【おすすめCBDコスメ7選】CBD化粧品で期待できる効果とは?
さまざまな疾患に効果があるとして研究が進んでいたり、効率よく仕事をこなすために使用されていたりとあらゆる場面での活躍が期待できる大麻の成分であるCBD。
美容にもよいとして、数年前から化粧品業界でも注目されています。
そこで、今回はスキンケアやメイクアップとしてのCBDについて紹介します。
CBDについては以下の記事で詳しく解説しています。
CBDは化粧品として万能!
近年、急激にCBD入りの化粧品が増えました。これは、CBDオイルが美容に効くということが口コミで広がったためです。
事実、肌の悩みのほとんどはCBDで解消できる可能性があるといってもよいくらい、さまざまな効果が期待されています。
CBDについては以下の記事で詳しく解説しています。
CBDコスメはアメリカで大人気
アメリカでは、あらゆる業界からCBDを使用した商品が発売されています。中でも、最近注目を集めているのが化粧品業界。
アメリカの大手スキンケアブランドを有する「アストラル・ブランズ(Astral Brands)」傘下の1社が、店頭とECサイトにてCBD商品を販売したところ、2019年度最高の売れ行きを記録しました。
ここ数年は、CBDの効果からスキンケア商品が多くのブランドから発売されていましたが、最近はメイクアップブランドも増えています。メイクアップしながらスキンケアもできるアイテムとして、市場は今後も拡大していくでしょう。
アメリカでのこのような盛り上がりを受けて、日本でも代官山蔦屋書店や新宿伊勢丹でポップアップショップを展開するなど、徐々に盛り上がりをみせています。
身体の内側から調子を整える
従来のスキンケアは、表皮に働きかけてターンオーバーを促したり、保湿力を高めたりするものです。CBDは表皮ではなく身体の内側に働きかけるため、肌本来の美しさが手に入るといわれています。
これは、皮膚から浸透したCBD成分が体内に吸収されて、カンナビノイド受容体に作用し、エンドカンナビノイドシステム(ECS)を整えるためです。エンドカンナビノイドシステムを整えることで、乾燥しがちな肌には皮脂の分泌を促し、べたつきがちな肌には皮脂の分泌を抑えてくれます。
エンドカンナビノイドシステムは、身体の状態を一定に保とうとする機能のことで、肌の状態をニュートラルにする機能も担っているのです。
エンドカンナビノイドシステム(ECS)については以下の記事で詳しく解説しています。
経皮吸収とは?
化粧品は、この経皮吸収をすることで、皮膚に美容成分を取り込んでいます。経皮吸収には、皮膚を通過する経路と毛穴や汗孔を経由する経路の2種類あり、CBDもいずれかの経路で体内へと吸収。
皮膚の部位により吸収率も変わることがわかっていて、頬は腕の13倍、おでこは6倍と顔の吸収率は比較的高めです。
美容面におけるCBDに期待できる効果
美容面におけるCBDに期待できる効果を紹介します。肌の悩みを根本から解決するためには、アウターケアとインナーケアの両方が大切です。
アンチエイジング
CBDにはアンチエイジングに効果的な、抗酸化作用と抗糖化作用があります。しわやくすみは、身体の酸化が原因のひとつです。身体の酸化とは、加齢やストレスによって身体が錆び付くこと。
酸化させないためにはビタミンCやビタミンEが有効ですが、それ以上にCBDには高い抗酸化作用があります。また、肌のハリや弾力が失われるのは、糖化が原因。
余分に摂取した糖質とたんぱく質が結び付き、細胞が劣化することを糖化といいます。CBDには糖化の抑制だけでなく、糖化した細胞を元に戻す役割もあるのです。
このふたつの作用により、CBDはアンチエイジングには欠かせない存在だといえます。
肌荒れ防止・改善
CBDには、抗炎症作用が備わっています。肌荒れで赤くなるのは、肌が炎症しているからです。肌が炎症することで、細菌などの異物を排除していたり、傷ついた細胞を除去しようとしています。
CBDの抗炎症作用はこのような肌の炎症にも有効で、肌本来の働きを促す大切な役割です。また、CBDが持つ抗菌作用により、ニキビの原因であるアクネ菌が増殖しないような土台づくり、傷口の悪化を防止します。
エンドカンナビノイドシステムの作用により、皮脂の分泌も調整してくれるため、抗菌・皮脂調整の両面からニキビに効果的です。
ニキビとCBDについては以下の記事で詳しく解説しています。
アトピー改善
アトピーは、皮膚のバリア機能が低下することで、外からの刺激などにより炎症している状態のことです。炎症に加えて、皮膚にあるセラミドや天然保湿因子の不足により、肌が乾燥しアトピーが悪化することも。
CBDには、アトピーを改善させる作用が2つあります。
ひとつ目は、CBDがもつ抗炎症作用です。アトピーがでているところに塗ることで、炎症を鎮めてくれます。
ふたつ目は、エンドカンナビノイドシステムにCBDが作用することです。皮膚のバリア機能は、皮脂膜、細胞間脂質、天然保湿因子の3つがバランスよく構成されることで保たれます。
このバランスを保つ役割をもっているのがエンドカンナビノイドシステムです。この3つのバランスが保たれていれば、外部からの刺激にも負けません。エンドカンナビノイドシステムのバランスを整えることで、結果的にアトピーの軽減につながるというわけです。
CBDとアトピーに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
ストレス軽減
ストレスが加わると、自律神経が乱れて交感神経が常に優位な状態となります。交感神経が優位な状態が続くと、ターンオーバーが乱れてシミやニキビ痕ができるなど、肌にとってもよくありません。
エンドカンナビノイドシステムは、交感神経と副交感神経のバランスを調整して心身をリラックス状態へ導いてくれます。
CBDとストレスに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
良質な睡眠
CBDを摂取することで、質のよい睡眠を取ることが可能です。CBDが脳にあるカンナビノイド受容体に働きかけることで、幸せホルモンと呼ばれる神経伝達物質、セロトニンの排出量が調整されます。
セロトニンは、睡眠・覚醒機能と24時間のリズムを調整するため、質のよい睡眠につながるのです。[1]
睡眠は最高の美容方法だといわれるほど、睡眠が肌に与える影響は大きいといわれています。肌のためにも質のよい睡眠をとることが大切です。
CBDと睡眠に関しては以下の記事で解説しています。
おすすめのCBDコスメ7選
CBDが配合されたおすすめのコスメを紹介します。CBD以外の成分も美容効果がたっぷり入っていて、Wの効果が期待できるものばかりです。
MUKOOMI (ムコーミ) フェイスクリーム
MUKOOMIは、ミス・ワールド・日本代表に選ばれた方が代表として運営しています。
CBDが配合された CBDフェイシャルクリームです。
乾燥肌や、敏感肌にも優しく、自然な肌の働きをサポートし、テカリの原因となる皮脂もカットしています。
ベタつかずしっとり潤うフェイシャルクリームです。
CANNA CBDクリーム
CANNA CBDクリームにはCBDと生プロテオグリカンの2つの成分が配合されており、 肌の内側と外側の両方からアプローチできる美容クリームとなっています。 CBD、生プロテオグリカンは共に美容業界でも近年注目されている成分。
これらの成分を配合している化粧品はいまだ少なく、珍しいコスメになっています。
CBD含有量 | 記載なし |
内容量 | 30g |
全成分 | CBD,生プテオグリカン、ヒアルロン酸、コラーゲン、セラミド、桜の花エキス、りんご幹細胞エキス、麻種子油、人遺伝子組み換えポリペプチド、アスコルビン酸 |
CANNA CBDクリームの公式サイトはこちら
通常購入価格6980円が初回58%OFFで購入でき解約の縛りもないためいつでも解約可能です。(1人1セット限定)
ataracia CBDフェイスマスク
ataraciaは、大正12年に創業した吉兆堂が手掛ける日本発のCBDブランドです。ataraciaのCBD製品はすべて、アメリカ食品医薬品局(FDA)の認可を受けた研究所にて検査されています。
また、日本国内においても第三者機関によるCBD成分を分析した資料を厚生労働省に提出し、正式に通関手続きをおこなった原料のみを使用しているため、肌につけても安心安全。
フェイスマスクに含まれているユズセラミドとは、植物由来で初めて採れたヒトの角層セラミドに近い成分です。この成分は、肌荒れ・シワの改善や毛髪保護効果が期待されています。
CBD含有量 | 30mg(1枚あたり) |
内容量 | 3枚 |
全成分 | 水、イソペンチルジオール、BG、グリセリン、カンナビジオール、ユズ果実エキス、カンゾウ根エキス、 チャ葉エキス、ローズマリー葉エキス、ツボクサエキス、カミツレ花エキス、オウゴン根エキス、イタドリ根エキス、グリチルリチン酸2K、ヒドロキシエチルセルロース、フェノキシエタノール |
セラピューティックCBDスキンバーム ヘンプタッチ
アルコールや刺激物を使用せずにCBDを抽出する、ウルトラクリーン製法をおこなっています。この製法は、敏感肌や乾燥肌のために開発された製法で、純度の高い成分を抽出することが可能です。
また、このフェイスクリームに配合されているオレンジ花水は、「若返りのネロリ」といわれていて、保湿や毛穴の引き締めに効果があるとされています。
パッケージ形態も製品内に空気が入らない構造となっているため、最後までクリームの状態が変わりません。オイリー肌や混合肌のバランスを整えたい人におすすめします。
CBD含有量 | 不明 |
内容量 | 50ml |
全成分 | オレンジ花水、ラウリン酸イソアミル、水、CBDオイル、ヘンプシードオイル、クエン酸トリエチル、セテアリルアルコール、グリセリン、ステアリン酸グリセリル、クエン酸ステアリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、カンナビジオール、クロレラ、カプロイル、ラウロイル・ラクチレートNa、トコフェロール、サンフラワー・シードオイル、キサンタンガム、クエン酸、フィチン酸ナトリウム、レブリン酸ナトリウム、アニス酸ナトリウム、シトラール、リモネン、リナロール、ゲラニオール、シトロネロール |
グリース CBD美容液
魔法のオイルと呼ばれているバオバブオイルを使用した、栄養がたっぷり入った美容液。バオバブオイルとは、体内では作られにくい脂肪酸と美容効果の高いビタミンからできています。
成分内にテルペンも含まれており、CBDの効果を引き出すアントラージュ効果にも期待ができるため、あらゆる面からアプローチできる商品です。
また、配合されている成分はすべて天然植物由来なので、肌が弱い人でも安心して使用できます。
CBD含有量 | 500mg |
内容量 | 30ml |
全成分 | バオバブ種子油、フランキンセンス樹脂油、カンナビジオール、ネロリ花油、ジャスミン花油、テルペン、ローズマリーエクストラクト |
ネロリラボタニカ CBDリップグロス
まだ日本では珍しい、CBDのメイクアップアイテム。限定発売をして大人気だったリップグロスにCBDが配合されました。
CBD以外の成分もこだわりが詰まっていて、血行促進や加温、保湿効果などに期待できます。色は、使いやすい3色展開です。
CBD含有量 | 不明 |
内容量 | 2.5g |
全成分 | ヒマシ油、ヒマワリ種子油、シリル化シリカ、スクワラン、ホホバ種子油、トリイソス テアリン酸ポリグリセリル-2、トコフェロール、トウガラシ果実エキス、エタノール、シア 脂、セイロンニッケイ樹皮油、メリッサ葉油、ハッカ葉油、チョウジ葉油、ユズ果皮油、ナツ ミカン果皮油、ムラサキ根エキス、カカオ脂、ナツミカン花油、メリッサ葉エキス、水、ハマ ナス花エキス、月見草油、ルリジサ種子油、シロキクラゲ多糖体、パール、カンゾウ根エキス 、ユズ種子油、カンナビジオール、ベニバナ赤、結晶セルロース、グンジョウ、酸化鉄 |
gron CBDクレイマスク
gronはもともとCBDチョコレートを扱っていたメーカーで、アメリカのオレゴン州で初めて大麻食品加工業者として保健局から認定されました。
食品を扱えるほどレベルの高い工場で、可能な限りオレゴン州で栽培された麻を使用して製造しています。潤いを与えつつ余分な油分を吸収し、赤みや吹き出物にも効果的な成分がたくさん配合。週に1回のスペシャルケアにおすすめです。
CBD含有量 | 160mg |
内容量 | 56g |
全成分 | 水、カオリンクレイ、シークレイ、アボカドオイル(Persea Gratissima)、キュウリオイル(Cucumis Sativus)、ヘンプエキスΩ、乳化ワックス NF、べヘントリモニウムメトサルフェート(BTMS-50)、スピルリナパウダー、海藻エキス、天然エッセンシャルオイル、フェノキシエタノール、カプリリルグリコールΩ=オーガニック原料 |
まとめ「CBDは美容との相性がとても良い」
CBDは美容との相性がとてもよく、肌への嬉しい効果がたくさんあります。身体の機能に働きかけるため、CBDの使用を止めた途端にもとに戻ったといったことは起きづらいです。
また、体内に蓄積する性質があり、定期的に摂取することでどんどん効果を感じやすくなるといわれています。いいことづくめのCBDではありますが、身体にとって睡眠や食事がなによりも大切です。
CBDを使用しつつ、生活習慣を見直してみるのもいいかもしれません。
【参考】
・[1]理化学研究所:睡眠・覚醒機能と24時間リズムをセロトニンが束ねる
マリファナJP 国内最大の大麻総合メディア
大麻に関する正しい知識、正しい情報を発信し、医療用大麻、産業用大麻、嗜好用大麻等 多岐にわたり世界中の人々から必要とされている大麻を伝える、日本人のためのメディアです。マリファナJPでは大麻の関連の情報の発信をしていますが、大麻取締法を犯す事を「扇動、教唆、示唆、ほう助」する内容ではございません。日本では大麻の所持、栽培は違法ですので絶対に使用しないでください。
佐々木優輔
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