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CBDオイル

日本でも合法なCBDオイルの薬理作用について調べてみた。効果と安全性は?

CBD(カンナビジオール)は、大麻から抽出される成分で、オイルやクリームなどに使われています。CBDには精神活性作用がなく、CBDを摂取してもハイになることはありません。現在は、この主張が通説ですが、実際に本当なのでしょうか?

実はCBDには精神活性作用があり、摂取した人はそれを感じていないだけかもしれません。

・本当にCBDでハイになることはないのか?

・摂取量が少ないだけで、大量にCBDを摂取すればハイになるのでは?

もしかしたら、そんな疑問を抱く人もいるかもしれません。そこで、今回はCBDがハイになるのかどうかを調べていこうと思います。

CBD製品は純度が曖昧

CBD製品は、世界中で使われており、大麻が違法な日本でも多くの人が愛用しています。しかし、CBD製品に含まれるCBDは、FDAなどの規制を受ける対象ではないので、品質管理基準などが明確に定められているわけではありません。そのため、「CBD300mg」とボトル表面に書かれている濃度も必ずしも正確とはいえないのです。

また、たまにTHCが混じっているCBD製品もあるため、使用した時に高揚感や酩酊感などの向精神作用を感じることもあるようです。CBD製品では、CBDに精神活性作用があるかどうかはわかりません。

CBDがTHCに変化することがある

テトラヒドロカンナビノール以前行われた研究では、CBDが酸によってTHCに変換することがわかっています。その実験では、胃液を模した人工酸の中にCBDを入れるとCBD総量の4%がTHCに変換しました。つまり、経口摂取したCBDが胃に到達すると、胃液の影響からCBDがTHCに変換する可能性があるということです。

しかし、今回の実験では生物を用いずに実験装置で反応させたので、生体内でCBDがTHCに変換するかどうかは分かっていません。

CBDはアナンダミド活性を増加させる

アナンダミドという物質を知っているでしょうか?アナンダミドとは、神経伝達物質あるいは脂質メディエータ―の一種で、内因性のカンナビノイド受容体リガンドとして最初に発見された物質です。脳に多く存在し、快感などに関係する脳内麻薬物質の1つです。Digamma Consultingの有機化学者兼CEOであるMarco Troianiは、以下の様に述べています。

「CBDはアナンダミド活性を増加させる働きがあるため、CBDでハイになるとすればこの効果が考えられます。

CBDが体内に入ると、我々の身体が元々持っているアナンダミドを代謝する酵素である脂肪酸アミド加水分解酵素(FAAH)の働きを阻害。阻害することによって、アナンダミドが脳内に蓄積していき、ハイになったように感じる可能性があります。しかし、これはあくまで仮説であるため、この仮説を裏付けるようなデータは存在しません。

CBDはドーパミンを上昇させる


ドーパミン

画像:psychology-japan

Wesparklabsの創設者であり、主任化学者であるKarl Youngはさらに進展させた仮説を提唱しました。CBDはアナンダミドの分解を防ぐだけでなく、ドーパミン・エストロゲン・テストステロン・セロトニンの分解も防ぐというもの。ドーパミンは、中枢神経系に存在する神経伝達物質で、「快感」や「意欲」に関わっています。

エストロゲン・テストステロンはホルモンの一種で、筋肉増大や第二次性徴を促進させる効果があります。セロトニンは、消化管粘膜・血小板・中枢神経系に存在する生理活性アミンの一種です。主に生体リズム・神経分泌・睡眠・体温調節などに関与しています。

覚せい剤などのドラッグを使用して快感があるのは、ドーパミンが関係しています。ドラッグに含まれる成分によって、脳内のドーパミンを大量発生させることが原因なのです。CBDはドーパミンの代謝を阻害するので、脳内にドーパミンが蓄積しハイになったように感じるのかもしれません。

大麻の使用によって神経伝達物質やホルモンに影響を与える可能性がある根拠はいくつかありますが、ホルモンとCBDに関する研究は進んでいないのが現状です。

CBDを大量に摂取すれば、ハイになるのでは?

CBDオイルCBDは間接的に向精神作用があるかもしれません。「じゃあ、大量に摂取すればハイになるのでは?」と考える人もいると思います。しかし、実際はそう上手くいかないようです。

マウスを用いたCBDによる嘔吐抑制実験では、何匹かのマウスを2つのグループに分け薬によって嘔吐を誘発しました。その後1つのグループには少量のCBD、もう1つのグループには大量のCBDを投与。少量のCBDを投与したマウスは嘔吐が抑制されましたが、大量のCBDを投与したマウスは嘔吐が抑制されずに逆に嘔吐の誘発が促進してしまいました。

つまり、大量のCBDを摂取したからといってCBDの効果がその分増加するとはいえないということです。また、今回げっ歯類であるマウスは大脳皮質をほとんど持っていません。そのため、マウスに大量にCBDを投与しても向精神作用があるかどうかは判断つかないのです。

まとめ

CBDには間接的に精神活性を高める可能性は示唆されましたが、確実にCBDでハイになるかどうかはわかりませんでした。大量のCBDを摂取しても、ハイになるどころか副作用を引き起こしてしまう可能性があります。ハイになりたいからといって、CBDを大量に摂取することはやめてくださいね。

参考サイト

merryjane

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ゆう
マリファナJPライターのユウです。 日本人には馴染みがない大麻についてのニュースや雑学を言葉で伝えることに一心不乱に取り組んでいます。 「大麻=悪」という考え方をなくし、より良い生活のために大麻を利用する世の中になることが夢です。
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