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CBD輸入時に税関に止められた際の対処法を解説!スムーズに手続きしてトラブルを解決!

海外製で気になったCBD商品を見つけた際、個人輸入を通じて購入してみたくなりますよね。

しかし、個人輸入をすると税関に止められる可能性があります。

「”THCフリー”などをしっかりと確認して輸入しているのになぜ?」と不安になってしまいますが、キチンとした手続きを行って許可を受ければ輸入は可能です。

そこで今回はCBDの輸入時に税関に止められた際の対処法について解説していきます。

CBDについては下記の記事で詳しく紹介しています。

CBDとは何か?大麻の主成分であるCBDの効果・効能を徹底解説

輸入したCBDが税関に止められるケースはよくある

個人や業者などが海外製のCBD商品を輸入する際に、税関に止められるケースはよくあるそうです。

Twitter上の口コミでも「税関に止められた」「輸入できなかった」という声が見られます。

上記の口コミを見ても海外製のCBD商品を輸入した際、税関に止められて困った経験をした人が多くいるようです。

一般的に税関に止められる確率は約6%と言われているのですが、いつ自分がそうなるかわからないため、税関に引っかかったさいの対処方法を覚えておく必要があるでしょう。

輸入したCBDが税関に止められる原因は?

疑問

輸入したCBDが税関に止められる原因としては、法律によって規制された成分が含有している疑いがあるためです。

大麻取締法や麻薬及び向精神薬取締法で規制されているものは当然輸入できませんし、疑いがあるようであれば税関で止めて調査を行わなければなりません。

麻薬及び向精神薬取締法で規制されているTHCが含有している可能性や大麻取締法によって規制されている「茎および種子」以外から摂取されたCBDである可能性も考えられるでしょう。

販売サイトをしっかりチェックして商品に問題がないことを確かめた上で購入しても、上記のような理由で税関に止められることがあります。

大麻取締法については以下の記事で詳しく解説しています。

大麻を吸うのは合法?おかしな法律”大麻取締法”の全貌を徹底解説

輸入したCBDが税関に止められた際の対処法

輸入したCBDが税関に止められた際の対処法を詳しく見ていきましょう。

具体的にどのような流れで進んでいくのか、詳しい手続き方法も含めて解説していきます。

①税関から通知が届く

海外から輸入したCBD商品が税関で止められると、購入者の元に通知が届きます。

「外国から到着した郵便物の税関手続きのお知らせ」という見出しが記載されており、連絡事項として「大麻取締法、麻薬及び向精神薬取締法で規制されるものに該当する疑いがある」という内容が記載されているはずです。

こちらの通知を受け取ったら、然るべき輸入手続きを行わなければなりません。

②関東信越厚生局麻薬取締部へ必要書類を提出する

CBD商品の輸入手続きについては『CBD(※)オイル等の CBD 製品の輸入を検討されている方へ』で詳しい内容が記載されています。

まず最初に管轄となっている「関東信越厚生局麻薬取締部(03−3512−8688)」に問い合わせを行う必要があり、連絡すると手続き内容についての説明が行われます。

具体的な手続きの内容は、輸入したCBD商品が法律に違反していないことを証明する書類を提出といった形になります。

必要書類としては下記の通りです。

【CBD製品が大麻草から作られている場合】
  • 証明書:大麻草の成熟した茎または種子から抽出
  • 製造されたCBD製品であること
  • 成分分析書:THC、CBDの分析結果
  • 写真:CBDの原材料および製造過程の写真
【CBD製品が大麻草から作られていない場合】
  • 証明書:化学合成によって得られたCBDを使って製造されたCBD製品であること
  • 成分分析書:THC、CBDの分析結果
【税関からの通知を受け取った場合】
  • 郵便物が保管されている税関名およびその連絡先
  • 通知番号
  • 輸入者の指名
  • 輸入車の連絡先電話番号

上記の書類を購入元のメーカーから取り寄せ、メールにて提出を行います。

【メールアドレス】:CHECKCBD@mhlw.go.jp

③手続きから商品が届くまでにかかる時間は?

必要書類を提出し、厚生労働省によって調査が行われ合法的な製品と判断された場合には、製品が輸入されて手元に届けられます。

ただし、検査の時点でTHCが検出された場合、「大麻に該当するものを輸入した」として大麻取締法に基づく処罰を受ける可能性があるので注意してください。

手続きに要する期間としては、輸入した商品の量や個人・業者、検査にかかる時間などによって異なりますが、2週間程度が目安になっているようです。

税関トラブルを防ぐには?

輸入したCBDが税関に止められた際の対処法について解説しましたが、これらの税関トラブルを防ぐ方法としては以下の3つが考えられます。

  • 輸入代理店から購入する
  • 意思疎通ができるメーカーの商品を購入する
  • 日本への輸入実績のあるメーカーを選ぶ

個人輸入ではなく、輸入代理店を通じて商品を購入すれば、輸入に関する諸々の手続きは全て代理店が行ってくれるので、購入時の手間がかかりません。

また、個人輸入をする場合には、提出が求められた書類を取り寄せることを考えて、意思疎通がしっかりとできるメーカーから購入するようにしましょう。

日本での輸入実績があるメーカーであれば、税関で止められる可能性も低いと考えられますし、所定の手続きもスムーズに行えるはずです。

MarijuanaJPでもCBD原料などの卸売りを行なっておりますので、お気軽にお問い合わせください。

CBD商品(ホワイトラベル)・アイソレート原料仕入れ(CBD,CBN,CBG)の卸売販売について

まとめ:輸入したCBDが税関で止められても焦らず対処しよう!

輸入したCBDが税関で止められた場合の対処法について解説しました。

税関から通知が届くと思わずビビってしまいますが、内容をキチンと把握して焦らず対処すれば問題ありません。

手続き方法を確認してスムーズにCBDを輸入できるようにしてみてください。

【参考】
CBD(※)オイル等の CBD 製品の輸入を検討されている方へ
東京税関:「外国から到着した郵便物の税関手続のお知らせ」(簡易書留)を受取られた方へ

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Kohei

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