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大麻がアルツハイマーに効果的?大麻の主成分THC・CBDがアルツハイマー病の特効薬に

突然ですが、皆さんはアルツハイマー病を知っていますか?

「名前は聞いたことがあるけど、病気については知らない。」

ほとんどの人がそのように答えることでしょう。

アルツハイマー病とは進行性の脳疾患で、記憶や思考能力がゆっくりと奪われていく病気。
 

最終的には、日常生活も困難になってしまうほど病気が進行してしまいます。治療により症状の進行を抑えることはできますが、アルツハイマー病を完治させることはできません。

しかし、近年この不治の病に大麻が有効であることがわかってきました。

大麻に含まれるカンナビノイドTHC(テトラヒドロカンナビノール)とCBD(カンナビジオール)によって、アルツハイマー病の原因物質を抑制もしくは除去することができるのです。

そこで、今回はアルツハイマー病に対しての大麻の有効性をまとめてみました。

大麻については以下の記事で詳しくまとめています。

大麻とは?成分や植物としての「特徴」「効果」「法律」についてのまとめ

アルツハイマー病とはどんな病気?

脳アルツハイマー病について知っておかないと、大麻の有効性を語ることはできません。先ほど述べた通り、アルツハイマー病は進行性の脳疾患です。アルツハイマー病の発症に関してあまり具体的なことは分かっていませんが、発症の原因となる物質は分かっています。

それはアミロイドβという異常たんぱく質です。アミロイドβは元、生体内に存在しておらず、なんらかの原因でこのたんぱく質が過剰に生成されます。そしてこのたんぱく質が脳の至る所に沈着し、脳の神経を繊維変化してしまいます。

繊維変化してしまうと、神経伝達に重要なニューロンがうまく機能しなくなるのです。そうなると、ニューロンは機能を失い、最終的に死滅してしまいます。

その結果、ニューロンの死滅によって脳が萎縮しアルツハイマー病の症状を引き起こすのです。アルツハイマー病の症状としては、記憶障害・言語障害・奇行などがあります。現在、600万人近くのアメリカ人がアルツハイマー病に罹患しています。

そして2050年までに患者数は、約1,400万人にのぼると予測されているのです。

アルツハイマー病の治療法は、薬物療法です。現在4つの治療薬が、米国食品医薬品局で承認を受けており、これらの薬はアメリカのみならず世界中で使われています。

しかし、これらの治療薬は人によって効果の出方にムラがある上、一定期間しか聞かない場合があります。また、病気の進行を遅らせるだけなので、いずれにしてもアルツハイマー病を完治させることはできないのです。

CBD(カンナビジオール)がアミロイドβ生成を抑制

CBDオイル2017年に発表された研究によって、Gタンパク質共役受容体3(GPR3)という受容体がCBDの分子標的として同定されました。GPR3はアルツハイマー病の原因物質であるアミロイドβの生成に関わっており、アルツハイマー病患者では、GPR3が増加していることもわかっています。

CBDは、このアミロイドβ生成の働きを抑制する効果があり、アミロイドβの生成を抑えることで病気の進行を遅らせることができるようになります。

CBDについては以下の記事で詳しく解説しています。

CBDとは何か?大麻の主成分であるCBDの効果・効能を徹底解説

THC(テトラヒドロカンナビノール)がアミロイドβを除去

テトラヒドロカンナビノールTHCもアルツハイマー病に有効です。アメリカのソーク研究所で行った研究によると、THCなどの大麻成分が脳内に蓄積したアミロイドβを除去し、細胞損傷を緩和する効果があると発表しました。

THCは、脳内に存在し脳細胞の死滅を防ぐ役割がある内在性カンナビノイドを介して、発症初期のアミロイドβの除去と蓄積による炎症を抑制します。

THCについては以下の記事で詳しく解説しています。

大麻の主成分であるTHCってどんな成分?THCの歴史や効果・効能を解説!

THCとCBDのアントラージュ効果

大麻草とTHC、CBD

アルツハイマー病に効果があるTHCとCBDですが、これらを同時に用いてアルツハイマー病を治療しようとする試みが始まっています。International Cannabis and Cannabinoids Instituteの神経科学者であり、研究開発ディレクターを務めるEthan Russo博士は、この試みの最前線にいる1人です。

CBDは、向精神作用がないのでアルツハイマー病にすぐ利用することができますが、THCは向精神作用があるため、アルツハイマー病に利用は躊躇されていました。

しかし、Russo博士は、「THCとCBDを一緒に使用することによって生み出されるアントラージュ効果により、向精神作用が抑制される」と以下の様に述べています。

CBDとTHCを組み合わせると、向精神作用は抑制されます。さらに、CBDとTHCの相乗効果によって、単体で用いるよりも効果を持続させることができます。また、THCはアミロイドβを除去し、CBDはアミロイドβの生成を抑制するので、アルツハイマー病の進行を遅らせるか、あるいは停止させる可能性を持っているのです。

現在Russo博士の研究チームは、CBDとTHCによるアルツハイマー病の臨床試験を始めようとしています。近い将来、CBDとTHCが配合されたアルツハイマー病治療薬が承認をとり、多くのアルツハイマー患者を救うことになるかもしれません。

THCとCBDの違いについては以下の記事で詳しく解説しています。

【THCとCBDの違い】効果や合法性、副作用など徹底比較!

まとめ

アルツハイマー病の恐ろしさと大麻(THCとCBD)の無限の可能性を理解していただけたでしょうか?

アルツハイマー病治療薬として、大麻が活用される日が来るかもしれません。しかし、THCは日本をはじめとする大麻違法国では規制物質に指定されています。

つまり、日本では治療薬が開発されたとしても使用することができないのです。アルツハイマー治療薬が開発される前に、大麻取締法の改正をし、患者が自由に治療薬を選べる制度作りに着手する必要があります。 

参考サイト

merryjane

forbesjapan

マリファナJP 国内最大の大麻総合メディア
大麻に関する正しい知識、正しい情報を発信し、医療用大麻、産業用大麻、嗜好用大麻等 多岐にわたり世界中の人々から必要とされている大麻を伝える、日本人のためのメディアです。マリファナJPでは大麻の関連の情報の発信をしていますが、大麻取締法を犯す事を「扇動、教唆、示唆、ほう助」する内容ではございません。日本では大麻の所持、栽培は違法ですので絶対に使用しないでください。

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ゆう
マリファナJPライターのユウです。 日本人には馴染みがない大麻についてのニュースや雑学を言葉で伝えることに一心不乱に取り組んでいます。 「大麻=悪」という考え方をなくし、より良い生活のために大麻を利用する世の中になることが夢です。
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