CBDオイル

CBDでビタミン不足を解消できるのか?CBDとビタミンの関係性について解説

5大栄養素の1つにも数えられる「ビタミン」。私たちの生活には欠かすことのできない栄養素です。

しかし、毎日の食生活の中で十分な量のビタミンを摂取するのが難しくなっているでしょう。

そんな中で、CBDを摂取することでビタミン不足の問題を解決できることに注目が集まっています。

今回はCBDにはビタミンが含まれているのか、ビタミン不足にどのような効果があるのかなど詳しく見ていきましょう。

CBDについては以下の記事で詳しく解説しています。

CBDとは何か?大麻の主成分であるCBDの効果・効能を徹底解説

CBDにビタミンは含まれている?

CBDには、特定のビタミンを摂取した際に得られる同等の効果が期待される成分でもあり、CBD商品の中にはビタミンが含まれているものもあります。

例えば、CBDメーカーの1つ「ENDOCA」が販売しているCBDオイルの成分表示を見てみると以下のようになっています。

【ENDOCA CBD HEMP OIL 3%の成分】

・CBD(カンナビジオール):300mg
・オメガ3脂肪酸:1.2g
・オメガ6脂肪酸:4g
・ビタミンE:8mg

こちらの商品には、抗酸化作用を持つビタミンEが含まれています。

さらに、大麻草の種子には100gあたり56.94μgのビタミンDが含まれている可能性が報告されています。

このようにCBDにはビタミンが含まれていたり、CBDオイルなどの商品にビタミンが含有されていたりすることがわかります。

ビタミンCとビタミンEの作用

ビタミンにはさまざまな種類がありますが、CBDと関連があるものとしては「ビタミンE」と「ビタミンC」が挙げられます。

この2つのビタミンについて基本的な情報を把握していきましょう。

摂取することでどのような効果が得られるのか、不足するとどうなるのかを解説します。

①ビタミンEについて

ビタミンEは、脂に溶ける性質を持つ「脂溶性ビタミン」の1つです。

抗酸化作用を持っており、体内の脂質の酸化を防ぐことで身体を守り、細胞膜の老化を防止したり、血液中のLDLコレステロールの酸化によって生じる動脈硬化を予防したりするといった効果を持ちます。

アーモンドなどのナッツ類や植物油に多く含まれています。

ビタミンEが不足すると、細胞膜の脂質が酸化することで損傷し、感覚障害や神経障害を引き起こす可能性もあります。

また、未熟児では赤血球がこわれることで貧血も生じると言われています。

②ビタミンDについて

ビタミンDは、脂に溶ける性質を持つ「脂溶性ビタミン」の1つで、食べ物から摂取するだけでなく、日光を浴びることで体内で生成されるビタミンとしても知られています。

摂取することでカルシウムの吸収を促進し、血液中のカルシウムの濃度を保つことで丈夫な骨をつくる効果が得られます。特に魚介類や卵類、キノコ類に多く含まれています。

ビタミンDが不足すると、カルシウムの吸収が不十分となってしまい、骨や歯の形成に問題が生じます。

成人でもビタミンD不足によって骨軟化症を引き起こすといわれており、骨粗しょう症の増加にも繋がっています。

ビタミンDとカルシウムを十分に摂りながら、適度に日光を浴びることでビタミンD不足を解消することができます。

ビタミン不足はCBDで補える?

CBDと大麻草

ビタミンにはそれぞれ身体の調子を整えるための重要な役割がありますが、食生活の乱れによってビタミン不足を引き起こす方も多くいるでしょう。

CBDが持つ効果やCBDに含まれるビタミンによって、これらを補うことはできるのでしょうか。

まず、CBDには抗酸化作用を防ぐ働きがあることが期待されています。そのため、ビタミンEを摂取したときと同様に、CBDを摂取することで抗酸化作用を得ることができるでしょう。

CBD製品の中にはビタミンEが含まれているものも多くありますし、CBD自体にもビタミンEと似たような効果があることから、補完的な役割を担うことができると考えられます。

また、フルスペクトラムやブロードスペクトラムのCBD商品にビタミンDが含有されていることもあるため、ビタミンD不足を補うのにCBDを摂取するのも効果的といえるでしょう。

ビタミン不足をCBDで補いたい人は、CBD商品の成分表示などをよく確認してから購入してみてください。

フルスペクトラムCBDとブロードスペクトラムCBDについては以下の記事でそれぞれ紹介しています。

フルスペクトラムCBDとは何?他のCBD製品とどう違うのか?
ブロードスペクトラムCBDとは?メリットや注意点、おすすめのブロードスペクトラムCBDを紹介!

CBDとビタミンの相互作用について

CBDはビタミン不足を補うという目的だけでなく、両方を同時に摂取することによる相互作用も期待されています。中でも、CBDとビタミンDは非常に相性が良い成分として注目を集めています。

例えば、トレーニング後にCBDオイルとビタミンDを同時に摂取することで、カルシウムの吸収を促進するビタミンDが強い骨を作り、健康を維持しながら、CBDの作用によって不安を取り除き前向きな考え方を維持するのに役立つことが期待されています。

また、CBDとビタミンDはどちらも脂溶性でもあるため、CBDオイルを使って同時に摂取すれば、より効果的に吸収することができるでしょう。

CBDと一緒にビタミン系のサプリメントを同時に摂取することで、相互作用による高い効果が得られるかもしれません。

ビーガンの方にもCBDはおすすめ

動物性の食品を摂ることができないビーガンの方にもCBDはおすすめです。ビーガンの食生活を続けていると、動物性の食品を摂ることができないため、ビタミンを始めとするさまざまな栄養素を十分に摂取することが難しくなります。

CBDには、ビタミンやアミノ酸、オメガ3・オメガ6脂肪酸、鉄など、さまざまん栄養素が含まれています。

動物性の食品から摂取する栄養素をCBDで補完することができる上、さまざまなメリットが得られるので、ビーガンの方にもCBDはおすすめです。

まとめ:CBDでビタミン不足は解消できる

CBDにはビタミンと同等の効果を持っていたり、CBD商品自体にビタミンが含まれていたりするため、ビタミンが不足している方は毎日の生活にCBDを取り入れるのがおすすめです。

生活に欠かすことのできないビタミンを効果的に摂取しながら、CBDの持つさまざまな効果を得ることで、生活の質を高めてみてください。

また、ビタミンが含有されたCBD商品を購入する際は、成分表示をよく確認するようにしてください。

【参考】
・麻田製薬:CBDやCBDオイルはビタミンDが含まれている?欠乏症に効果あり?
・江崎グリコ:栄養成分ナビゲーター 栄養成分百科 ビタミンD/ビタミンE
・Fourfivecbd:Why CBD Oil and Vitamin D3 Are a Perfect Match
・Medical Cannabis Network:What do you know about the benefits of CBD oil for vegan athletes?

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Kohei

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