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大麻ワックス

大麻ワックスとは?大麻濃縮物の使い方や気になる用語を詳しく解説!

大麻製品にはさまざまな種類が種類がありますが、中でも「大麻ワックス」はネバっとしたゲル状になっているもので、THC濃度が高いといった特徴があります。

では、そもそも大麻ワックスとはどういった製品で、どのようにして使うのでしょうか。

今回はそんな大麻ワックスの種類や使い方について詳しく解説していきます。

大麻については以下の記事で詳しくまとめています。

大麻とは?成分や植物としての「特徴」「効果」「法律」についてのまとめ

大麻ワックスとは?

大麻濃縮物

大麻ワックスは主に大麻草の花冠や毛状突起を原料に使用し、有効成分を濃縮することで作られる大麻製品です。

大麻草に含まれるカンナビノイド(THCCBDなど)、テルペンといった成分が含まれており、余計な植物材料が含まれていないのも特徴として挙げられます。

大麻ワックスを使用することで、大麻の有効成分をしっかりと体感できるのが特徴で、使用方法も多岐に渡ります。

カンナビノイドについては下記の記事で詳しく解説しています。

カンナビノイドとは?大麻由来の成分「カンナビノイド」の種類や効果を解説!

大麻ワックスの使用方法

大麻ワックスの主な使用方法について解説していきます。

ここでは以下の4つの使い方について見ていきましょう。

  1. ジョイント
  2. ダビング
  3. アークペン
  4. エディブル

それぞれの詳しい使い方や特徴を理解してみてください。

①ジョイント

ジョイントと呼ばれる巻き紙で大麻ワックスを巻いて喫煙するという一般的な使用方法です。

使い方も簡単で効果も体感しやすいですし、何より必要な道具を用意するのにお金がかからないというメリットがあります。

②ダビング

ダビングは「ダブ」と呼ばれる機器を使って大麻ワックスを消費する方法です。

ダブの先端部分にある「ネイル」を火を使って加熱し、そこに大麻ワックスを設置することで発生した蒸気を吸引していきます。

火を使って大麻を燃焼させないため煙が発生せず、喉や気管への負担も軽減でき、得られる効果も強く、即効性があるのが特徴です。

③アークペン

アークペンは、ペン型のVAPEのような道具を使って大麻ワックスを消費する方法です。

ペン内に大麻ワックスを充填し、電気の力で加熱することで発生した蒸気を吸引していきます。

コンパクトな形状をしているため持ち運びにも便利ですし、大麻ワックスをあらかじめ充填してから使用するため、外出先でも目立たないのが特徴です。

ダビングほどハイになる効果は得られませんが、蒸気摂取なので素早く効き始めます。

中には、大麻ワックスが充填されたカートリッジとVAPEがセットになっており、箱から取り出すだけで使えて、使い終わったら捨てて新しい製品と交換する商品もあります。

④エディブル

あまり一般的ではありませんが大麻ワックスが含まれるエディブル(食品)も存在しています。

店頭で販売しているエディブルもありますし、家で食べ物と混ぜて自作のエディブルを作ることも可能です。

特別な機器は必要なく、食べるだけで大麻を摂取することができますし、保存期間が長胃という特徴もあります。

また、蒸気や煙を摂取する使用方法と比較して、エディブルは消化器官を通じて吸収していくため、効果が出始めるのが遅く、長時間効果が持続します。

大麻濃縮物の作り方

大麻ワックスを始めとする大麻濃縮物には主に以下の2つの作り方があります。

  1. 溶媒ベースの抽出
  2. 無溶媒抽出

それぞれの抽出方法の内容や作られる大麻製品の違いについて詳しく見ていきましょう。

①溶媒ベースの抽出

溶媒ベースの抽出とは、ブタンや二酸化炭素、エタノール、プロパンといった化合物を用いて、大麻植物を溶解し、カンナビノイドやテルペンを分離させていく作り方のことです。

溶媒を使用して大麻を溶解し、濃縮物を抽出してから溶媒のみを蒸発させるプロセスを経て、大麻製品が生産されます。

溶媒ベースの抽出によって作り出される大麻濃縮製品には、主に以下のものがあります。

  • CO2オイル
  • ブタンハッシュオイル
  • ディスティレイトオイル
  • ワックス
  • グランブル
  • イブレジン

大麻ワックスの特徴としては、手触りに粘着性があり、見た目は黄色または金色をしています。

一部のワックスはグランブルと呼ばれ、抽出中の熱と水分のレベルを上げることで、より乾燥した手触りに仕上げられます。

②無溶媒抽出

無溶媒抽出は、プロパンやブタンといった化学物質を使用せず、圧力やろ過といった物理的方法を用いて、大麻植物から濃縮物を抽出する作り方です。

こちらの方法は工業生産というよりは家庭の消費者向けの作り方と言われています。

無溶媒抽出では、さまざまな種類の大麻濃縮製品を作り出すことができ、抽出プロセスがナチュラルなため人気があります。

この無溶媒抽出によって作り出される主な大麻濃縮製品は以下の通りです。

  • バター
  • ロジン

ロジンは、熱と圧力を用いて大麻濃縮物を抽出していくもので、濃い黄色の見た目に、シロップのような質感となっています。

バターは、ロジンに少量の熱を加えて生地の質感を出すことで仕上げられるハッシュオイルです。

大麻ワックスを選ぶときのポイントを解説

大麻製品を見てみるとさまざまな用語が記載されているため、理解が追いつかないというケースも多いはずです。

製品の特徴や品質を明らかにするためパッケージには細かく説明が記載されていますが、1つ1つを理解するのは難しいといえるでしょう。

ここでは、大麻ワックスを選ぶ際のポイントを以下の3つに分けて解説していきます。

  1. 原材料(input material)
  2. 抽出方法(extraction method
  3. 手触り(Texture)

3つのポイントを理解して、自分が求める大麻ワックスが選べるようにしてみてください。

①原材料(input material)

「原材料(input material)」は、大麻の花やつぼみ、葉、茎といった大麻製品に使用される材料を指しています。

どの原材料が使われているかによって大麻濃縮物に含まれるカンナビノイドやテルペンと濃度や含有量が変わってくるはずです。

さらに、使用される原材料の品質やグレードも効果の強さや風味に影響を与えます。

例えば、以下のような記載から原材料を明らかにすることができます。

  • Nug run(ナグラン):乾燥および硬化した花を原材料に使用している
  • Trim run(トリムラン):収穫された植物から取り出された葉を使用している
  • Whole plant(植物全体):乾燥した大麻植物全体を使用している
  • Live resin(ライブレジン):乾燥していない新鮮なまま瞬間冷凍した大麻を使用している

②抽出方法(extraction method)

「抽出方法(extraction method)」には、先ほど紹介した「溶媒ベースの抽出」と「無溶媒抽出」の2つがあります。

分離プロセスが科学的または物理的かの違いがあり、溶媒ベースの抽出には、溶媒として二酸化炭素やブタン、プロパンなどが用いられます。

③手触り(Texture)

「手触り(Texture)」は、大麻濃縮物の外観と質感を表す用語で、テクスチャーの違いによって必ずしも効果に違いがあるというわけではありません。

主な種類としては「シャッター」「バター」「クランブル」「シュガー」といったものがあります。

  • シャッター:もろいガラスのような質感
  • バター:やや油っぽく、やわらかい質感
  • クランブル:バターをより脆くしたような質感
  • シュガー:湿って固まった砂糖のような質感

まとめ:大麻ワックスの使い方や種類を把握しよう!

大麻ワックスの使い方や種類について解説しました。

大麻植物から有効成分を抽出した製品で、他の製品よりもTHCレベルが高いことで知られています。

さまざまな使い方がありますし、抽出方法や原材料によっても多様な種類があります。

今回の記事を参考にして大麻ワックスについて理解を深めてみてください。

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Kohei

マリファナJP代表のKです。 日本経済に新しいマーケットを誕生させると共に、日本人に大麻の素晴らしさを伝え、1人でも多くの日本人に大麻に対する正しい理解をしてもらえる様に現在活動しております。
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