。

 

しかし、それは間違いです。

 

大麻には発がん性物質であるタールやベンゾピレン、ニコチンなど様々な有害物質が含まれています。

 

これらの有害物質はタバコにも含まれていますね。

 

フランス情報誌60millions-magazineが行った研究によると、大麻喫煙の際の煙にはタバコの約7倍の有害物質が含まれていることが分かりました。

 

また、カナダで行われた研究ではタバコと同じように大麻を吸った場合のタール量は変化しませんが、大麻を強く吸った場合にはタール量が2~2.5倍に増加するとのこと。

 

このように大麻喫煙はタバコよりも肺へのダメージを与える可能性があります。

 

大麻喫煙には喫煙回数などに注意が必要です。

 

大麻はどれぐらい吸っても大丈夫なの?

大麻

先ほど紹介した研究では、大麻喫煙の量についての研究結果もあります。

 

その研究結果では、大麻の喫煙量が1日1本の紙巻大麻を7年間、1週間に1本の紙巻大麻を49年間までならば、肺機能への悪影響はないそうです。

 

この結果は統計によって算出しているため、大麻喫煙者全員に肺機能への影響がないとは言い切れません。

 

しかし、それでも1日1本程度の大麻喫煙であれば、肺への影響はほとんどないでしょう。

 

大麻を1日1本以上吸うことは難しい

大麻とジョイント

タバコ喫煙者は平均で1日15~20本程度のタバコを吸うそうです。

 

なぜ、こんなにタバコを吸うのでしょうか?

 

これはタバコの中に含まれるニコチンによるものです。

 

ニコチンは大麻と同様に中枢神経に作用し、神経伝達物質を放出させます。

 

その放出された神経伝達物質により、喫煙者は快感を味わいます。

 

しかし、その快感は長くは続きません。

 

1時間ほど経過すると、快感はなくなってしまいニコチンの副作用である焦燥感や疲労感などを感じるようになります。

 

その副作用を脱するために、再度タバコを吸うことによって快感を得るようになり、1日の喫煙量が増えてしまうということです。

 

一方、大麻は中