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CBDは神経因性疼痛に使える?CBDの効果に関する研究や動向をチェック!

癌や物理的傷害などによって生じる神経の痛みでもある「神経因性疼痛」。

慢性的な痛みが続くのが特徴で、治すが難しいことでも知られています。

そんな神経因性疼痛に関して、CBD(カンナビジオール)の効果が注目を集めています。

今回はCBDが神経因性疼痛に対して効果を持つのか、実際に行われている研究や国内外の動向をチェックしていきましょう。

神経因性疼痛とは?

まずは、神経因性疼痛について解説していきます。

神経因性疼痛は、癌や物理的傷害などによる末梢神経・中枢神経に障害が起きることによって生じる痛みのことです。

癌による腫瘍や椎間板ヘルニアによって神経が圧迫されたり、糖尿病や帯状疱疹による神経損傷が原因と言われています。

通常であれば、痛みの原因になっている傷などが回復すれば痛みも治るのですが、神経因性疼痛は神経の機能障害によって生じる痛みでもあるため、症状が慢性的に続くことが知られています。

慢性的な痛みが続くため日常生活にも支障を及びすため、深刻な問題に発展することもしばしばあります。

①神経因性疼痛の痛み

神経因性疼痛では、灼熱痛やチクチクとした感覚の痛みが続くを言われています。触刺激を激烈な痛みとして感じてしまうといった症状も引き起こします。

また、慢性的な痛みが続くことによって、神経系の痛みに敏感になってしまい、痛みの原因が治癒したとしても、長期的に痛みが続くケースもあります。

②神経因性疼痛の治療法

神経因性疼痛の治療目標としては、痛みを緩和し、残存する痛みに対処していくことが挙げられます。

代表的な、治療法としては薬物療法が用いられており、その他にも理学療法や鍼灸、認知行動療法、心理療法などがあります。

また、医療大麻の喫煙による神経因性疼痛への有効性についても期待されています。

CBDは神経因性疼痛に効果があるのか?

次に、神経因性疼痛に対してCBDが効果を持つのかについて解説していきます。

CBDには鎮痛効果があることも知られていますが、神経因性疼痛に対してどのような効果があるのか、実際に行われた研究事例などを調査していきます。

①CBDが神経因性疼痛に効く十分な証拠はまだない

神経因性疼痛に対するCBDの効果について、さまざまな研究は行われているものの、効果に対する明確な証拠はまだないと言われています。

大麻由来の製品が神経因性疼痛の治療法として提案されており、有効性に対する主張が強調されていますが、有効性の証明にはまだ時間がかかるようです。

2017年11月には、成人の慢性神経因性疼痛の治療のたまに大麻製品を使用した臨床試験の調査が行われました。

1750人を対象とした16もの研究が見つかっているのですが、質の高いエビデンスとして評価されたものはありませんでした。

ただし、その中でも大麻由来の薬を投与することで痛みの軽減や睡眠障害、心理的苦痛を軽減するといった結果は見られたものの、副作用によって治療を断念した事例も報告されています。

②末梢神経障害に対するCBDオイルの有効性について

下肢の末梢神経障害の症状を緩和するためのCBDの有効性に関する研究が行われています。

研究によると、症候性末梢神経障害の患者29人に対して、CBDとブラセポとの比較実験を行ったところ、CBDを投与した患者群に激しい痛みや鋭い痛み、冷たくてかゆみを伴う感覚が統計的に減少したと報告されています。

CBDオイルの経皮摂取が末梢神経障害に有効であることが示されており、治療薬としての忍容性の高さなどが評価されています。

③神経因性疼痛に対するCBDの可能性は指摘されている

Journal of Experimental Medicineに掲載された2012年の文献レビューによると、カンナビノイドが神経因性疼痛を抑制する可能性について指摘されています。

CBDが脳のセロトニン受容体を活性化し、神経因性疼痛を緩和する可能性が考えらており、 journal Painによる2019年の研究では、セロトニン機能を回復するCBDの効果によって動物の神経障害性疼痛を緩和することが示されています。

ただ、神経因性疼痛に対するCBDの効果について、人間を使った研究事例はほとんどないため、代替的な治療オプションとして支持されているものの、研究としては不十分といえるでしょう。

アメリカではオピオイド鎮痛剤の依存症が深刻な問題に発展する中で、医療用大麻による慢性的な疼痛に採用されることに期待が集まっています。

CBDと神経因性疼痛に関する動向は?

CBDと神経因性疼痛に関する動向について調査していきます。

研究に関する進展や大麻由来の薬品など、さまざまな動きを見せているので詳しくチェックしていきましょう。

①GW社の大麻由来の治療薬「サティベックス」が神経因性疼痛に適応あり

イギリスの製薬会社GW社が開発し、2005年に承認された世界初の大麻由来の製品でもある「サティベックス(Sativex)」

2016年には30カ国で使用されるようになり、多発性硬化症による痙攣の治療薬として用いられています。

そんな「サティベックス(Sativex)」は、2005年カナダにおいて多発性硬化症に伴う神経因性疼痛の治療に関する適応を取得しています。

その他にも、末期癌患者の疼痛の軽減にも有意な改善を見せており、オピオイド系薬剤の代替療法として注目を集めています。

②オランダ政府は神経因性疼痛の治療における医療大麻の研究に多額の支援

オランダでは、神経因性疼痛の治療における医療大麻の使用に関する研究に対して、190万ユーロという多額の支援を行っています。

オランダの独立機関の医薬品研究センター(CHDR)と、ライデン大学医療センター(LUMC)の共同プロジェクトが進められており、神経因性疼痛の治療に最適なTHCまたはCBDの投与量を把握することを目的にしています。

③神経痛に対してCBDを投与する症例もある

臨床CBDオイル研究会によると、CBDオイルの使用症例の中に神経痛を改善したという内容が報告されています。

帯状疱疹と診断された65歳の男性は当初、薬物療法による治療を受けていたのですが、胸のうずき(神経痛)が見られていました。

そこでCBDオイルを服用したところ、左胸のうずきが改善し、使用開始67日で完全に消失したそうです。

まとめ:神経因性疼痛に対するCBDの効果は今後の研究次第!

CBDが神経因性疼痛に効果があるのかについて解説していきました。

まだ明確な証拠となるような研究事例がないため、効果に対しては不確実性が残るというのが現状です。

ただ、効果に対するポジティブな研究報告も少なからずあるため、今後研究が進展していく中で、効果が立証されていくかもしれません。

【参考】
・WeedMap:CBD oil and neuropathic pain(CBDオイルと神経因性疼痛)
・PubMed.gov:The Effectiveness of Topical Cannabidiol Oil in Symptomatic Relief of Peripheral Neuropathy of the Lower Extremities(末梢神経障害の対症療法におけるCBDオイルの有効性について)
・bedrocan:1.9 million euros for research into neuropathic pain(神経障害性疼痛の研究に190万ユーロ)
・healthline:4 Best CBD Products for Nerve Pain(神経痛のための4つのおすすめCBD製品)
・大塚製薬:大塚製薬とGWファーマシューティカルズ カンナビノイド系がん疼痛治療剤「サティベックス(Sativex®)」の米国におけるライセンス契約締結
・臨床CBDオイル研究会:CBD使用症例 65歳男性 帯状疱疹後神経痛

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Kohei

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