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薬物や大麻の検査はどのように行われるのか?

薬物や大麻の検査はどのように行われるの?陽性反応が出たら即逮捕されるって本当?

本記事ではそんな疑問を解説します。近年、芸能人の薬物関連での逮捕や大麻使用者の増加の影響もあり、企業が従業員管理の一環として従業員に薬物検査を実施することも増えてきました。

その中でも、人の命を預かるような業界では、薬物やアルコールでの重大事故を防止するために、薬物検査や飲酒検査は必要不可欠になっています。

それは顧客や地域の安全確保や、自社の社会的信頼の確保・維持にもつながります。民間で薬物検査を受託している機関や、簡易の薬物検査キットなどもあり、検査は簡単です。

薬物検査で検出可能な薬物には主に次の6種があります。

  • 大麻
  • 覚醒剤
  • 合成麻薬
  • アヘン系麻薬
  • 医療麻薬
  • 睡眠薬・向精神薬

今回はその中でも大麻にフォーカスを当て「検査の方法」「体内の残留時間」「陽性反応が出た場合」などの薬物検査について本記事で詳しく解説していきたいと思います。

大麻の検査はどのように行われるのか?

まずは大麻の検査がどのように行われているのか、その方法を簡単に説明したいと思います。

薬物検査は専門捜査機関または病院で行われる

通常の健康診断では体内にある大麻成分を検知することはできません。そのため、薬物検査キットを使います。薬物検査は病院や専門機関で行う場合がほとんどです。

病院には急性薬物中毒の疑いがある患者が運ばれてくることがあるため、薬物検査キットが常備されています。捜査機関や入国管理での迅速検査などにも薬物検査キットは大いに役立っています。

専門捜査機関に直接検査を依頼する場合は、尿などの検体を郵送し検査することが可能です。

大麻検査の対象になる成分はテトラヒドロカンナビノール

薬物検査の対象である大麻成分は「テトラヒドロカンナビノール(THC)」です。

テトラヒドロカンナビノールは大麻の主な成分の一つであり、全身に存在するカンナビノイド受容体と結合することで「多幸感」を覚えるなどの薬理学的作用を持っており、麻薬及び向精神薬取締法で禁止されている違法成分です。

これがいわゆる「ハイになる」と言われている成分になります。ハイになると言われているテトラヒドロカンナビノールとは別に、近年注目されているのが大麻の合法成分である「カンナビジオール(CBD)」です。

もちろんCBDは薬物検査の対象外なので、CBD関連製品であれば安心して使用することができます。

検体は唾液、尿、髪、食品の4

薬物検査は一般的に尿検査を行うのが基本ですが、尿検査以外にも唾液や髪の毛、食品などからも大麻の違法成分であるテトラヒドロカンナビノールを検出することが可能です。

最近では、アルコールと同様に呼吸検知器も開発されているようです。検体の必要量は検査機関によって異なり、尿に関して言えば8mlのところもあれば、100mlの尿が必須のところもあり様々です。

大麻の体内残留時間は数年間

薬物を体内から出すことを「クスリを抜く」なんて言ったりしますが、果てして大麻を摂取してからどれくらい経てば、薬物検査で陽性反応が出なくなるのでしょうか?

「1年前、旅行で大麻合法国のカナダに行った際に大麻を吸ったけど陽性反応でるのかな?」

なんて不安な方もいると思います。そこでここからは大麻の体内残留期間について詳しく見ていきましょう。

唾液は摂取後3日間、尿は摂取後5日間体内に残る

大麻を喫煙すると口の内面がTHCを吸収し、唾液にTHCが残ります。唾液を検査する場合、大麻摂取後3日以内であれば検査で大麻成分を検知することが可能です。

唾液検査なので、トイレに行ったり、尿を扱うことが無いため誰でも簡単に場所や時間に関係なく検査をすることが可能です。尿は摂取後5日以内であれば検出可能です。

吸収されて体内に入ったTHCの内、80-90%は5日以内に体外に排出されます。20%は尿中へ、65%は便中へ排出されます。薬物検査では排出された尿に含まれる大麻の代謝物を検出するのです。

髪の毛の場合は摂取後数年間残ることも

髪の毛は体内の薬物履歴を長期間記録する記憶媒体のようなもので、摂取後4カ月~数年間は薬物検査で検出可能になります。髪の毛の成長と同時に血液中の大麻成分も髪の毛に取り込まれて行きます。

そのため、髪の毛からの薬物検査は、髪の毛は薬物の使用を時系列的に記録したり、薬物使用のパターンおよび量を推定できるため薬物使用の詳細な分析が可能です。

薬物の使用は新生児に影響を及ぼすので、胎児の妊娠中に残留薬物がないかを知るために毛髪検査が利用されることがあります。

尿検査を失敗させることはできる?

尿検査を失敗させるために考えられる方法には、大量に水を飲んで尿を薄める方法や、尿を偽造する方法などがありますが、実際に、尿検査前に大量の水を飲むと、THCレベルが低下し、検査結果が陰性になる可能性があるといくつかの研究で明らかになっています。

しかし近年、尿検査の精度は非常に高くなっており、尿検査前に大量の水を飲んだとしても、体内の麻薬成分を検知することができます。

尿の成分分析に使われる技術には「ガスクロマト質量分析計」「高速液体クロマトグラフ」「核磁気共鳴分光法」の3種類があり、これらの技術を併用するとナノグラムの大麻成分でも検出可能です。

また、尿中に不純物を追加して偽造したり偽の尿を提出する方法も、ほとんどの薬物検査会社では、偽造された検体を特定する予防措置を持っているためすぐにバレます。

薬物検査で不正することはほぼ不可能なので、陰性反応を出すには単純に大麻を摂取しないことです。

薬物の検査で陽性反応が出たら通報される?

薬物検査でもっとも気になるのが「陽性反応」がでてしまった時です。ネット上には、「もし陽性反応が出たら絶対に通報されて捕まる」などの意見も見られますが、通報されるケースとされないケースがあります。

検査機関が自主的に通報することはない

麻薬及び向精神薬取締法(第58条2項」では「医師が麻薬中毒者と診断した場合は都道府県知事へ届け出る義務」が規定されています。

しかしここで、警察への通報義務ではないことに着目してください。本法の対象物の中には医療目的で処方される物もあること、届け出対象者は「中毒者」であること、届け出先とは具体的には各都道府県の「薬務担当課」であることから、つまりこの法の目的は麻薬中毒者(依存症者)の医療的保護にあります。

そのため、薬物検査を検査機関に委託して、大麻成分の陽性反応が出ても、委託先の検査機関が自主的に警察に通報するなど外部に情報提供を行うことはありません。

ただし、令状を以って警察や捜査機関からの要請があった場合は、委託者に確認のうえ警察に情報提供を行います。

民間企業で実施する薬物検査では通報義務はない

民間企業で実施する薬物検査で陽性結果の者が出ても、雇用主である民間企業に通報する義務はありません。

しかし、従業員が大麻を使用していると分かった場合、警察に通報したり就業規則に従い懲戒処分になるケースも十分にあります。

病院での薬物検査では通報される可能性がある

大麻の摂取が原因で、救急病棟に運ばれた際に薬物検査によって陽性反応が出た場合、警察に通報するかしないかの判断は医療関係者の考えによって異なります。

「通報せずに専門機関を勧める」という考えの医療関係者もいれば、「即通報する」という考えの医療関係者もいます。

特に、薬物中毒者の治療が他の先進国に比べて発展していない日本では「薬物依存=病気」ではなく「薬物依存=犯罪」と考える医療関係者も多く、結果的にその認識が薬物中毒者の症状の悪化に繋がっているという意見もあります。

まとめ

薬物検査の技術が向上していることにより、現在の薬物検査を用いれば、被験者が大麻を使用したことは丸わかりになります。不正をすることはほぼ不可能ですし、体内から大麻を抜けば問題ないと思っていても髪の毛には数年間大麻成分が蓄積します。

薬物検査で大麻の陽性が出ても、民間企業や病院が警察や捜査機関に通報する義務はありませんが、通報される可能性がないわけではありません。日本国内での大麻および薬物の乱用は絶対にやめましょう。

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K

マリファナJP代表のKです。 日本経済に新しいマーケットを誕生させると共に、日本人に大麻の素晴らしさを伝え、1人でも多くの日本人に大麻に対する正しい理解をしてもらえる様に現在活動しております。

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