ヘンプオイルは美肌・肌荒れに効果がある?CBDオイルとの違いも解説!
美容や健康に効果のあるスーパーフードとして人気を高めている「ヘンプオイル」。
豊富な栄養素を含んでいるのですが、そもそもヘンプオイルとはどういった商品なのでしょうか。
そこで今回はヘンプオイルの効果やCBDオイルとの違いなどについて解説していきます。
ヘンプについては以下の記事で詳しく解説しています。
ヘンプオイルとは?
ヘンプシードオイルとしても知られるヘンプオイルは、特定の健康問題、特に一般的な皮膚の問題を解決するために広く使用されているオイルです。
オメガ3やオメガ6などの必須脂肪酸がたっぷり含まれており、局所的に塗布すると肌を落ち着かせる効果があります。
ヘンプシードオイルは、主に他の種子油と同じ方法で、種子をプレスに通すことによって作られています。
ヘンプオイルとCBDオイルの違い
次に、ヘンプオイルがどういったものなのかを解説していきます。
ヘンプとは「麻」のことを指しますが、大麻由来の成分でもあるCBD(カンナビジオール)を使用したCBDオイルとはどのような違いがあるのでしょうか。
「ヘンプオイルとは何なのか」「CBDオイルとの違いは何か」という視点で詳しく見ていきましょう。
CBDオイルとヘンプオイルの違いについての詳細は以下の記事で詳しく解説しています。
⇒CBDオイルとヘンプオイルの違いは何?製法や成分、効果の違いを理解しよう!
①原料
ヘンプオイルは「麻の種から抽出されたオイル」のことを指します。
一般的には「ヘンプオイル」と呼ばれることが多いですが、種から抽出していることから「ヘンプ”シード(種)”オイル」と呼ぶこともあります。
そのため、ヘンプオイルの原料としては「麻の種子」と言えるでしょう。
一方、CBDオイルは麻の茎や種子などに含まれるカンナビノイドの一種「CBD」を抽出し、オイルで希釈した製品です。
そのため、CBDオイルの原料としては麻から抽出された「CBD」と言えます。
②含有成分・栄養素
ヘンプオイルとCBDオイルでは含有されている成分や栄養素も大きく異なります。
ヘンプオイルには「スーパーフード」と呼ばれるだけあって、健康や美容に効果を持つさまざまな成分や栄養素が含有されています。
例えば、人間体内で生成できず食事によってしか摂取できない必須脂肪酸の「オメガ3脂肪酸」や「オメガ6脂肪酸」をはじめ、「ビタミンA」「ビタミンE」といったビタミン「リン」や「カリウム」「ナトリウム」といったミネラル分も豊富です。
CBDを摂取することで身体の調整機能でもあるエンド・カンナビノイド・システム(ECS)に作用し、さまざまな効果を生むと期待されています。
③効果
効果についてもヘンプオイルとCBDオイルでは方向性が異なります。
ヘンプオイルは先ほど触れたさまざまな健康成分を摂取することによって、美容や健康に効果をもたらすのに対して、CBDオイルはCBDがECSに作用することで身体のさまざまな機能を正常に働かせる効果があります。
④摂取方法
摂取方法についてはヘンプオイルとCBDオイルで共通している部分があります。
ヘンプオイルの摂取方法は、主に肌に塗って皮膚から摂取する「経皮摂取」と、口から摂取する「経口摂取」の2つです。
CBDオイルは、経皮摂取・経口摂取に加えて、舌の下に垂らして毛細血管からCBDを吸収する「舌下摂取」という方法もあります。
ヘンプオイルとCBDオイルどっちが良い?
ヘンプオイルとCBDオイルは似たような製品に見えてしまいますが、原料や成分・栄養素、効果、摂取方法などが異なります。
当然ながら使用する目的や用途に応じてどちらがおすすめかは変わってきますが、どちらかと言えばCBDオイルの方がおすすめです。
また、CBDオイルの他にもCBDクリームといった美容向けの商品が多く発売されるなど、美容目的でCBDを摂取する方も増えています。
価格はCBDオイルの方が高価ではあるものの、解決できる問題の幅広さを考えればCBDオイルの方が生活の質を向上してくれるといえるでしょう。
ヘンプオイルには基本的にCBDをはじめとするカンナビノイドは含有されていないため、栄養価は高いもののCBDが持つような効果は期待できません。
ヘンプオイルを試したことがあるけど、CBDオイルは使ったことがないという方は、ぜひCBDオイルを試してみてください。
ヘンプオイルは美肌に効果ある?
ヘンプオイルは美肌にも効果を持つ製品です。高い栄養価はもちろんですが、使い方によってさまざまなお肌のお悩みを解決することができるでしょう。
ここでは、ヘンプオイルの美肌効果について、どのようなものがあるのか詳しく解説していきます。
①豊富な栄養素で肌を保湿する
ヘンプオイルには、オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸といった必須脂肪酸が含まれています。
こういった栄養素は肌の保湿を維持してくれる栄養素として働くため、肌の乾燥を抑えたり、脂性肌を防いだりする効果が期待できるでしょう。
②抗酸化作用を持つ栄養素も含まれている
ヘンプオイルに含まれているビタミンA、ビタミンEといった栄養素は抗酸化作用を持っています。
細胞の損傷や老化を遅らせることができるため、若々しい肌を保つのに役立つでしょう。
③にきびや湿疹を防ぐ
にきびや湿疹などの肌のトラブルを防ぐ効果もヘンプオイルには期待できます。
ヘンプオイルに含まれるオメガ6脂肪酸の1つ「γ-リノレン酸」には、抗炎症作用が含まれており、肌にうるおいを与えることでにきびなどの炎症を防止します。
皮膚の乾燥やかゆみといったお肌の悩みを抱えている方にもヘンプオイルはおすすめです。
ヘンプオイルの摂取方法
ヘンプオイルの主な摂取方法について解説していきます。
先ほど紹介した「経皮摂取」「経口摂取」という2つの摂取方法について、それぞれの違いや得られる効果などを見ていきましょう。
①経皮摂取
「経皮摂取」は、地肌に直接ヘンプオイルを塗って、皮膚から吸収していくという方法です。
その他の摂取方法と比較しても「局所的」な効果が期待できます。
例えば、肌にオイルを直接塗ることによって、栄養成分と相まって保湿効果が得られるでしょう。
クレンジングなどに活用することで、肌のうるおいを保ちながらメイクを落とすこともできます。
毎日のお肌ケアにヘンプオイルを取り入れることで、美肌効果やお肌のトラブルの予防をすることができるでしょう。
②経口摂取
「経口摂取」は、ヘンプオイルを口から摂取するという方法です。
ヘンプオイルに含まれるさまざまな栄養成分を全身に行き渡らせることができます。
栄養成分を摂取することでお肌だけでなく、健康にもさまざまなメリットが得られるでしょう。
ただし、ヘンプオイルは加熱してしまうとオメガ3脂肪酸・オメガ6脂肪酸とといった不飽和脂肪酸が飽和脂肪酸に変わってしまうので注意してください。
まとめ:ヘンプオイル以外にもCBDオイルやCBDクリームがおすすめ!
ヘンプオイルが美肌・肌荒れに効果を持つのかやCBDオイルとの違いについて解説しました。
一見するとヘンプオイルとCBDオイルは同じ製品に見てしまいますが、原料や効果など異なっていることが分かるでしょう。
ヘンプオイルは健康や美容に効果があるスーパーフードとしての人気もありますが、CBDでしか得られない効果もあるため、まだ試したことがない人はCBDオイルやCBDクリームといった商品も使ってみてください。
【参考】
・healthline:CBD Oil vs. Hempseed Oil: How to Know What You’re Paying For(CBDオイルとヘンプシードオイル)
・MEDICALNEWSTODAY:What is the difference between hemp seed oil and CBD oil?(ヘンプシードオイルとCBDオイルの違いは?)
・WELL+GOOD:Hemp Seed Oil Vs. Cbd Oil: Two Totally Different Things—Here’s What to Know(ヘンプシードオイル対Cbdオイル)
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