グアムで大麻が完全合法化!世界の大麻解禁の流れが止まらない!!
WHOや国連のニュースに引き続き朗報が飛び込んできました。なんとグアムで大麻が完全合法化となったのです。
グアムはアメリカの準州で、日本人も馴染み深い場所です。以前はアメリカやカナダ、ヨーロッパまで行く必要がありました。
アメリカやヨーロッパへ行くには、飛行機で12時間以上はかかってしまいます。一方日本からグアムまでは飛行機で3時間半程度。
わずか4分の1の時間のフライト時間です。これで日本人もグアムで気軽に大麻を吸うことができます。
そこで今回はグアムでの大麻合法化について分かりやすく解説していきます。
大麻については以下の記事で詳しく解説しています。
⇒大麻とは?成分や植物としての「特徴」「効果」「法律」についての【完全ガイド】
グアムは以前から大麻が合法だった!?
記事のタイトルで「完全合法化」と書いたのは、グアムは以前から大麻が合法だったからです。
2014年に医療大麻合法化法案が通過し、医療大麻のみ大麻は合法化になりました。
この時の法案ではてんかん、HIV、がん、緑内障などの大麻の効果が認められる疾患の治療の際に大麻を使用できるという内容です。
しかし、現在まで実際に医療目的で大麻を使用した実績はグアムにはありません。なぜでしょうか?
それは、知事自身が法案通過後に大麻使用を反対したからです。そのため、大麻栽培場や販売所などは現在もグアムに作られていません。
つまり法案だけが通過した状態で、グアムで実際に大麻を利用することはできなかったのです。
また、グアムの当初の計画ではアメリカ本土から大麻を輸入しようと考えていましたが、そのことがアメリカ連邦法の関係上不可能であることがわかりました。
大麻を使用するためにはグアムで栽培や加工する必要があるため、ノウハウの蓄積や場所の確保などさまざまな問題があることも原因です。
グアムが完全に大麻を合法化
今回グアム議会を通過した嗜好用大麻合法化法案は、今までくすぶっていたグアムの大麻合法化を後押しするものになります。
この法案によって医療目的以外で大麻を利用することができるので、さまざまな企業がすぐにグアムに販売所などを作ることでしょう。
おそらく数年以内にはグアムで実際に大麻を利用できるようになる可能性があります。
そうなれば、日本人もグアムで大麻を利用することができます。今回の法案内容に関して、グアムで通過した法案に関して簡単に解説していきます。
今回の法案は、21歳以上の者が大麻を使用、生産、販売、ならびに大麻に対する課税を合法化するものです。
まず大麻の使用、生産、販売です。法案では、以下のことが合法となります。
・28グラム以下の大麻、8グラム以下の大麻抽出物、800ミリグラム以下のTHCを含む、あらゆる種類の大麻が含まれる製品の所持・使用・展示・購入および輸送。
・6本以下の大麻株(そのうち花のついた株は3本まで)の所持・栽培・加工・輸送
・大麻株を栽培した敷地内で大麻株から採取された大麻の所持。
・28グラム以下の大麻、未成熟の大麻株、および8グラム以下の大麻抽出物の譲渡。
基本的に個人使用の範疇であることはすべて合法化と思っておいて大丈夫です。
グアムの大麻に関する税金
次に大麻に関する税金です。
大麻の売り上げには15%の消費税が課されることになります。
その税金は、法執行機関や薬物乱用治療プログラムおよび農業プログラムの資金となります。
今回の法案通過により、グアムで完全に大麻が合法化されたことは喜ばしいことです。
グアムで大麻を利用して逮捕されない?
グアムで大麻が合法化されたからといって、グアムから帰国後に逮捕はリスクが大きすぎます。
しかし、安心してください。海外で大麻を利用しても逮捕されることは限りなく少ないと言われています。
また、医療目的での大麻利用は、大麻取締法第4条3項(施用を受けることの禁止)、24条3の1と2項(大麻由来の医薬品の施用を受けることの禁止)で禁止されています。
しかし、この第4条3項および24条3の1と2項は日本国外では適用されないように除外されています。
つまり正式な手続きを踏めば、グアムで大麻治療を受けることは可能です。
以下の記事でも詳しく説明していますので興味があればチェックしてみてください。
⇒大麻を吸うのは合法?おかしな法律”大麻取締法”の全貌を徹底解説
まとめ
日本から気軽に行けるグアムで大麻が利用できるとは朗報ですね。色々なしがらみがあるため日本での大麻解禁はまだまだ先になるでしょう。
そのため、大麻を楽しみたい方はグアムに旅行するか、グアムに移住して大麻を利用するようにしてください。
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