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CBDは肝臓に悪影響を与える?研究によって示唆されるCBDの副作用とは?

日常生活のさまざまなお悩みにおすすめなCBD(カンナビジオール)。

研究によって有用性が期待されており、安全性についても高く評価されている成分でもあります。

しかし、過剰摂取によるリスクについても研究によって示唆されており、摂取量や使い方についてはよく考えなければなりません。

今回はCBDが肝臓に与える悪影響について、研究などの事例を元に解説していきます。

CBDって何?についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

健康食品やサプリメントで肝障害が起きるリスクもある

肝障害は、様々な種類があり代表的なものにはウイルス性のA型肝炎やB型肝炎、C型肝炎。

アルコールの過剰な摂取が原因となるアルコール性肝炎、脂肪肝、肝がんなどが挙げられます。

さらには、一般的に処方される医薬品や健康食品、サプリメントなどが原因で引き起こる薬物性肝障害といったものまであります。

日常生活のお悩みを解決したり、健康的な生活を送ったりするために、健康食品やサプリメントを使用する方も多いかもしれませんが、医薬品とは異なり成分の含有量や品質に規制や基準がないため、アレルギーや肝障害を起こす成分が含まれている可能性があることを意識しなければなりません。[1]

「健康食品やサプリメントで肝障害が起きるって本当?」と思うかもしれませんが、体質との相性や使い方によっては、肝臓に悪影響を与える可能性があるため、服用後に異変を感じた場合は医師や薬剤師に相談するようにしましょう。

CBDが肝臓に与える悪影響に関する研究

さまざまな研究によって成分の有用性や安全性が示唆されてきたCBDではありますが、新たな研究によって、肝臓に対する悪影響についても考えられるようになりました。

ただし、これらの研究で指摘されているリスクはマウスを使用した実験を行った段階であり、明らかとするためにはさらに多くの研究が必要です。

このマウスを使用した研究では、CBDの過剰摂取によって肝障害を引き起こす可能性が発見されています。

アーカンソー大学の研究者は、8週間という期間にさまざまな用量のCBDをマウスに投与したところ、最高用量を与えられたマウスが肝臓毒性の兆候を示したと報告[2]しています。

さらに、少量のCBDを繰り返し投与したケースにおいても、肝臓の腫れや損傷の兆候を示したそうです。

過剰摂取のリスクはあるが心配することはない

マウスを使った研究によって、CBDの過剰摂取に伴う肝臓への悪影響について心配される方も多くいるはずです。

しかし、動物実験とヒトによる実験では意味合いが異なりますし、体重比で同じだけのCBDを人間が摂取するのはあまり現実的とは言えません。

マウスが摂取して肝臓毒性を示したCBDの摂取量は体重1kgあたり200mgといった量です。[2]

人間の体重を50kg程度として換算すると、1kgあたり100mgといった量になります。

この量は、市販されているCBDオイルを一気飲みするような量でもあり、こういった用量でCBDを使う方はほとんどいないでしょう。

もちろん過剰摂取に注意する必要がありますし、適切な容量は守る必要があります。

あくまで著しい高用量の摂取を行うと肝臓に対して悪影響を及ぼす可能性があるということなので、CBDの安全性や効果については十分保たれていると言えるでしょう。

しかし、CBDは医薬品ではないため厳格に摂取量や服用回数を決めることができません。

そのため、あくまで利用者の判断で摂取が行われるため、過剰摂取によるリスクについては認知される必要があるでしょう。

適切な用量を守れば基本的には安全だが…

CBDオイルを舌下投与する女性

CBDは過剰摂取によって肝臓に悪影響を及ぼすリスクが研究によって示唆されています。それでも、適切な用量を遵守していれば、大きなリスクを招く可能性は小さいでしょう。

しかし、市販されているCBD商品のパッケージに記載されている成分表示が正確ではないという問題も生じています。

カルフォルニアの大麻管理局から委託されたある報告によると、市場に出回っているCBD商品の最大80%がラベルに示されているものとは異なる内容を表示していることが明らかとなりました。

そのため、店頭で購入したCBDを用法用量を守って摂取していたとしても、実際には思ったよりも多いor少ないCBDを消費している可能性が指摘[3]されています。

こういった規制が欠如していることが、製品ラベルの不正確性を招いており、過剰摂取による肝障害リスクにつながるのではと懸念されています。

他の医薬品との相互作用にも注意が必要

CBDの過剰摂取によって肝障害が引き起こる可能性についても問題なのですが、それと同様に用心しなければならないのが、CBDと他の医薬品との相互作用です。

肝臓にはシトクロムP450と呼ばれる酵素のファミリーがあり、これが摂取した薬物を小さく分解して、細胞が吸収しやすくする働きを持っています。

CBDを摂取することで、特定の医薬品を代謝するシトクロムP450酵素の能力を阻害してしまい身体に悪影響を引き起こす可能性が指摘[2]されています。

そのため、普段から処方薬などを服用されている方は、CBDを使う前にかかりつけの医師に相談して、安全性を確かめてから使うようにしてください。

【CBDと薬の相互作用】CBD(カンナビジオール)は他の薬と併用可能なのか?についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

安全なCBD商品を選ぶためには

CBDは普及に対して規制が追いついていない状態でもあるため、流通しているものの中には、成分表示と中身が異なるような粗悪品も存在しています。

CBDの内容量だけでなく、不純物や日本では違法なTHCが混入しているケースも考えられるので、CBDユーザーの方は慎重に商品を選ばなければなりません。

安全なCBDを選ぶためにできることとしては、メーカーの取り組みをしっかりと確認することです。

製造過程や製造管理、成分分析、第三者機関からの評価など、透明性の高い商品を購入していきましょう。中には、価格ばかりが安くて、透明性や品質が悪い商品も流通しています。

コスパばかり意識していると、品質の悪い商品を掴まされて、思わぬ悪影響を招いてしまう可能性もあるので注意してください。

まとめ:CBDの肝臓への悪影響は研究段階

CBDの肝臓に対する悪影響について研究事例などをご紹介していきました。

現段階ではマウスを使用した研究が行われているだけで、人に対する影響については未知数なのが現状です。

また、肝臓に対する毒性を示したといっても、人間が摂取するには現実的ではない量でもあるため、用量を守った適切な摂取方法であれば安全に使用できると考えらえます。

自分の体質や商品ごとに推奨されている摂取量などを遵守して、安全にCBDを使っていけるようにしてください。

安全にCBDを使い続けるために、製造管理が行き届いた品質の確かなCBD商品を選ぶということも重要です。

【参考】
・[1]全日本民医連:健康食品・サプリメントによる副作用
・[2]healthline:Worried About CBD Hurting Your Liver? Here’s What the Experts Have to Say
・[3]SanDiego MAGAZINE:CBD and Liver Function: All You Need to Know

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Kohei

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