昨年、4300人以上が大麻関連犯罪で逮捕、6年連続増加【過去最多−警察庁】
世界が大麻解禁に向かう一方で、日本は全国的に厳しい大麻禁止令を貫き、大麻の摘発は6年連続で増加しています。
2019年に日本の警察官が大麻を逮捕した件数は過去最高で、4,300人以上が大麻関連犯罪で起訴されました。
ジャパンタイムズの新しいレポートによると、2019年、4,321人の大麻所持者の検挙は、前年比17%増加しており、大麻の使用や大麻の取り締りの著しい増加を示唆しています。
日本は長い間、大麻を危険で違法な麻薬とみなしています。大麻改革法が米国、ヨーロッパ、アフリカ、南米などに急速に広がっているにもかかわらず、日本政府は、現在も大麻の禁止を強く支持しています。
また昨年、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会事務総長の武藤敏郎氏は、外国人観光客に対し、「大麻は、日本では合法ではなく、すべての容疑者が起訴される」と注意を促しました。
武藤氏は、通訳を通じ、「残念ながら、大麻の使用は法律違反であり、周知徹底が必要です。」と語りました。
(その後、コロナウイルスの影響で延期)。
609人:10代
2,000人近く:20代
残りの逮捕者の大半は中年層
逮捕者全体の0.4%:50歳以上
一方で大麻以外の薬物の検挙件数は、2019年は前年より減少しました。
大麻による逮捕者は増加したものの、覚醒剤の検挙件数は、2018年の9,868件から2019年の8,584件へと、前年比で15%近く減少しました。
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Kohei
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