CBDは炎症を抑えられる?抗炎症におすすめな摂取方法や口コミを紹介!
睡眠の改善やストレスの緩和をはじめ、さまざまな症状への効果が期待される大麻の主成分の一つであるCBD(カンナビジオール)。
抗炎症作用もあると言われているため、日常生活に取り入れることで、さまざまなメリットが得られるでしょう。
そこで今回はCBDの炎症に対する効果やおすすめの摂取方法、口コミなどを紹介していきます。
CBDについては以下の記事で詳しく解説しています。
⇒CBDとは何か?大麻の主成分であるCBDの効果・効能を徹底解説
炎症が起きるメカニズムについて
炎症は身体が傷ついたときに起きる保護反応でもあり、体内の免疫システムが異常を察知して、原因を取り除くために機能した際に生じます。
白血球といった免疫システムを担う成分が、体内に生じた異常に反応し、働くことで炎症を作り出します。この炎症には主に2つの種類があります。
①急性炎症
急性炎症は、怪我や感染、病気の後に発生するもので、免疫システムが働くことで患部を保護し、赤みや腫れを引き起こします。一時的な炎症でもあるため、時間の経過と共に炎症は消え、元の状態に戻るため、免疫システムの正常な働きといえるでしょう。
②慢性炎症
慢性炎症は、怪我や感染、病気といった異常がないにもかかわらず、免疫システムが動き続けることで引き起こす炎症です。免疫システムが体内の健全な細胞を異物とみなすことで、異常がない中で身体にダメージを与えてしまいます。
炎症が長期化するとフリーラジカルの生成が増加し、組織や臓器に悪影響を与えてしまう可能性が。原因としては自己免疫疾患や未治療の感染症などが挙げられており、喘息やがん、糖尿病といった疾患によって生じることもあります。
また、日常生活においても喫煙やストレス、肥満といった要因によって慢性炎症が起きるとも言われています。
CBDで炎症は抑えられる?
炎症の従来の治療法は、ステロイド系の抗炎症薬を服用するのが一般的ですが、長期的な使用によって副作用が生じる可能性もあります。
そんな中、副作用のリスクが小さいCBDに抗炎症作用が期待されるということで注目を集めています。
CBDを摂取することにより身体調整機能のエンド・カンナビノイド・システム(ECS)を活性化することで、免疫細胞を正常に戻すといわれており、自己免疫疾患でもある炎症の抑制に繋がるともいわれています。
では、CBDが炎症に効果があると報告されている研究などについて詳しく見ていきましょう。
エンド・カンナビノイド・システム(ECS)については以下の記事で詳しく解説しています。
⇒エンドカンナビノイドシステム(ECS)とは?大麻、CBDとの関係も徹底解説
2015年の研究でCBDの抗炎症特性が説明される
2015年に「Bioorganic and Medicinal Chemistry」に掲載された研究では、CBDの抗炎症特性についての報告がなされています。
CBDが体内のいくつかの経路を介して炎症を軽減しており、炎症に関連するさまざまな状態に対して潜在的な治療法としての可能性が発見されました。
2016年の研究でマウスを使った実験が行われた
2016年に「Clinical Hemorheology and Microcirculation」に掲載された研究では、糖尿病マウスの初期膵臓炎症の治療法として、CBDの調査が行われました。
膵臓の炎症は、インスリン産生細胞を破壊する免疫細胞の侵入によって糖尿病を引き起こす可能性があります。
CBDによる治療を受けたマウスは、治療を受けなかったマウスと比較して遅れて糖尿病を発症した結果が得られており、免疫細胞活性の有意な低下が示されています。
2017年の研究ではCBDが関節の急性炎症を軽減した
journal Painの2017年に行われた研究では、変形性関節症の雄ラットに対するCBDの影響が調査されました。
CBDによる治療を行ったところ、関節の急性炎症が軽減され、神経損傷や関節痛の発症を防ぐことが判明しました。
CBDによる免疫系の調整作用で炎症を抑制できる可能性がある
さまざまな研究によって、CBDは痛みや近く、体温を仲介する受容体に結合し、受容体を鈍感にすることがわかっています。
動物モデルを使用した研究では、CBDが免疫系を調整できる可能性が示されており、自己免疫疾患でもある炎症の抑制につながっていると考えられています。
研究が進むにつれてヒトを使った臨床試験が行われれば、CBDによる治療薬が開発されるかもしれません。
炎症におすすめなCBDの摂取方法
炎症を抑えるためにCBDを使用する上で、主な摂取方法を紹介していきます。摂取方法ごとの特徴や効果の違いなどを見比べて、自分に合った形でCBDを使ってみましょう。
CBDの摂取方法については以下の記事で詳しく解説しています。
⇒CBDの正しい使い方、摂取方法を覚えよう!手軽な摂取方法や摂取量の目安は?
経口摂取
経口摂取は口からCBDを取り入れて、消化器官を通じて体内に吸収していく方法です。CBDオイルを飲み物に混ぜて摂る、CBDグミやCBDチョコなどを食べるといった方法が挙げられます。
摂取方法としての特徴は、摂取してから肝臓で一度代謝されてから吸収されるため、効果を実感するまでに時間がかかってしまいます。
さらに、生体利用率も低いと言われているのですが、効果の持続時間は長いというメリットがあります。
舌下摂取
舌下摂取はCBDオイルなどを舌の下に垂らして、毛細血管を通じて体内に吸収していく方法です。経口摂取よりも効果が現れるのが早く、生体利用率に関しても効率が良いのが特徴です。持続時間も長いと言われています。
蒸気摂取
蒸気摂取は、CBDリキッドをVAPEを通じて蒸気化したものを吸引して、肺からCBDを吸収するという摂取方法です。肺の血管から体内に吸収するため、効果が現れるのが早く、生体利用率も高いのが特徴です。
ただし、持続時間が短いというデメリットもあります。
経皮摂取
経皮摂取は、CBDオイルやCBDクリームなどを直接肌に塗って、皮膚からCBDを吸収するという方法です。肌に炎症が起きた際に、患部へCBDを塗り込むことで局所的に抗炎症作用を得ることができます。
その他の摂取方法と比較して、効果が現れるのが遅いのですが、持続時間は長いのが特徴です。
抗炎症のためにCBDを使っている人の口コミ
実際に効果はあったのかなど、使ってみたリアルな感想を調査していきます。
オイルはクリアヘンプシードオイルベースにcbdとニールズヤードのラベンダーで。超シンプル。食事みなおして。体の内側からあっためて。
炎症をケアして、毒素があれば排出のお手伝いとしてリンパドレナージュ🙌
ふたりのドクターお手上げなこの状況、
ホームケアがちゃんと実になってうれしすぎる!!!— 333___love (@333___love) November 3, 2020
日常範囲の炎症系の痛みはCBDで軽減する傾向
— 八百万サトコ (@stk1911) October 23, 2020
注文したCBD製品が昨日届いた。カプセルで一粒に30mg強のCBDが含まれる。
飲んでからリラックスし始め1時位かかったが自然に眠れた。
副鼻腔炎の炎症が抑えられ鼻の通りも良い✨これで完治するか。— ろでぃ (@rodyukareponchi) October 14, 2020
そろそろCBDバームの保湿と乾燥肌による炎症が抑えてくれる良い季節ですねぇ!😍😍
— Ko-Ma CBDとアウトドアブログ運営者 (@KoMa_unruly) September 29, 2020
まとめ「炎症にお悩みの方はCBDを試してみよう!」
CBDには抗炎症作用があることが研究によって明らかになっています。
摂取方法によって目的に合った効果が期待できるので、炎症を抑える用途でCBDを使ってみるのもおすすめです。
気になった方はCBDを購入して、ぜひ試してみてください。
【参考】
・麻田製薬:CBDやCBDオイルは炎症に効果がある?中毒症状や副作用はない?
・WeedMap:CBD oil and inflammation
・healthline:7 Benefits and Uses of CBD Oil
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