CBD製品の保存方法を解説!新鮮さを保てるCBDの保管方法とは?
CBDオイルやCBDリキッドに代表されるCBD商品は、どのように保存すればいいのでしょうか。
保存する上で注意すべきポイントや新鮮さを維持するために最適な保管場所、賞味期限についても気になるところです。
そこで今回はCBDの保存方法について詳しく解説していきます。
CBDを良い状態に保てるよう最適な保管方法をマスターしてみてください。
CBDとは?については以下の記事で詳しく解説しています。
CBDの保管で注意すべきポイント
まずは、CBDを保管する上で注意すべきポイントについて解説していきます。
主に以下の3つのポイントを意識してみてください。
- 日光
- 空気
- 温度
それぞれCBDにどのような影響を与えるのか、詳しくみていきましょう。
①日光
CBDを日光が当たる場所に置くのは、不適切な保管方法と言えるでしょう。
紫外線がCBDに当たってしまうと、分解を促進してしまい、成分の効能が薄まる可能性があります。
CBDを保管するときは日光による劣化から保護するためにも、食器棚や冷蔵庫といった暗い場所に保管してください。
②空気
空気には、酸素、窒素、二酸化炭素といったCBDと反応する分子が含まれています。
特に、酸素はCBDに対して最も大きなダメージを与えると言われており、劣化のスピードを早めてしまうでしょう。
③温度
温度の高い場所にCBDを保管していると、成分を分解を促してしまうでしょう。
CBDの成分を維持するためにも、目安として21℃未満で保管することが必要です。
長期保存であれば冷凍するのも有効ですが、毎日使う上では冷蔵保存が最も適しています。
冷暗所など温度が低く、一定に保てる場所も保管場所としておすすめです。
CBDの新鮮さを保つ最適な保管方法・場所
ここからはCBDを新鮮に保つための最適な保管方法や保管場所について解説していきます。
どのような方法や場所に保管すれば、CBDを良い状態に保つことができるか詳しくみていきましょう。
主なポイントは以下の6点です。
- ベストは冷蔵庫
- ボトルを直立させ密閉する
- 中に異物などが入らないようにする
- 保管に適した温度や湿度にする
- 濃い色のボトルに詰める
- 冷凍保存は使い勝手が悪い
それぞれのポイントを詳しく解説していきます。
①ベストは冷蔵庫
CBDオイルなどの最適な保管場所として挙げられるのが「冷蔵庫」です。
冷蔵庫の中は日光が当たらないのはもちろん、温度も低く一定に保つことができます。
キチンと容器に密閉しておけば、空気に触れるリスクも避けられるでしょう。
温度の低い場所で保管することで、CBD商品に含まれるテルペンやカンナビノイドを保護することもできます
ただし、長い間冷蔵庫で保管しながら使っていると、CBDオイルが分離することもあります。
そういった際には、使用前に容器をよく振ってから利用するといいでしょう。
②ボトルを直立させ密閉する
CBDを保管するときは、容器をきちんと直立させ、密閉できるようにしてください。
横に倒した状態でCBDオイルを保管してると、蓋の隙間からCBDが漏れる可能性も考えられます。
空気に触れることでCBDが劣化することを考えると、蓋をしっかりと閉めて、密閉性の高い状態で保管するのが重要です。
③中に異物などが入らないようにする
CBDオイルなどを入れている容器に異物などが入ってしまうと劣化の原因となってしまいます。
ゴミや埃などが入らないよう、保管だけでなく使用する際も注意した方がいいでしょう。
④保管に適した温度や湿度にする
CBDを保管に適した温度や湿度にすることも重要です。温度については先ほども触れましたが、21℃未満を目安に保管場所を決めてみましょう。
窓やストーブ、エアコンの近くといった温度変化がある場所は避けてください。
湿度に関しても一定に保つことが必要なので、デスクの引き出しや食器棚、冷蔵庫などに保管するといいでしょう。
⑤濃い色のボトルに詰める
ボトルの色が薄いと光が入りやすくなってしまい、CBDに悪影響を与えてしまいます。
購入したCBDオイルの容器が薄い色だった場合、濃い色のボトルに詰め替えるのもおすすめです。
⑥冷凍保存は使い勝手が悪い
CBDを長期保存する場合は、冷凍庫に入れるというのも効果的です。
しかし、毎日もしくは定期的にCBDを使用する場合、冷凍保存だと使い勝手が悪いというデメリットがあります。
CBDを冷凍保存すると、使うたびに解凍しなければなりません。
CBD商品を数多く買ってストックしておくといった理由以外であれば、冷凍庫よりも冷蔵庫が最適な保管場所と言えるでしょう。
CBDオイルはどれぐらいの期間保管できる?
適切な方法や場所で保管したCBDオイルは、どれほどの期間持つのでしょうか。
商品によっても違いはあるとは思いますが、ここではCBDの保存期間について解説していきます。
①適切に保管すれば1年程度は保管可能
一般的に適切な方法及び場所で保管されたCBDオイルは1年程度状態が維持できると言われています。
ただし、CBDオイルは劣化しやすい商品でもあるので、適切に保管してあったとしても、開封後はできるだけ早く消費するのがおすすめです。
高品質なCBDオイルであれば2年間程度状態が維持できるものもありますが、さすがにそれ以上になると、有効成分が分解され、効力や風味を失うため新しい商品を交換してください。
②商品ごとの賞味期限をチェック
CBDオイルの保存期間については、パッケージに記載してある賞味期限をチェックするのがおすすめです。
風味や効力が維持できる目安として活用できますし、開封後の注意点や保存方法について明記されていることもあります。
まずはパッケージをチェックして保管できるおおよその期間を把握してみてください。
③劣化したCBDオイルを見分けるポイント
CBDが劣化すると分解し、効果が薄まってしまうので注意しなければなりません。
劣化したCBDオイルを見分けるには「賞味期限を基準にする」というのもありますが、以下のポイントを判断基準にしてみてください。
- 味や香りが開封時から変化している
- CBDオイルに濁りや曇りが生じている
パッケージだけでなく、実際にCBDオイルの状態を確認しながら、劣化しているかどうかを見分けてみましょう。
CBD商品ごとの保管ポイント
CBDオイル以外のCBD商品についても保管するときのポイントを解説していきます。
以下の商品をお使いの方はポイントを把握して適切に保管してみてください。
①CBDカプセル(CBDサプリメント)
CBDカプセルは、カプセル内に含まれるCBDオイルを空気から保護する層があるため、CBDオイルよりも劣化を防ぎやすくなっています。
それでも保管期間をできるだけ延ばすのであれば、耐光性のある容器に保管し、食器棚などの冷暗所に入れるのがおすすめです。
②CBDワックス
CBDワックスの場合、日光に対する保護をよく考えなければなりません。
紫外線をカットする容器に入れて、冷暗所で保管することで品質を維持することができるでしょう。
③CBDクリーム
CBDクリームは長期間の保管に適した容器に入れられていることがほとんどです。
それでも、最適な状態を保つためには、涼しく、暗く、乾燥した場所で保管してください。
③CBDリキッド
CBDリキッドも、CBDオイルと同様に日光、温度、空気に気をつけて保管するのが重要です。
ただ、CBDリキッドを保管していると分離や結晶化が起きてしまうため、そのような際はぬるいと感じるぐらいのお湯につけて溶かしてから使いましょう。
まとめ:CBDを正しく保存して新鮮さを維持しよう
CBDの保存方法や適切な保管場所について解説していきました。
成分の状態を長く維持することを考えると、CBD商品は冷蔵庫で保管するのがベストと考えられます。
CBDの劣化を招く原因を把握して、長期間品質を維持できるよう正しい方法で保管してみてください。
【参考】
・south florida REPORTER:The Best Ways to Store CBD Oil to Keep it Fresh
・cibdol Swiss purity:Where Is The Best Place To Store CBD Oil?
・DIRECT CBD:How to Store CBD Oil
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