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アメリカ初の大麻が吸えるカフェ『Lowell Cafe』完全ガイド

2019年10月、West Hollywoodでアメリカ初となる大麻が吸えるカフェ『Lowell Cafe(ロウェル・カフェ)』が堂々オープンしました!

21歳以上と証明できる政府発行の身分証明証があれば誰でも入店可能で、大麻製品をその場で購入、使用することができ、更には食事も楽しめるという大麻カフェ。テレビのニュースも私のSNSのフィードも、この話題で持ちきりだったし、正直ちょっと騒がれすぎな感じもしましたが、それはそれでしょうがない!というのもカリフォルニアの法律では、室内でのタバコの喫煙は一切禁止されており、レストランはもちろん、バーやクラブでも室内で喫煙することはできません。

なので室内でタバコが吸える日本とはまたちょっと違う感覚で、室内で大麻を吸えるということ自体が、まさしく大ごとなのです。そんな話題の大麻カフェに、私のスモークフレンドMaruちゃんと行ってきました。

ついに大麻が吸えるカフェ『Lowell Cafe』に潜入!

カフェに着くと、モチーフである牛のシルエットを形取った多肉植物のアートがお出迎え。建物の上には、大きな看板も掲げられており、ロサンゼルスの青い空に映える映える!いよいよ私は大麻カフェに着いたんだ!とワクワクさせます。

入り口で予約のあり、なしを確認して身分証明証(パスポート可)を提示しチェックインします。今のところテーブル席は、予約用にとってあるようで、予約なしで行くウォークインのお客さんはバーカウンター席に通されることが多いようです。店員さん曰くオープンの10時から12時くらいまでだったらウォークイン で並ばずに入れる可能性が高いとか。

もしテーブル席を希望でしたら向こう30日間の予約ができるオンラインlowellcafeで予約をしてから行ってみてくださいね!店員さんに付き添われて店内に通されると、まず心を掴まれるのは、カフェ全体のオシャレな雰囲気!

ウッド調がベースになった店内では、観葉植物をふんだんに使用し、ピカピカで新しいというよりも、何年もそこにあるような、アットホームで落ち着いた雰囲気になっていました。大麻に馴染みがない人にも、安心して楽しんでもらえるような温かい雰囲気だなという印象でした。

壁には大麻に関する写真や人物の写真が、ビンテージ風のフォトフレームに入れられ壁に掲げられ、オシャレなインテリア小物もあちらこちらに。計算されて設計されたであろう天井付近の窓からは、まっすぐに太陽の光が差し込み何本の線にもなって店内を照らし、各テーブルから上がる煙を照らしてムードを盛り上げていました。

私はただ突っ立って周りをキョロキョロと見回し、とにかく見所満載でどこもかしこも魅力的!すでにこの時点で、カフェの虜になっていました。そんな中、右を振り返ると多くの人で賑わうパティオがあり、このパティオがまたかわいいんです!

ウッドデッキで囲まれたパティオには、数本のオリーブの木が植えられており、こちらも緑がたくさん。床のタイルもカラフルで映える映える!パティオには、煙を吸い上げる巨大な換気扇が数台あり、空気を吸い上げてフィルターを通して大麻特有の匂いを消しているそうです。客層は全体的に20代後半〜40代がメインに見えました。男女比は、同じくらいの割合。

友達同士でブランチを楽しむ人々や、観光でロサンゼルスを訪れている様子のヨーロピアンのカップル、会社の集まりか何かでパーティをしていた大人数のグループなど様々で、皆思い思いに写真を撮ったりビデオを撮ったりして大麻を嗜みながら空間を楽しんでいました。

ロサンゼルスに住んで大麻をほぼ毎日吸ってかれこれ10年になりますが、私も日本で生まれて日本で育った身ですから、この状況を見て何も思わないってことはありません。単純にすごい時代になったもんだなぁと思いながら、この人たちは日本に行ったら「覚せい剤の使用につながるゲートドラッグ(大麻)をニコニコしながら使用している社会適応性のない大麻中毒者」に属されるのかと思うとなんだかシュールな気持ちになりました。

そしてレストラン内で人々が、大麻を喫煙しているのを見るのは、初のことで超圧巻。高鳴る胸を押さえながら私たちも席につきました。席に着くとまずは大麻製品のアシスト、会計をしてくれるバッテンダーちゃんが声をかけてくれます。

大麻に関しての知識はあるか、大麻を吸ったことがあるか、普段どれくらいの頻度で大麻を吸うのか、ワックスやエディブルなども経験があるかなどを聞かれます。バッテンダーは、皆知識豊富なので、扱っている商品をメインに大麻に関して質問があればなんでも答えてくれます。

商品は思っていたよりも充実していて、

– Pre-Roll Packs(パックのジョイント 3-6本入り)

– Single Pre-Rolls(一本売りのジョイント)

– Infused Pre-Rolls (ハシシやキーフ、ワックスなどが入った効き目が強いスペシャルジョイント)

– Flowers(3.5gパックになった大麻)

– Edibles (大麻成分入りのグミ、チョコ、ミンツ)

– Drinks(THC入りの飲み物)

– Honey(THC入りのはちみつ、飲み物に入れることができる)

が販売されています。

ちなみに大麻やワックスを吸う道具も有料・もしくは無料で使うことができ、メニューにも記載があります。

ワックスを吸う「GpenとPuffco 」 という電子ベーポライザーは無料で借りることができますが、それ以外は全て有料で、一回使用するだけにしては高いなという印象ですが、、、きちんと洗ってある綺麗な道具を使ってこんなおしゃれなカフェで大麻を吸えるのでそこは文句は言えないかなと思いました。

場所と、雰囲気代。ロサンゼルスに来たらもうそこはお金を落とす覚悟でいましょう、ということでしょうか。大麻製品は、各商品の商品概要をきちんと記載していて大麻に詳しくない人にもかなりわかりやすく記載されていました。

・どこのブランドか

・屋外栽培なのか屋内栽培なのか

・品種の名前とインディカ、サティバ、ハイブリッド種の記載

・THC含有量

・どんな味か、どんなハイになるか

ちなみに大麻製品の持ち込みもできますが、一つごとに$20チャージされますのでご注意を!商品を頼んで商品を持ってきてもらったら、その場でお会計をします。表示価格の他に、税金があり、市に払う税金が8.1%、州に払う税金が9.5%で合計17.6%かかります。

いいバッテンダーで色々と教えてくれたり親切にしてくれたら、会計時にバッテンダーに$1〜$5のチップを渡してあげましょう!そして通常の飲み物、食べ物の注文をとるサーバーが注文を聞きに来てくれます。

コーヒー、ジュースからハンバーガーやサンドウィッチ、サラダやナチョスチップスなどアメリカンフードがメイン。

私たちが頼んだのは、ベトナム風ベジタブルサンドイッチのバンミ!フレンチフライがついて$16でした。味は、濃い味でしたがなかなか美味しく、ビーガンオプションが多いのが印象的でした。

ヘッドシェフはアフリカン・アメリカンのアンドレア・ドラマーさん。

彼女は、プライベートパーティなどで大麻エキス入りの料理を振舞ったりするという名のある女性シェフ。男性が優位とされるシェフ業界で女性の、しかも黒人の女性シェフを起用したところも業界をリードする一流ブランドならでは!感心です。このカフェでのお酒の取り扱いはなく、当初予定されていた大麻成分が入った食事の提供もありません。

というのも、現在のカリフォルニアの法律では、THCを0.3%以上含んでいるものは、大麻製品とされるので研究所で安全性を確認する検査をする必要があり、さらには、工場でパッキングされて梱包されていないと、どんな形であっても販売できないという法律になっている為です。大麻成分とお酒を合わせて販売するのも、法律で禁止されています。

『Lowell Cafe』のコンセプト

2017年にスタートしたLowll Herbは、ジョイントが7本入ったパックのジョイントが唯一の商品でした。屋外栽培でオーガニックで育った大麻を使用し、当時は、珍しいナチュラル志向なブランディングが話題になっていました。というのも、大麻が嗜好品になる2018年以前は、Lowellほどブランディングを意識していたブランドは少なかった印象ですが、Lowellは、群を抜いたいましたし、各大麻ディスペンサリーでのディスプレイ、スタッフ教育もしっかりしていました。ディスペンサリーで働く人にこまめにサンプルを渡し、まずは、商品を試してもらい心を掴む。働いているバッテンダーたちの心を掴んだら、バッテンダーたちにその自慢の商品を消費者に売ってもらう。しっかりとした手回しも現在のLowell Herbを支えているのは間違いないです。

Lowell Cafeには、ハリウッド界のセレブリティもたくさん出資していて、歌手のマイリー・サイラス(ご存知の通り彼女も大麻ラバーです!)やコメディアンで男優のクリス・ロックも出資者しているんだとか。

Lowell Cafeのマネージャーのクリスチーナさんは、テレビインタビューで「どのような客層がターゲットか?」と聞かれると、「ターゲットは、カフェに訪れるお客様全員だ 」 と答え、「大麻を何十年も吸ってきた人、大麻を吸ったこともない人も、誰もが安心してこの新しい時代の幕開けを楽しめる空間にするのが目標だ 」 と語っていました。

その為に、バッテンダーにはそれぞれのお客さんが、どれくらい大麻に馴染みがあるのか、経験値はどれくらいかなどを確認し、一人一人に合わせた接客をするよう徹底しているそうです。

店内での大麻の喫煙はOKですがタバコの喫煙は禁止です!

そしてカフェ周辺で路上駐車もできますが、カフェの真横に駐車場も完備されており、バレー駐車は$15ほどになっています!

大麻を使用してからの車の運転は、禁止されていますので、UberやLyftなどの使用をお勧め致します!

まとめ

全体的に少し高いですが、来る価値は存分にあります!大麻についてうるさい私もまた来たいと思いました。少しづつですが、日本でも大麻に関しての印象が、変わってきているかなと思いますが、ここまで大麻にオープンな空間があると気持ちがいいものですよね!

食事、コーヒーのみで立ち寄るのももちろんOKなこの大麻カフェ。ロサンゼルスにいらした際にはぜひ立ち寄って頂き、その話を日本に持ち帰って友人やご家族にお話ししてみてはいかがでしょうか!?

もっと普通にオープンに大麻について話せる日本になるよう、私も精進してまいります!

 

Lowell Cafe

1201 North La Brea Avenue
West Hollywood, CA 90038
Tel. 323.975.7676
info@lowellcafe.com
営業時間 10時〜22時

 

今回の記事を書いていただいたEijuさんのインタビュー記事はこちらからも見れますので是非チェックしてみてください。

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Blue dreamz EIJU

Blue dreamz EIJU

■カンナビスライフスタイルアドバイザー Blue Dreamz Eiju 茨城県出身、ロサンゼルス在住10年目。2010年に語学留学目的でロサンゼルスに渡米後、メルローズ沿いの洋服屋でマネージャーとして勤務する。独自のセンスを生かし、セレクトシューズブランドADORE Los Angelesを立ち上げ順調に売り上げを伸ばすが、兄の死をきっかけに目的を見失う。自身も医療大麻に助けられたという経験から、LAダウンタウンにあるカンナビスディスペンサリーで働き始め、マネージャーを務めるという経歴を持つ。 大麻先進国ロサンゼルスの事情をお届けし、大麻に偏見がある人の意識を少しでも変えていけることができればと思います。
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