日本のネット証券で買える大麻関連株5選!
カナダやオランダを筆頭に、アメリカなど先進国で合法化する動きが着々と進んでいます。現在のような急成長を遂げている大麻ブームが「グリーンラッシュ」と呼ばれるようになり、このグリーンラッシュでお金を稼ごうと投資先に選んでいる方もいます。
今回ご紹介するのは、日本のネット証券でも買うことができる5つの大麻関連株です。日本では、大麻の所持は違法とされているので、株で大麻を楽しみましょう!
大麻については以下の記事で詳しく解説しています。
⇒【大麻完全ガイド】大麻の成分や植物としての「特徴」「効果」「法律」について解説
今後の大麻市場は拡大?収縮?
投資を考える上で把握していなければいけないのは、やはり今後の市場規模ですよね。今後の大麻の市場は拡大するのか、または収縮していくのか確認していきましょう。
大麻市場は右肩上がり
結論から言うと、大麻市場は右肩上がりに伸びていく一方です。
国内だけで見ると、大麻の成分に含まれているCBDを利用して電子タバコやワックス、またアンチエイジングに効果があるされるCBDオイルの販売など、大麻自体は違法ながらも合法ラインでビジネスが活性化されています。
また、CBDにはリラックス効果もあり、不眠症や精神状態があまり安定しない方に向けて、今後いろいろな商品が生まれるでしょう。
嗜好用大麻の合法化が広まっていくアメリカ
大麻市場は、日本よりむしろ海外の方が拡大するスピードが速いと言われています。現在のアメリカでは、医療用大麻が33の州で、娯楽用と医療用の両方の大麻が合法化されているのは10の州も存在します。
合法化する理由は、健康面や経済面などたくさんあるとされていますが、1つに違法大麻の犯罪が多いからこそ、対処するのに巨額な税金がかかってしまうと言うこともあるそうです。
また、2016年の北米における合法マリファナ産業の収益は67億ドル(7,300億円)でしたが、2021年までに210億ドル(2兆3,100億円)に達すると予測されています。
5年間でおよそ3倍の規模に拡大するのは、驚異的な成長率です。
日本でも買える5つの大麻関連銘柄
次にご紹介するのは、日本でも買うことができる大麻株です。大麻が違法な日本で買うことができる大麻の株はやはり少なく、情報もほとんどが英語なので買いたいのに不安になる方がいらっしゃいます。
不安なく、大麻株が買えるように5つピックアップしてご紹介するので、気になるものがあればぜひ、購入を検討してみてください。
Aurora Cannabis (ACB)
1つ目にご紹介するのは、Aurora Cannabis(オーロラ・カンナビス)です。略称として「ACB」と呼ばれています。
ACBは、生産キャパシティにとても力を注ぎこんでおり、カナダに拠点を置く医療大麻会社です。
生産キャパシティとは、生産設備がどの程度まで生産可能であるかの上限を示すもので、ACBはその生産可能な上限がどんどん拡大しています。
また、屋内栽培システムと麻関連食品の生産と販売も行っているそうです。取り扱いされている日本の証券会社は、マネックス証券の1社のみです。
Canopy Growth Corp (CGC)
次に紹介する日本でも購入できる大麻株は、Canopy Growth Corp(キャノピー・グロウス)です。
略称として、「CGC」と呼ばれています。CGCは、カナダに本拠を置くマルチブランドの大麻会社で、以前はTweed Marijuana Incと言う旧名でした。
また、若年層に向けて洋服と大麻を合わせて販売するオシャレなセレクトショップのような店も展開しています。
コロナビールを擁するアルコール飲料メーカーであるConstellation Brandsから、およそ40億ドルの投資を受け、大麻成分入りの新しい飲料の開発を行なっているなど異業種他社の連携が強いでしょう。
取り扱いされている日本証券会社は、楽天証券、マネックス証券、SBI証券の3社です。
Cronos Group Inc(CRON)
3つ目の大麻関連株が買えるのは、Cronos Group Inc(クロノス・グループ)です。略称として、「CRON」と呼ばれています。
CRONは複数の大麻関連企業を有するオーナー企業で、医療用大麻生産会社です。
また、医療用大麻の生産、販売のプラットフォームを提供しているだけでなく、CBD(カンナビス・オイル)を生産しています。
アメリカより、カナダの方で事業を展開中です。取り扱いされている日本証券会社は、マネックス証券、SBI証券の2社となっています。
Tilray (TLRY)
4つ目にご紹介する、日本でも大麻関連株が買えるのは、Tilray(ティルレイ)です。
略称として、「TLRY」とも呼ばれています。TLRYは、主に医療用大麻の製造・販売に従事していて、大麻に含まれる化学物質カンナビノイド(CBD)をベースとする医薬品も販売しているそうです。
また、大麻成分入り飲料の開発パートナーとして、世界中でビジネスを展開しているNovartis(ノバルティス)と提携して、医療用大麻の販売網を世界へ広げています。
取り扱いされている日本証券会社は、マネックス証券、SBI証券の2社です。
Aphria Inc
最後にご紹介する大麻関連株が買うことができるのは、Aphria Inc(アフリア)です。略称として、「APHA」とも呼ばれています。
APHAは、医療用マリファナの生産、販売会社で、乾燥マリファナとマリファナオイルを提供しています。主に、カナダで事業を展開しているようです。
他にも、子会社のBroken Coast Cannabis Ltdを通じて、カナダのバンクーバー島で認可された屋内大麻生産施設を運営しています。また、取り扱いされている日本証券会社は、マネックス証券の1社のみです。
大麻株にもリスクはある
どうやら、5つの大麻関連株には同じ大麻に関連する会社であっても、それぞれの行っている事業は異なるようです。
また、娯楽用の大麻販売は、法律の関係でアメリカよりカナダの方が多いことが見受けられます。アメリカやカナダを中心に大麻関連株は販売されているみたいですが、もちろん投資する上で、リスクは存在します。
ですので、最後にご紹介するのは大麻関連株のリスクと対処法についてです。いくら大麻の市場が伸びていたとしても、投資のリスクも把握した上で試みることを考えましょう。
1つの銘柄に投資するべきではない!
大麻株に関わらず1つの銘柄に投資することは控えましょう。初心者の方でありがちな注意ですが、投資に確実はないと言われています。確かに、今後の大麻の市場は伸びるという理由はたくさんありましたが、これは外部による唐突な問題を考えず、単純な理論上で考えた場合です。
どういうことか分かりやすくお伝えすると、現在の世界中で問題になっているコロナウイルスを想定してみてください。
コロナウイルスの感染者増加により、アメリカでは中心都市を防ぐようなロックダウン、日本では緊急事態宣言により多くの業界が大打撃を受けました。
投資は災害や、経済が変化したときに甚大な被害を受けると言われています。ですので、大麻株に関わらず1つの銘柄に投資することはできるだけ控えるようにしましょう。
大麻株が下がっても保有し続けるのは危ない!
銘柄選びに悩んだ末に「いいな」と思って買った銘柄は愛しいものですよね。
しかし、どれだけ慎重に選んでも、外部環境の悪化による業績悪化など、予想外の事態が起こり、株価が大きく下がってしまうことなんて十分にあり得ます。
このような状況で、「経済が再び安定して、期間が過ぎればもしかしたら買値に戻るはず」と思い、保有し続けると大損になったケースも多いです。
ですので、株価が値下がり続けているときこそ、勇気を出して「損切り」をすることを考えておきましょう!
まとめ
いかがでしたか?今回は、今後の大麻の市場が拡大することを複数個の理由で説明し、大麻の所持が違法な日本でも、購入することができる大麻関連株についてご紹介させていただきました。
株式投資は、簡単に見えて慎重に銘柄を選んで始めるようにしましょう!
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Kohei
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