
吸ってもハイにならない!?人気が高まっているCBDが多く含まれる大麻の品種5選!!
CBD(カンナビジオール)は、大麻の主要な成分成分の1つで、主にリラックス効果がある事が知られています。一般的に、大麻愛好者の間では、向精神作用を持つTHCの含有量が高い品種が好まれる傾向にありますが、近年、ヘルシーなライフスタイルを求める人達の間でCBDの持つ様々な健康効果が注目されているのです。
現在、アメリカでは、ガソリンスタンドから、CVSストア、大麻ディスペンサリーまで、CBDプリロールや喫煙可能なヘンプフラワーなどの製品がいたるところで売られています。一般的にリラックス効果(神経鎮静作用)のあると言われているCBDですが、下記の疾患・症状に効果がある事が知られており、CBDを主成分とした医薬品も数多く販売されています。
・てんかん
・痛みと炎症
・PTSDおよび不安症状
・クローン病
・多発性硬化症
・オピオイド離脱症状
また、CBDは、全体的な健康を促進するための栄養補助食品としても使用されています。今回そんなCBDを多く含有する大麻の品種を5選紹介していきます。
Charlotte’s Web
おそらく最もよく知られた高CBD大麻の一種です。Charlotte’s Webは、Sanjay Gupta博士によってCNNの特別番組Weedで取り上げられたときに有名になりました。この系統の名前は、重度のてんかんを患う若いコロラド州の少女、シャーロットちゃんが高いCBDの大麻チンキで治療に成功したことに由来します。
Charlotte’s Webは、産業用大麻とコロラドのスタンリー・ブラザーズが栽培した大麻を掛け合わせたものです。この大麻は、CBD含有量が平均約17%であり、THCはごくわずかな量であるため、子供や、大麻の治療効果を望む人々に人気のある選択肢の一つとなっています。
Cherry Wine
Cherry WineはCBDが多く含まれるヘンプで、室内外の両方の栽培者に人気があります。チェリーとベリーの甘い香りはカリオフィレンとブレンドされ、大麻を合法化していない州ではプレロールや喫煙可能な花によく使われています。
Cherry WineのCBDレベルは、19%から21%の範囲であり、THCは低く1%未満です。Cherry Wineには心を落ち着かせる効果があり、リラックスやストレス解消に最適です。
Ringo’s Gift
Ringo’s Giftは、AC/DCとHarle-Tsuの交配種であり、両親株もCBD含有量の高い大麻です。Ringo’s Giftは、大麻の活動家でCBDの治療目的での使用を早くから提唱したLawrence Ringoにちなんで名付けられました。この品種は、CBD含有量が非常に高く、最高で20%以上もあります。
また、THCのレベルは低く、通常1%程度です。Ringo’s Giftは、リラックスでき、土の香りと風味があります。
AC/DC

AC/DCは、スペインでResin Seedsにより育種されたCannatonic (約50% sativa及び50% indica) の子株です。AC/DCも高CBD大麻の一種であり、平均でCBD16~24%となっています。また、THCは低く、2~6%であるため、疼痛および不安の治療によく用いられています。
日中に使用するには最適です。主なテルペンには、ピネンとカリオフィレンがあり、松を多く含むクリーンな香りがします。
Harlequin

通常のHarlequinのCBD/THC比は約5:2であり、CBDが主要なカンナビノイドです。この大麻は、中量のTHC (約4~7%) とともに約8~16%の高CBDが含まれています。鎮痛、炎症、不安などの治療に用いられます。

まとめ
いかがでしたでしょうか。高CBDの大麻は、ハイになる事なくカンナビノイドのメリットが得られます。ヘンプはほとんどの国と地域で合法であるため、高CBDヘンプで巻かれたジョイントは、まだ嗜好用大麻が合法化していない地域では嗜好目的で使用されています。また、禁煙のために高CBD大麻を使う人もいます。THCの効果に慎重な初心者でも、高いCBD大麻なら安心して楽しめる事でしょう。
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