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いちご

CBDが苺のカビを抑えて貯蔵期間を延ばすことが新たな研究で明らかに

-CBDは生鮮食品用の抗菌剤として「有望な見込み」を持つことが判明。人気のカンナビノイドは有害な防腐剤に代わる天然素材となるのか?

世界中がCBDの効能に気づき始めました。CBDが不安・不眠の解消から慢性的な痛みの軽減まで広く応用でき、中毒性もない有用な治療薬である事実が日々明らかになりつつあります。他にどんな奇跡が起こせるのか、驚異の念を抱かざるを得ません。

最新の研究でCBDは苺を新鮮に保ち、純天然保存料として機能する事が判明しました。

この研究は南フロリダ大学で行なわれ、内容は「ポストハーベスト生物学・生体技術」誌(Postharvest Biology and Technology)に発表されています。CBDオイルを摘んだばかりの苺に加え、「微生物の増殖を抑制して貯蔵期間を延ばす」ことが可能かどうか調べられました。

研究グループは「苺の外観と微生物量を保存の前後にわたって観測した結果、CBDオイルを使わないものと比べて外観をより良く保存できることが判明した」としています。

さらにCBDオイルに浸した苺については微生物量にもかなりの減少が見られました。これはカビや酵母菌の繁殖が抑制されたことを意味します。「CBDオイルによって消費者が家庭で有効な抗菌処理を行ない、苺の貯蔵期間を延ばせる」ことになります。

研究では「CBDオイルが生鮮食品用の抗菌剤として有望な見込みを持つ」とされ、苺の例がCBDを新たな天然保存料として使う糸口になるものと結論付けられています。

研究チームは米国全体としてCBDを規制する仕組みがないことから、「CBDを食品に添加し、あるいは農産物に使う際の科学的評価や恩恵についてはまだ不明確な点が多い」とも述べています。これについては米食品医薬品局(FDA)が近くCBD使用ルールの策定を行なうことで変化が期待されますが、それこそまさに私たちが望むことでもあるのです。

【参考】

Using Cannabidiol as a potential postharvest treatment to maintain quality and extend the shelf life of strawberries(イチゴの品質を維持し、賞味期限を延長するためのポストハーベスト処理としてカンナビジオールを使用すること。)

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Kohei

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