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【無臭大麻】カナダにある大麻メーカーが無臭大麻技術を開発

世界中で大麻について日々研究され、新しい製品や技術が、次々と開発されています。今回も従来の常識を覆す技術が、開発されました。

カナダにある会社が、大麻の臭いを大幅に減少させる技術を発表しました。この技術は、「PURECANN」と命名され、現在のこの技術を実用化させるために、さらなる研究を行っています。

この技術が実用化できれば、大麻独特の臭いを消すことができ、無臭大麻を開発することにもつながります。そうなれば、大麻の臭いで周囲の人を不快にさせることもありませんし、大麻の地位向上にもつながるでしょう。

今回は、開発された大麻消臭技術であるPURECANNについてせまってみたいと思います。

そもそも大麻ってどんな臭いがする?

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そもそも大麻ってどんな臭いがするのでしょうか?

日本に住んでいるなら大麻の臭いを嗅ぐことはまずないので、どんな臭いがするか想像がつかない人が多いでしょう。埼玉県警察のホームページに大麻の臭いについて書かれてありました。

大麻草は強い臭気を放ち、独特の青臭い匂いがし、乾燥大麻は独特の甘い匂いがするそうです。なかなか想像がつきませんね。大麻の臭いは人によって感じ方が違うので、例えられる臭いがあまりないのが現状です。

身近なものでもっとも大麻の臭いに近いものはほうじ茶といわれています。

大麻の匂いについては以下の記事で詳しく解説しています。

大麻の臭気は強い

大麻

先ほども述べたように、大麻の臭いは、非常に強烈です。近隣住民から通報があるほど、大麻の臭いは強烈です。大麻の臭いは、人によっては不快に思う人がいるので、アパートやマンションなどで喫煙すれば近隣住民に迷惑をかけることになる場合もあります。

強力な脱臭剤を置いたりすれば、臭いを軽減することはできるでしょうが、それは部屋などの隔離された空間しか意味がありません。外出先などで喫煙すると、副流煙として空気中を漂うので、周囲の人に迷惑をかけてしまうことになります。

多くの人が「大麻の臭いが不快」だと思えば、大麻合法化や規制緩和の妨げになることもあるでしょう。大麻の臭いを軽減もしくは臭いをなくすことは、今後の大麻発展のために重要な要素になるかもしれません。

「多くの人が大麻の匂いを嫌っている」という調査結果

最近の調査によると、アメリカ人の約半数が、大麻の匂いが問題になっていると考えていることが、明らかになりました。また昨年秋に、全国的に大麻を合法化したカナダでは、国民の5人に3人が大麻の匂いを問題視しており、半数近くが大麻の匂い嫌っていると回答しています。

PSB Research、Burson Cohen&Wolfe、Civilized、BuzzFeed Newsが共同で実施した調査によると、アメリカ人の51%が大麻の匂いを好んでいないことが明らかになりました。

またカナダ人の約57%の人が同様に感じており、多くの人は、できれば大麻の匂いを嗅がないほうがいいと思っているそうです。一方でHill-HarrisXが実施した世論調査によると、アメリカ人の84%が、大麻の合法化を望んでいます。

このことを考えると、この調査結果は、いささか驚くべきものであります。また同調査によると、アメリカ人の28%が公衆の面前で大麻の匂いを嗅ぐことを「小さな問題」だと感じており、23%は「大きな問題」だと感じています。

またその他の49%は大麻の匂いは、全く問題ないと考えています。

一方で大麻喫煙者たちは、大麻の匂いをどう感じているのでしょうか?

大麻喫煙者の中では、「大きな問題」と感じているのはわずか10%で、年配者や保守派の人たちの方が、若者やリベラル派よりも、大麻の香りに不快感を感じていると報告しています。

大麻消臭技術PURECANNとは?

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この問題に一石を投じたのが、大麻消臭技術のPURECANNです。PURECANNを開発した会社は、カナダのオンタリオ州ブランプトンにあるCannabco Pharmaceuticalという会社です。

大麻を主な事業としており、現在ブランプトン地区にて試験生産施設を建設するなどPURECANNの実用化に向けて研究を進めています。PURECANNは、貯蔵している大麻の臭いを取り除く技術で、もともとは医療用大麻市場向けに開発されたものでした。

この技術は貯蔵している時に大麻の臭いを完全に除去するので、包装・保管・喫煙など、どんな状況でも大麻の臭いを実質的に除去することができます。

つまり大麻を喫煙したとしても、大麻の臭いが周囲に漂うことはありません。これは、周囲の人も不快に思わなくて済むということです。

また大麻は、初めて大麻を使用する人が喫煙するとむせてしまう場合がありますが、PURECANNの技術を使えば、臭いを消すだけでなく初めて大麻を喫煙する人でもむせることはなく、大麻の本来の効果も維持できます

また、むせることがなくなるので、喫煙量が増やして大麻がより効果を発揮させることも可能です。

大麻消臭技術PURECANNは、多くの企業に影響を与える

社長兼CEOのMark Pellicane氏は、以下の様に述べています。

「PURECANNという技術が医療大麻市場以外にも活用できることに気づきました。」

さらにこの技術は、全世界で準拠されている医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準であるGMP(Good Manufacturing Practice)にも対応しているため、医療・レクリエーション市場向け製品の活用が期待されています。

GMP準拠している技術となれば、多くの大麻企業が、安心してこの技術を活用することができます。この技術は、今後の大麻業界を変える革新的な技術になりそうです。

PURECANNが日本の大麻解禁のきっかけになるかも…

日本の繁華街

もしかしたらPURECANNが、日本の大麻解禁のきっかけになるかもしれません。この大麻の無臭技術は、日本の医薬品でも採用しているGMPに準拠しています。

また、この技術を活用して無臭大麻が製造できるようになれば、大麻の臭いが、不快に思っていた人の悩みが解消されることになります。そうなれば世論では、大麻解禁賛成派が増え、日本の大麻解禁の後押しになるかもしれないのです。

話がかなり飛躍しているかもしれませんが、このような技術が次々とできていけば、日本人が抱いている大麻の価値観が徐々に変化していくことは間違いありません。

そうなっていけば、日本での大麻解禁は、夢ではなくなっていくのです。

まとめ

無臭大麻技術であるPERICANNについて理解していただけたでしょうか。このような大麻が、より利用しやすくなる技術が開発されていけば、大麻自体の価値観も次第に変わっていくことでしょう。

そうなっていけば、日本の大麻解禁もそう遠い未来ではないかもしれません。

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Kohei

マリファナJP代表のKです。 日本経済に新しいマーケットを誕生させると共に、日本人に大麻の素晴らしさを伝え、1人でも多くの日本人に大麻に対する正しい理解をしてもらえる様に現在活動しております。
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