CBDは使った翌日に疲れを引き起こす?だるい・眠いなどの症状とCBDの関連性を調査!
CBDを使用した人の口コミを見てみると「すぐに眠ることができた!」「CBD使って爆睡して朝スッキリ目覚められた」といった声が多く見られます。
CBDは睡眠の改善に役立つと言われていますが、CBDを使用することで生じる眠気がどれぐらい持続するのかについて気になる人も多いでしょう。
夜眠たくなるのは問題ありませんが、日中に眠気が生じたり、疲れやだるさを引き起こすと仕事などにも影響がでます。
そこで今回はCBDを摂取することで翌日に疲れを引き起こすのかどうか、だるさや眠気とCBDの関係性などについて調査していきます。
CBDは眠りにどのような影響を与える?
CBDと睡眠については、多くの場所で語られていることでもある一般的な効果と考えられています。
しかし、CBDが身体にどのように作用するかについて把握している人は少ないかもしれません。
ここでは、CBDと睡眠の関係性について、身体の中で引き起こす作用などを詳しく解説していきます。
①CBDの作用
エンド・カンナビノイド・システムは、身体のさまざまな機能を調整する役割をになっており、CBDによって活性化させることで正常な状態を取り戻す効果が期待されています。
とある研究【1】では、CBDがセロトニン受容体に作用することで、内在性カンナビノイドの放出を促す可能性が示されており、睡眠と覚醒のサイクルを調整する上で重要となるセロトニンの関係性が注目を集めています。
エンド・カンナビノイド・システム(ECS)については以下の記事で詳しく解説しています。
②CBDは眠気を誘発する?
CBDと睡眠の関係性については2つの考え方が存在しています。
1つ目は、CBDが不安や痛みを和らげることで、リラックスした状態で眠りに付けるという考え方です。
2つ目は、身体の睡眠と覚醒のサイクルに関わる脳内の受容体と相互作用を起こすというというものです。
睡眠を阻害する要因としては、さまざまなものが考えられます。仕事や人間関係などで不安を抱えた状態で過ごしていると、心をリラックスさせて眠りに付くのは困難です。
CBDを摂取することで、身体調整機能のエンド・カンナビノイド・システムを活性化し、身体を正常な状態に戻すことで、落ち着いた感覚が得られて、より早く眠りにつくことができると言われています。
そのため、CBDが眠気を誘発するという直接的な作用ではなく、CBDが心を落ち着かせることで睡眠の助けになるという作用が主要な考え方となっています。【2】
CBDと睡眠については以下の記事で詳しく解説しています。
CBDを使うと翌日に疲れを引き起こす?
専門家によっても解釈が異なりますが、CBDが倦怠感を引き起こす可能性について示唆されており、睡眠補助剤としての臨床的証拠についても疑問が持たれているようです。
また、CBDには5-HT1aセロトニン受容体への影響が報告されており、倦怠感や睡眠反応を引き起こす可能性が示唆されています。
とある研究【1】では、CBDが5-HT1aセロトニン受容体に結合すると、覚醒を促す物質の結合を阻害するという結果も報告されており、使用後に眠気を感じるケースも考えられています。
ただ、CBDによって脳内のセロトニンレベルを上げ、不安を軽減し、集中力を高めるため、日中に眠気を誘発することはないという考え方もあるようです。【2】
セロトニンが健全に働けば、日中はスッキリと覚醒した状態になり、夜はリラックスして安眠を促すため、CBDによって日中のだるさや眠気を感じる心配は基本的にないとも言えるでしょう。
CBDの摂取量・摂取方法によって持続時間が異なる
CBDは摂取量や摂取方法、利用者の体質によって持続時間が異なると言われています。
持続時間に影響を与えるものとしては以下の通りです。
- 摂取量
- 使用頻度
- 体質
- 摂取方法
当然ながら、摂取量が多いほど、より長時間に渡って成分が身体にとどまるため、持続時間は長くなります。
使用頻度が高い場合は、時間の経過とともに体内に蓄積されるため長時間持続する可能性がありますが、低い場合は、素早く代謝されるため効果は短いでしょう。
体質によってもCBDに対する反応が異なります。代謝のスピードの違いによっても、持続時間は異なります。【3】
では、摂取方法ごとの持続時間についても詳しく見ていきましょう。
CBDの摂取方法については以下の記事で詳しく解説しています。
①蒸気摂取
蒸気摂取はVAPEを用いて、液体状のCBDリキッドを加熱し、蒸気化させたものを吸引することで、肺からCBDを吸収する摂取方法です。
吸収効率が高く、素早く効き目が現れるのが特徴なのですが、持続時間については30分〜1時間程度とかなり短いと言われています。
②舌下摂取
舌下摂取は、CBDオイルなどを舌の下に垂らして、口内の毛細血管を通じてCBDを吸収するという摂取方法です。
蒸気摂取ほどではありませんが、経口摂取・経皮摂取よりも利用効率が高く、持続時間は4〜8時間と長いのが特徴となっています。
③経口摂取
経口摂取は、CBDオイルやCBDグミ、CBDカプセルなどを口から摂取して、消化管を通じてCBDを吸収する摂取方法です。
利用効率が悪いというデメリットはありますが、手軽にCBDを摂取できる上、持続時間は4〜6時間と長いのが特徴となっています。
④経皮摂取
経皮摂取は、CBDクリームを皮膚に塗布したり、CBDパッチを貼ったりして、皮膚からCBDを摂取する方法です。
局所的な効果が得られるのが特徴で、全身に行き渡らないというデメリットがありますが、持続時間は5時間以上と長くなります。
CBDを使用した人の口コミ
まずは、CBDを実際に使用した人の口コミを確認していきましょう。
CBDを使うことでどのような変化が体感できたのか、個人差があるとは思いますが、参考までに見てみてください。
今日CBDオイルめっちゃきく😲
入眠剤レベル😪
このまますんなり眠りたい🌃— mihokan (@mihokan2) January 10, 2021
CBDとGABAでぐっすり快眠断眠なし13H寝てました
起きたらお昼過ぎ……え…いつもと変わらない……— 夕凪トウ子🍊 (@yuhunagi_az) January 16, 2021
cbdグミによる強烈な眠みで生活リズムを元に戻す実験
— うるりひ老師 (@Ulrich_46) January 18, 2021
CBDグミを2粒(25mg×2)食べるなら7時間は最低でも睡眠を取った方がいいと個人的に思っていて、2粒食べて6時間以下の睡眠だと眠さが続いていて起きるのがちょっと大変。
逆に言ってしまえば2粒食べて7時間半くらい寝ると、めちゃくちゃ良質な睡眠がとれる。
— 焚麻🇨🇦大麻起業家を目指すパパ大学生 (@takuma_NEOTRIP) January 26, 2021
やはりCBDを使うことで「ぐっすりと眠ることができた」という声が多く見られました。
しかし、中には翌日まで眠気が残ったという声もあったので、効き目のコントロールについては個人差が出てくるようです。
体質や使用歴、摂取量などによっても効果の大小が異なるため、初めてCBDを使う場合は少しずつ摂取して、身体の反応を確かめてみることが重要となります。
まとめ:CBDを初めて使う場合は慎重に試そう
CBDと眠気、疲れ、だるさなどとの関係性について調査していきました。
一部CBDを使用することで倦怠感を誘発するといった研究が発表されていますが、現状として明確な証拠としては言い難い部分もあります。
眠気や疲れについては個人的な感覚の差も当然あるため、初めてCBDを使用する方は特に、少しずつ試していきながら、身体の反応を確かめて自分に合った摂取量や摂取方法を見つけてみてください。
【参考】
・【1】WeedMap:Will CBD help you sleep?
・【2】HEMP DADDY’S:CBD is great for sleep, but will it make you tired during the day?
・【3】healthline:How Long Does CBD Stay in Your System?
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