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【大麻が体内に残存する期間】大麻の検査がどのように行われ、体内から抜くにはどれぐらいかかるのか?

大麻の使用後、大麻に含まれる成分が体内にどれぐらい残るのかご存知でしょうか。また、大麻の検査はどのように行われるのでしょうか。

大麻の検査方法や体内から大麻が抜けるのにかかる期間を知ることで、使用のタイミングなどを考えることができます。

そこで今回は大麻の検査がどのように行われ、大麻を体内から抜くにはどれぐらいかかるのか?について解説していきます。

大麻の検査はどのように行われるのか?

まずは大麻の検査がどのように行われているのか、その方法を簡単に説明したいと思います。

薬物検査の多くは専門捜査機関または病院で行われる

通常の健康診断では体内にある大麻成分を検知することはできません。そのため、薬物検査キットを使います。薬物検査は病院や専門機関で行う場合がほとんどです。

病院には急性薬物中毒の疑いがある患者が運ばれてくることがあるため、薬物検査キットが常備されています。捜査機関や入国管理での迅速検査などにも薬物検査キットは大いに役立っています。

専門捜査機関に直接検査を依頼する場合は、尿などの検体を郵送し検査することが可能です。

通販では、郵送せず数分で検査結果がわかるTHC検査キットも販売されています。

大麻検査の対象になる成分はテトラヒドロカンナビノール

薬物検査の対象である大麻成分は「テトラヒドロカンナビノール(THC)」です。

テトラヒドロカンナビノールは大麻の主な成分の一つであり、全身に存在するカンナビノイド受容体と結合することで「多幸感」を覚えるなどの薬理学的作用を持っており、大麻取締法で禁止されているカンナビノイド

これがいわゆる「ハイになる」と言われている成分になります。ハイになると言われているテトラヒドロカンナビノールとは別に、近年注目されているのが大麻の合法成分である「カンナビジオール(CBD)」です。

もちろんCBDは薬物検査の対象外なので、CBD関連製品であれば安心して使用することができます。

THC、CBDについては以下の記事で詳しく解説しています。

検体は唾液、尿、髪、食品の4

大麻の検査は一般的に尿検査を行うのが基本ですが、尿検査以外にも唾液や髪の毛、食品などからも大麻の違法成分であるテトラヒドロカンナビノールを検出することが可能です。

最近では、アルコールと同様に呼吸検知器も開発されているようです。検体の必要量は検査機関によって異なり、尿に関して言えば8mlのところもあれば、100mlの尿が必須のところもあり様々です。

大麻の検出方法と残存期間

大麻の検出方法には主に4つあります。

  1. 尿検査
  2. 血液検査
  3. 唾液検査
  4. 毛髪検査

それぞれどのような検出方法なのか、各検査方法で検出される期間についてもみていきましょう。

①尿検査

大麻の使用後に尿のサンプルを採取することで、大麻を検出することができます。

吸収されて体内に入ったTHCの内、80-90%は5日以内に体外に排出されます。20%は尿中へ、65%は便中へ排出されます。薬物検査では排出された尿に含まれる大麻の代謝物を検出するのです。

検出可能な期間については大麻の使用頻度によって異なります。

  1. 不定期(週に3回まで):3日
  2. 中程度(週に4回):5〜7日
  3. 慢性的(毎日):10〜15日
  4. ヘビーユーザー(1日に複数回):30日以上

大麻は脂溶性の成分でもあるため、体内の脂肪分子に結合することで、体内に長く止まることがあります。

検出方法としては最も一般的です。

②血液検査

血液を採取することで、血液集の大麻成分を検出することができます。

大麻を使用すると数秒以内に血液中に検出され、組織に分配され、その中の一部は血液に再吸収されて分解されるため、その代謝物が血液中に何日も残る可能性があるので注意してください。

血液検査についても慢性的に大麻を使用している人ほど、検出期間が長くなると言われており、一般的なユーザーであれば2週間程度体内に残存します。

③唾液検査

大麻を喫煙すると口の内面がTHCを吸収し、唾液にTHCが残ります。唾液を検査する場合、大麻摂取後3日以内であれば検査で大麻成分を検知することが可能です。

唾液検査なので、トイレに行ったり、尿を扱うことが無いため誰でも簡単に場所や時間に関係なく検査をすることが可能。

2014年に「TrustedSource」で発表されたレビューによると、大麻の使用頻度ごとの体内に残る期間は以下の通りです。

  • 不定期(週に3回まで):1〜3日
  • 慢性的(毎日):1〜29日

大麻成分は喫煙によって唾液に入る可能性があります。

④毛髪検査

毛髪は上記の検査方法の中でも、最も大麻成分が残存する期間が長いと言われています。

大麻成分が毛髪に残存する期間は90日間といわれているため、検出方法として信頼できる情報源として認識されており、微量に残った大麻成分でも検出することが可能です。

髪の毛は月に約1.3cm伸びると言われているので、頭皮から約4cmの髪の部分を調べることで、過去3ヶ月内の大麻の使用を検出することができます。

「THCが代謝する流れ」と「大麻が体内にどどまる時間を長くする4つの要因」

大麻成分が代謝する流れは、大麻を使用すると有効成分のTHCが血液中に吸収され、その一部が臓器や脂肪組織に保存されます。

腎臓に行ったTHCは血液に再吸収され、分解を行うのは主に肝臓です。そして最終的にTHCやその代謝物は尿や便となって排泄されます。

また、大麻が体内に長く留まる要因については「使用頻度」があると言われていますが、それ以外にもさまざまな要因が挙げられます。

年齢や性別、肥満度指数など、使用頻度以外にも大麻を代謝するシステム側も大きく関係するでしょう。

それぞれ解説していきます。

①大麻をより早く代謝することは難しい

大麻をできるだけ早く体内から抜くために、代謝を早めるという方法を思い浮かぶかもしれませんが、体内から抜くための時間を短縮することは基本的にできません。

運動や水分補給によって代謝を早めること自体は可能かもしれませんが、劇的に代謝を早めることは困難です。

ネット上には大麻の解毒療法や専用のキットなどが見つかりますが、機能するとは言い難いでしょう。

尿を希釈するために水を大量に飲んだり、「クレアチニン」や「ビタミンB-12」といったサプリメントを使用したりするのもあまり意味はないでしょう。

②使用量と使用頻度によって大きく関わる

大麻が体内に残る期間に影響を与えるのは「使用量」と「使用頻度」の2つが挙げられます。

「多量」で「頻繁な使用」は、大麻を体内から抜くための時間を長くする傾向があるでしょう。

THCの濃度が高いものについても、体内に長くとどまる要因になる可能性があります。

③遺伝や脂肪量も関係する

遺伝についても大麻が体内にとどまる時間に影響を与えます。

人は「シトクロムP450スーパーファミリー」の酵素のさまざまな変異体を継承すると言われており、体内のTHCを分解し、尿から排出させるように促すと言われています。

また、脂肪量についても代謝に大きな影響を与え、大麻の代謝物が脂溶性であり、脂肪分子に結合し、そこで長期間保存することが可能です。

運動によって脂肪を燃焼すると、脂肪に保存されたTHCが血液中に放出され、尿や便を通じて体内から排泄されることもあります。

④代謝機能も影響する

高い代謝機能を持っている身体では、大麻に含まれる成分をより早く分解してくれます。

代謝を早く行うことができるため、THCやその代謝物が体内に残存する期間が短くなり、検出可能な時間を短縮することが可能です。

尿検査を失敗させることはできる?

尿検査を失敗させるために考えられる方法には、大量に水を飲んで尿を薄める方法や、尿を偽造する方法などがありますが、実際に、尿検査前に大量の水を飲むと、THCレベルが低下し、検査結果が陰性になる可能性があるといくつかの研究で明らかになっています。

しかし近年、尿検査の精度は非常に高くなっており、尿検査前に大量の水を飲んだとしても、体内の大麻成分を検知することができます。

尿の成分分析に使われる技術には「ガスクロマト質量分析計」「高速液体クロマトグラフ」「核磁気共鳴分光法」の3種類があり、これらの技術を併用するとナノグラムの大麻成分でも検出可能です。

また、尿中に不純物を追加して偽造したり偽の尿を提出する方法も、ほとんどの薬物検査会社では、偽造された検体を特定する予防措置を持っているためすぐにバレます。

大麻検査で不正することはほぼ不可能なので、陰性反応を出すには単純に大麻を摂取しないことです。

薬物の検査でTHCの陽性反応が出たら通報される?

薬物検査でもっとも気になるのが「陽性反応」がでてしまった時です。ネット上には、「もし陽性反応が出たら絶対に通報されて捕まる」などの意見も見られますが、通報されるケースとされないケースがあります。

検査機関が自主的に通報することはない

薬物検査を検査機関に委託して、大麻成分の陽性反応が出ても、委託先の検査機関が自主的に警察に通報するなど外部に情報提供を行うことはありません。

ただし、令状を以って警察や捜査機関からの要請があった場合は、委託者に確認のうえ警察に情報提供を行います。

民間企業で実施する薬物検査では通報義務はない

民間企業で実施する薬物検査で陽性結果の者が出ても、雇用主である民間企業に通報する義務はありません。

しかし、従業員が大麻を使用していると分かった場合、警察に通報したり就業規則に従い懲戒処分になるケースも十分にあります。

病院での薬物検査では通報される可能性がある

大麻の摂取が原因で、救急病棟に運ばれた際に薬物検査によって陽性反応が出た場合、警察に通報するかしないかの判断は医療関係者の考えによって異なります。

「通報せずに専門機関を勧める」という考えの医療関係者もいれば、「即通報する」という考えの医療関係者もいます。

特に、薬物中毒者の治療が他の先進国に比べて発展していない日本では「薬物依存=病気」ではなく「薬物依存=犯罪」と考える医療関係者も多く、結果的にその認識が薬物中毒者の症状の悪化に繋がっているという意見もあります。

まとめ:大麻を体内から抜く時間は人によってさまざま

大麻の検出方法には、尿や血液、毛髪などさまざまな方法がありますが、検出される期間については人によって異なります。

使用頻度や投与量はもちろん、遺伝や脂肪量、代謝機能など、さまざまな要因によって、大麻が体内から抜ける期間が決まるのです。

目安としては毛髪検査で検出可能な期間でもある3ヶ月間(約90日)を覚えておくといいでしょう。

検出方法や大麻が分解されて、排泄される仕組みをよく理解してみてください。

薬物検査で大麻の陽性が出ても、民間企業や病院が警察や捜査機関に通報する義務はありませんが、通報される可能性がないわけではありませんので日本の法律は厳守しましょう。

【参考】
・healthline:How Long Does Weed (Marijuana) Stay in Your System?(大麻はどれぐらい体内に留まるのか?)
・WeedMap:How long does marijuana stay in your system?(大麻はどれぐらい体内に留まるのか?)

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Kohei

マリファナJP代表のKです。 日本経済に新しいマーケットを誕生させると共に、日本人に大麻の素晴らしさを伝え、1人でも多くの日本人に大麻に対する正しい理解をしてもらえる様に現在活動しております。
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