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あの植物にも?カンナビノイドを含む大麻以外の植物4選

近年、世界各地で大麻の合法化が進んでおり、大麻が地球上で最も有能な薬用植物の1つとして、非常に注目を浴びています。

 

一方で、他のハーブやスパイスにもカンナビノイドに似た化合物が含まれていることを知っていましたか?

 

カンナビノイドは、地球上で生きていくために本来備わっている身体調節機能であるエンドカンナビノイドシステム(ECS)と相互作用する化合物です。

 

ECSは、以下のような機能を持ち、人間の体内で恒常性(ホメオスタシス)を維持する役割を担っています。ホメオスタシスは、恒常性維持機能と言われ、環境が変化しても体の状態を一定に保とうとする生体的働きのことをいいます。

 

・食欲
・痛み
・免疫調整
・感情制御
・運動機能
・発達と老化
・神経保護
・認知と記憶など

 

今回の記事では、エンドカンナビノイドシステムに相互作用するハーブを紹介していきます。

エレクトリックデイジー ‐ アクメラオレラセア(Acmella oleracea )

Parakresse (Acmella oleracea)

歯痛に効果がある植物としても知られているアマゾン原産のエレクトリックデイジーは、強い痛み止めのジェルにすることができます。

 

ケンブリッジ大学によって実施された研究では、この植物で作られたジェルを使用し、神経終末の痛覚受容器を遮断することに成功したことを見出しました。

 

エレクトリックデイジーに含まれる「N-イソブチルアミド」として知られるカンナビノイド化合物は、CB2受容体に作用し、この植物は、強力な鎮痛剤および抗炎症剤となります。

 

エレクトリックデイジーは、鎮静効果が非常に強く、現在親知らずのような痛みを伴う疾患のための新薬として検討されています。

ヘリクリサム アンブラキュライグラム(Helichrysum umbraculigerum)

南アフリカ原産のキク科のヘリクリサム アンブラキュライグラムは、大量のCBG(カンナビゲロール)に類似した化合物を含んでいます。

 

CBGには抗うつ作用気分安定作用抗炎症作用があると報告されており、CBGオイルなどの形で市場にも出てきています。

 

国際カンナビノイド研究協会の年次総会での講演の中で、イタリアの天然産物化学者ジョバンニ・アッペンディーノは、以下の様に報告しています。

 

アフリカの薬理学では、ヘリクリサムの変種が使われており、麻のように儀式で煙霧を作ります。また、ヘリクリサムの化合物には「カンナビノイドに似た向精神作用」があるかもしれないと示唆しました。

リバウォート‐ リドゥーラ マージナータ(Radula marginata)

苔類であるこの植物は、THCと似た化合物を含んでいる可能性があります。このニュージーランド産のリバウォートにはPET(ペロッテティネン)が含まれています。

 

2002年に初めて発見されたPET(ペロッテティネン)は、THCと非常によく似ており、CB1受容体に作用することも期待されています。

 

CB1受容体は、THCの主要な結合部位であり、向精神作用を与えますがこれまでのところ、リバウォートに対する向精神作用は報告されていません。

 

しかし、この植物は歴史的に、胆嚢、肝臓、膀胱の問題のほか、気管支炎の自然治療薬としても使用されてきました。

 

これはこれらのコケ類に薬効があることを示唆しています。

 

チョコレート – カカオ(Theobroma cacao)

チョコレートは、これまでの長い歴史の中で、嗜好品だけでなく、栄養の面も優れている食品として、疲労回復やエネルギー源として古くから食べられてきました。

 

近年ではチョコレートに含まれる、ポリフェノールなどの健康効果が注目を集めており、チョコレートの摂取と病気との関連性を調査する「疫学研究」という分野の研究が、世界中で活発に行われるようになりました。

 

その中で、チョコレートの摂取が、高血圧の予防に有効であることが明らかになるなど、様々な健康効果を持つことが明らかになっています。

 

大麻を吸っている人の間では有名なことですが、大麻を使用する前にダークチョコレートを食べると、ハイが高まります。

 

これは、チョコレートにエンドカンナビノイドシステムと相互作用する様々な化合物が含まれているためです。

 

大麻に主成分である向精神作用のないCBDと同様に、チョコレートには、体内の特定の酵素と相互作用する化合物が含まれています。

 

この酵素は、FAAH(脂肪酸アミド加水分解酵素)として知られています。FAAHは、体内のアナンダミドとして知られるエンドカンナビノイドの分解に関与しています。

 

アナンダミドは、身体が分泌する物質です。この物質は大麻の主成分であるTHCに似た性質を持っています。多くの人はこの神経伝達物質を、人間が作り出す「天然の大麻」と呼んでいます。

 

アナンダミドは、大麻に似たような効果を発揮し、THCのようなカンナビノイドと同様にCB受容体と相互作用します。

 

これは、体内に存在するCB受容体のシグナル伝達物質として機能する、カンナビノイド受容体を結合する役割を担っているためです。

 

アナンダミドは、リラックス効果があり、落ち着かせて、心臓血管系を制御します。

 

さらに、1996年にサンディエゴ神経科学研究所の研究者らは、チョコレートに含まれる二つの化合物が、体内でカンナビノイドとして作用することを発見しましたが、これがカンナビノイド受容体との直接的または、間接的な結合によるものかは不明でした。

 

チョコレートは、THCのような強い向精神作用はないものの、脳や身体には、通常考えられている以上に大きな影響を与えています。

黒コショウ – パイパーニグラム(Piper nigrum)

いくつかの大麻の品種と多くのOG品種は、コショウのような味と香りを持っています。

 

理由は、β-カリオフィレン(BCP)と呼ばれる特定のテルペンが高濃度に含まれているためです。

 

テルペンは、植物のエッセンシャルオイルに含まれるアロマ分子です。当然のことながら、この独特の風味は黒コショウにも多く見られます。

 

最近、β-カリオフィレンが、カンナビノイドとして実際に機能することが発見されました。この記事に挙げた他の植物と同様に、β-カリオフィレンは、CB2受容体に作用します。

 

また、研究によって、β-カリオフィレンは、関節炎骨粗鬆症のような疾患の治療に有用であることが分かっています。

 

さたに、他の研究では、β-カリオフィレンが抗がん剤の有効性を高めることが示されています。しかし、これらの試験は予備試験であり、決定的なものではありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?以上がエンドカンナビノイドシステムと結合することがわかっている植物です。

 

他にペルーのマカや中国のツツジなどがあります。研究が続けば、さらに多くの植物が出てくるでしょう。

 

今回紹介した植物は、貴重な治療特性を有しています。それらの多くは、何世紀にもわたって伝統的な治療薬として使われてきました。

 

ハーブの選択・使用にあたっては必ず信頼性のある文献をご確認頂き、また、事前に医師や薬剤師などの専門家に相談されることをおすすめします。

 

特に、持病をお持ちの方やアレルギー体質の方、妊娠中・授乳中の方などは、ハーブ使用前に必ず医師や薬剤師に相談してください。

 

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K

マリファナJP代表のKです。 日本経済に新しいマーケットを誕生させると共に、日本人に大麻の素晴らしさを伝え、1人でも多くの日本人に大麻に対する正しい理解をしてもらえる様に現在活動しております。

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