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CBDはパニック障害の症状を緩和できる?パニック障害への効果に関する研究は?

理由も前触れもなく、突然動悸やめまい、発汗といった発作が生じ、生活に支障を及ぼすといわれている「パニック障害」。

自分ではコントロールできないほどの不安が生じてしまうこともあり、100人のうち1〜2人ぐらいの割合で発症するとも言われています。

そんなパニック障害の症状に対してCBDが効果を持つ可能性が期待されています。

今回はCBDのパニック障害に対する効果や関連する研究事例について詳しく見ていきましょう。

パニック障害とは?

「パニック障害」は、突然理由もなく、さまざまな症状を伴った発作が生じ、日常生活に支障を及ぼす疾患のことです。

【パニック障害の主な症状】
・動悸
・めまい
・発汗
・窒息感
・吐き気
・手足の震え

理由も前触れもなく突然胸が苦しくなり、暑くもないのに身体中が汗でびしょびしょになることもあり、猛烈な不安に襲われる精神障害の1つです。

症状は一時的なものでもあるため、病院で診察を受けても、身体に異常などが見つからないこともしばしばあります。

メンタルヘルスの疾患は他人の共感を得にくい部分もあるため、理解されずに1人で苦しんでいる人も多いそうです。

パニック障害自体は珍しい病気という訳ではありません。

この病気を一生のうちに経験する人は、100人に1〜2人と言われています。

①パニック障害の症状やサイン

パニック障害は「パニック発作」と呼ばれる症状から始まります。

「パニック発作」とは、何の前触れも理由もなく突然生じる発作のことで、状況や場所などに関係なく起きるものです。

パニック発作が繰り返し生じることで、発作が起きていない時でも「この場所では発作が起きる…」などと不安を抱える「予期不安」などの症状が現れ、場合によってはうつ症状を伴うこともあります。

また、特定の場所に行くと発作が起きそうな気がするといった症状も生じることがあり、これを「広場恐怖」と呼びます。

1人での外出や電車、美容院など、特定の場所に恐怖を感じてしまい、日常生活に支障を及ぼしてしまいます。

②パニック障害の治療法

パニック障害の治療には主に以下の2つのアプローチが用いられます。

  1. 薬物療法
  2. 精神療法

薬物療法では、抗うつ薬や抗不安剤といった医薬品が用いられ、薬の作用によって不安や恐怖感を抑えることができます。

精神療法では、精神科医によるカウンセリングを通じて、自分の病気について理解を深めていきながら、それぞれに応じた症状に対する対応法を考案することで症状の克服を目指すのが目的です。

薬物療法は症状を抑えることを目的にしたアプローチで、精神療法は病気そのものに対するアプローチであるという違いがあるため、両者を組み合わせながら適切な治療が求められます。

CBDはパニック障害に効果がある?

CBDアイソレートと大麻草

CBDは摂取することで人体にさまざまな影響を及ぼすと言われています。

体内にある受容体のうち、CBDはCB1、CB2受容体と相互作用を引き起こすと言われており、これらは中枢神経系や末梢神経系に多く存在しています。

CBDがなぜ脳内のCB1受容体に影響を与えるのかについては、完全に理解されたわけではありません。

しかし、CBDがCB1受容体と相互作用を引き起こすことで、セロトニン信号を変更する可能性が指摘されています。

神経伝達物質のセロトニンは、メンタルヘルスにおいて重要な役割を果たしており、セロトニンレベルの低下によって、うつ病などの発症に繋がると考えており、不安を引き起こすこともあります。

CBDとセロトニンのこのような関係を通じて、不安を軽減する効果があるのではないかと期待されており、パニック障害の症状緩和に対する可能性も研究によって指摘されている状況です。

とある研究では、CBDがパニック障害を抑える働きを示したという結果が報告されています。研究結果として、動物モデルと健康なボランティアの両方において、CBDの抗不安薬にような効果が明確に示唆[1]されたそうです。

CBDについては以下の記事で詳しく解説しています。

CBDとは何か?大麻の主成分であるCBDの効果・効能を徹底解説

CBDが精神面に持つ効果に関する研究

CBDが抗不安薬のような効果を持つことが示唆されているため、パニック障害の症状緩和についての効果が期待されています。

ここでは、不安を始めとする精神面の症状に対するCBDの効果を研究した事例を紹介していきます。

①全般性不安障害

全般性不安障害(GAD)について、国立薬物乱用研究所(NIDA)が行った研究[2]によると、CBDがラットなどの動物のストレスを軽減することが示されています。

研究対象にCBDを投与したところ、不安の行動的兆候が低いことが観察されており、心拍数の増加や不安による生理学的症状などの改善も報告されました。

ただし、この研究はあくまで動物を対象にしているため、人間による研究が求められています。

②さまざまな不安障害

CBDは、社交不安障害(SAD)や心的外傷後ストレス障害(PTSD)といった、他の形態の不安を持つ人々に対しても効果をもたらす可能性が指摘[3]されています。

2011年に社交不安障害を持つ人々に400mgのCBDを経口投与したところ、全体的な不安レベルの低下が示されました。[4]

さらに別の研究では、CBDが心的外傷後ストレス障害(PTSD)によって生じる症状に役立つことが報告[5]されています。

これらの研究によって、CBDはPTSDの治療だけでなく、薬物療法や認知行動療法を補完する治療方法として検討されています。

③神経障害

CBDは神経障害の分野でも積極的に研究が進められています。

しかし、2017年の文献レビュー[6]によると、CBDをうつ病の効果的な治療法としてあげるには十分な証拠がないと結論づけられています。

CBDには不安障害に役立つ可能性を示すいくつかの証拠が発見されていますが、研究方法や内容に関する議論が残されており、明確な効果を立証するためには、より多くの人間による研究が必要です。

④統合失調症

2016年に行われた研究[6]では、CBDが統合失調症の人々に抗精神病効果をもたらす可能性があることが発見されました。

さらに、CBDは一部の抗精神病薬に関連する重大な衰弱性を伴う副作用を引き起こさないことも分かっています。

⑤不安の軽減

CBDの不安軽減効果についても研究によって示唆されています。

2018年に行われた研究では、人前で話すテストを受ける前にCBDを投与したところ、テスト中の不安が大幅に軽減されたことが報告されました。

ただし、この研究は規模が小さく、被験者も限定的であったため、不安の軽減についての効果を立証するにはさらに多くの研究が必要です。

CBDに副作用はある?

CBDは一般的には安全性の高い成分であると評価されていますが、中には以下のような副作用が生じる可能性があります。

  • 下痢
  • 倦怠感
  • 食欲の変化
  • 体重の変化

また、日常的に医薬品を服用している場合、CBDの成分と薬の成分が相互作用を引き起こす可能性にも注意しなければなりません。

CBDを使用する際には、医師との相談の上、安全性を確かめた上で少量から試していくことをおすすめします。

CBDの副作用については以下の記事で詳しく解説しています。

CBDは摂取しすぎてても大丈夫?過剰摂取や副作用について解説!

まとめ:CBDはパニック障害に効果がある可能性大!

CBDのパニック障害に対する効果について、研究事例などを紹介していきました。

パニック障害の治療には抗うつ薬や抗不安薬などが用いられますが、CBDに似たような作用があるのであれば、代替的な治療法として有望かもしれません。

日常的な不安を軽減するためにCBDを使用するのもおすすめです。

【参考】
・[1]Evidences for the Anti-panic Actions of Cannabidiol
・[2]The Biology and Potential Therapeutic Effects of Cannabidiol
・[3]Cannabidiol in Anxiety and Sleep: A Large Case Series
・[4]Neural basis of anxiolytic effects of cannabidiol (CBD) in generalized social anxiety disorder: a preliminary report
・[5]Cannabidiol as a Therapeutic Alternative for Post-traumatic Stress Disorder: From Bench Research to Confirmation in Human Trials
・[6]Is there a role for cannabidiol in psychiatry?
・[7]Cannabidiol presents an inverted U-shaped dose-response curve in a simulated public speaking test
・[8]An Update on Safety and Side Effects of Cannabidiol: A Review of Clinical Data and Relevant Animal Studies

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Kohei

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