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大麻によって喧嘩が減る?大麻と暴力の関係性を調べてみた

大麻は医療現場では病気の治療薬、嗜好品としてはストレス解消などに使われ、様々な効果があることが分かってきています。

この効果は皆さんも知っているかと思いますが、大麻に他の効果もあることを知っているでしょうか?

それは、喧嘩や暴力をなくしてしまう効果です。

「え?本当にそんなことあるの?」

そんな疑問を抱く人もいるかと思います。

しかし、実際に効果があることが研究で証明されました。

そこで今回は、大麻と暴力に関する研究と大麻と暴力の関係性をお話していきます。

 

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2014年に発表された論文です。

その論文のタイトルは「Couples’marijuana use is inversely related to their intimate partner violence over the first 9 years of marriage.」です。

日本語訳にすると、

「結婚後9年間以上にわたって夫婦を調査した結果、夫婦の大麻使用は夫婦間の暴力と逆相関する」

となります。

要するに大麻の使用が夫婦間での暴力を減少させたということです。

この論文では634組の夫婦を対象として、結婚後9年間以上にわたって夫婦間暴力に関して調査を行いました。

その結果、夫婦での大麻使用頻度が多いほど、夫による暴力が減ったということでした。

また、妻による暴力も大麻によって減ることも分かりました。

そして最も夫婦間暴力が少なくなるのは、夫と妻が両方とも大麻を使用した場合という結果となりました。

これは犯罪率調査でも良く分かります。

以前アメリカで犯罪率を調査した結果、大麻を合法化した州では殺人などの暴力犯罪が減少したことも報告されています。

これらの結果から大麻はヒトが持つ暴力性や怒りを抑制する効果があるということが分かります。

 

アルコールと大麻の攻撃性に関する研究

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次に紹介するのは2016年に発表された論文です。

論文のタイトルは、

「Subjective aggression during alcohol and cannabis intoxication before and after aggression exposure.」

です。

日本語訳にすると、

「攻撃性刺激の前後におけるアルコール及び大麻使用時の主観的攻撃性」

となります。

夫婦間暴力または家庭内暴力の原因の1つとして、アルコール依存症が考えられます。

アルコールを摂取すると、脳が酩酊状態になり、感情の起伏が激しくなってしまいます。

その結果、暴力をふるったり、考えられない行動をしてしまうことがあります。

アルコール依存症の人は常にアルコールを摂取していることが多く、常に酩酊状態であるため、夫婦間暴力や家庭内暴力を起こしやすいのです。

この論文では、アルコールと大麻の酩酊状態(ハイになった状態)においての攻撃性を調査しました。

調査方法としては、アルコールや大麻で酩酊状態になった人に対して、その人たちを怒らせるような行動をとります。

そのような行動を見た被験者は、体内にある怒りに関する物質(テストステロン等)がどのように変化するかというものです。

結果としては、アルコールで酩酊状態になった人の怒りに関する物質は増加し、大麻で酩酊状態になった人の怒りに関する物質は減少しました。

要するにアルコールには怒りを増加させる効果があり、大麻には怒りを抑える効果があるということです。

この結果から、大麻はアルコールや他の薬物と違い、ヒトの暴力性や攻撃性を抑えることが分かります。

要するに、大麻はヒトに危害を加えるような有害なものではないということです。

 

なぜ大麻で喧嘩や暴力が抑制されるのか?

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それでは、なぜ大麻で喧嘩や暴力が抑制されるのでしょうか?

大麻研究は発展途上で、ヒトに対しての作用や影響の全容はいまだ解明されていません。

そのため、明確なことは言えませんが、現在分かっている作用などから読み解いていきましょう。

喧嘩や暴力はヒトの「怒り」が関係してきます。

まずはそこから見ていきましょう。

ヒトは怒りを感じる時、必ず怒りを感じる原因があります。

その原因のほとんどは、他人から「不快」に感じる言動や行動をされたことでしょう。

「不快」という感情は脳の扁桃体という部分がつかさどっており、その感情は「恐怖記憶」として海馬に記憶されます。

さらに何度も他人に不快に感じる言動や行動をされると恐怖記憶が固定化され、ヒトは怒りを覚えるということですね。

しかし、ずっと恐怖記憶を持っていると身体や精神に悪影響を及ぼします。

そのため、その恐怖記憶を消去しようと脳が働きます。

その消去は脳の前頭前野という部分で行われます。

大麻に含まれるテトラカンナビノール(THC)とカンナビジオール(CBD)はこの「不快」という恐怖記憶の消去を促進させます。

さらにTHCやCBDは恐怖記憶の固定化も阻害します。

そのため、大麻を吸うとTHCやCBDが常に脳内にある状態となるので、快なことをされても怒りを感じにくくなるということですね。

大麻の効果
From iryotaima.net

大麻はこのように脳内に影響して「怒り」を抑えるため、結果として喧嘩や暴力犯罪などが減少するということですね。

 

まとめ

大麻と暴力の関係性が分かっていただけたでしょうか。

大麻はリラックス効果や鎮痛作用だけでなく、ヒトの「怒り」という感情もコントロールしてくれる効果があります。

大麻が合法化されれば、世間を賑わせている傷害や殺人などの暴力犯罪を減少させる効果があるでしょう。

また、夫婦間暴力や家庭内暴力、児童虐待などもきっと減少するはずです。

大麻が家庭内暴力や児童虐待が問題となっている日本の救世主になってくれるかもしれません。

 

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