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手錠をかけられた人

日本人が海外で大麻を吸うと逮捕されるの?「不思議な法律”大麻取締法”」

2018年9月カナダで大麻が合法となりましたね。毎年たくさんの日本人が旅行や留学でカナダへ訪れています。2019年現在、合法化に向けて動いている国も増えており、日本人が「大麻(マリファナ)」に触れる機会も多くなり、その中には海外で大麻を購入し、使用する日本人もいるでしょう。

そこで、みなさんが気になるのは、合法の国で日本人が大麻(マリファナ)を使用したら、帰国後に罪に問われるのか。ということではないでしょうか。もちろん、証拠の問題などがありますので、仮に法的に処罰が可能だとしても現実的に罪に問うのは不可能に近いと思います。

しかし、今回考えたいのは。そのような捜査云々という問題ではなく、大麻取締法の法律上、そもそもそのような処罰をすることが法的に可能なのかという問題です!本題の前に少しだけ”大麻取締法”についてお話しさせてください…!

不思議な法律”大麻取締法”

手錠

大麻取締法によると、大麻を取り扱う人(産業用大麻の生産者や研究者)でなければ大麻の「所持」「譲渡」「譲受」「栽培」は違法となります。もちろん罰則もあり、5年以下の懲役(営利目的の場合は7年)や罰金等の重い罪を科せられます。

あれ、おかしいな〜って思った方いますか?そうなんです、「使用」については罰則規定がないんです。ということは…日本で大麻を「使用」するのは罪にならない?

なぜ「使用」は罪にならないの?

思惑

使用」は大丈夫で、「所持」「譲渡」「譲受」「栽培」はダメ!って正直訳が分かりませんよね。では、なぜ「使用」については大麻取締法で禁止されていないのでしょうか。

これについては様々な理由があるとはおもいますが、大きな理由としては、産業用大麻の栽培や利用は日本古来の文化であり、一般的に用いられてきたからではないかと言われています。実は私たちの身近にも大麻に関係するものは多くあります。例えば、七味唐辛子。七味の中を見てみると、種のようなものが入っているのを見たことありませんか?

そう、それは麻の種です。もちろん種を食べたところでハイになりませんし、発芽したりしませんよ。よく神社に飾られているしめ縄も、大麻草の茎を利用して作られています。その昔、日本人は、大麻を神様の宿る草として神聖視していましていたそうです。

このように日本人は大麻を古くから様々な方法で利用していて、現在も国内で産業用大麻を生産しています。生産者や研究者が微量の粉末などを吸引してしまう可能性はゼロではありません。その時に「使用」で罰則せざるを得なくなってしまいます。それを防ぐために「使用」については罰則規定されてないのです。

日本人が海外で大麻(マリファナ)を吸ったら罪に問われるのでしょうか?

大麻を吸う女性

画像出典:newsweekjapan

さて、まずカナダが娯楽用大麻を合法化したことを受け、外務省が発表した日本人向けの注意喚起をご確認ください!

  1. カナダでは、本年10月17日から、大麻(マリファナ)の所持・使用が合法化されます。
  2. 一方、日本では大麻取締法において、大麻の所持・譲受(購入を含む)等については違法とされ、処罰の対象となっています。
  3. この規定は日本国内のみならず、海外において行われた場合であっても適用されることがあります。
  4. 在留邦人や日本人旅行客におかれましては、これら日本の法律を遵守の上、日本国外であっても大麻に手を出さないように十分注意願います。

これを読む限りでは、国内のみならず、海外で所持、譲渡した場合でも大麻取締法適用されると誰もが考えると思います。

大麻取締法に甲南大学法科大学院の教授で弁護士の園田寿氏(66)によると、日本人がカナダで大麻を購入、所持したとしても、カナダ国内でそれらの行動が完結しているならば、「帰国後に大麻取締法が適用されることはないと考えるべきです。」と話しています。

また、その根拠や理由を下記のように説明しています。

大麻取締法には、国外で大麻の栽培、所持や譲渡などの罪を犯した場合であっても、大麻取締法の適用を認めるという規定(以下,国外犯規定)があります。

国外犯規定は通常、処罰することが国家間で共通の利益となるような犯罪(ハイジャックや戦争犯罪、麻薬犯罪)に対して設けられています。大麻取締法に、国外犯規定を設けることで、大麻の取り締まりが国家間の共通利益になると考える日本が、相手国と協調して大麻の取締りに当たるという決意を表明しているのです。しかし、大麻が合法化されたカナダとは、大麻の取り締まりに関する共通利益は無くなります。

それでも大麻取締法が適用されるようになるのであれば、カナダ在住で大麻を合法的に栽培、所持、使用しているカナダ人が、日本へ観光や留学で訪れた場合、仮に彼らが日本に大麻を持ち込んでいなくても、栽培、所持している証拠さえあれば、大麻取締法違反で逮捕することが可能になってしまいます。

実際に娯楽用大麻を合法化しているカルフォルニアやシアトルなどで大麻を所持したとして、帰国後に日本人が処罰されたケースは全く聞いたことがありません。

「もちろん日本国内に大麻を持ち込むことは大麻取締法違反の対象になります。」

と園田教授は述べています。つまり、日本人が大麻の合法な国や州で、大麻を購入、使用したからといって大麻取締法の国外犯規定で逮捕されるというケースはほどんどないと思われます。国外犯規定で日本人を逮捕する場合は、必ず現地の警察の協力が必要です。

しかし、大麻の合法な国や州の警察からすると、自国の法律で既に認められているものを、他国の法律のためにわざわざ捜査するとは思いません。捜査には、お金もかかります。大麻の合法な国や州の警察が協力するメリットもありません。

園田教授の記事はこちらからご覧になれます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。みなさん、逮捕されるということは基本的にはないとは言え、違法であることに変わりはありませんので、くれぐれも海外にいく際にはご注意を。国によっては厳しい刑に処されるケースも多くあります!

処罰が厳しい国をまとめた記事もありますのでよかったらご覧になってください!

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K

マリファナJP代表のKです。 日本経済に新しいマーケットを誕生させると共に、日本人に大麻の素晴らしさを伝え、1人でも多くの日本人に大麻に対する正しい理解をしてもらえる様に現在活動しております。
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